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今までの英国一家シリーズはすべて、「食」に関する内容だったが、今回はインドで体験したこと、それに伴う内面の変化についてになる。
まず、なぜインドに行くようなったか、それは、食欲とアルコール欲を著者が制御できず、妻からデトックスのためにインド行きを提案されたから。
インドに到着してから、観光したり食事したりもするが、マイソールに落ち着いてヨガをアシュラムで学ぶうちに心と体が変わってくる。もともと、著者はスピリチュアルが大嫌い、でも、瞑想やヨガを通しての自分自身の変化には気がついていて、師匠と議論を交わしたりもする。
そして、インドに対する感謝と帰国してからも自分の生活や環境に対する感謝の念が生まれる。
ヨガを志すものとして、インドから帰ったものとして、同じような変化を感じているので、より共感できた。
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英国一家日本を食べるで知られるマイケルブース一家がインドを旅した。
食べ歩きの要素もあるにはあるが、後半はヨガの修行にあけくれる。
というのもアルコールや美食などの快楽を求めない生活を知るための氏の妻による計略だったのだ。
半ば 強制的にヨガ修行を始める著者だが
だんだん ヨガの効用に気づく。
そして紆余曲折はあるものの、アルコールなしでも
生活でき、体重も落ちていく。
イギリスに帰っても その生活は維持できているようで
インド文化の深い体験談となっている。
危機一髪というタイトルは 内容とかけ離れているなぁ。
ヨガしないと負け そんな気になった。
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ヨガでアルコール依存症をなんとかできた、という話なんだけれど。筆力で読ませるのは確か。でもねえ。何かちょっと辛い。
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前半は楽しい食べ歩き、後半はヨガを通じて身体の浄化を図るという体験記。作者は元々はカソリックで教会にも通っていたが、時間をかける意味が見出だせなくて遠退いてしまい、無神論者というスタイルでいた。妻にアル中を指摘され、気が向かないままヨガと向き合わざるをえなくなった。頑なな気持ちが素直に教義を理解するのは難しいが、肉体的には変化が起き、意識の向上に役立ったよう。紀行文としては子供達の素直で無邪気な様子、奥さんの人間としてのレベルの高さに癒された。本人は奥さんの正しさについ反発したくなるのかな。
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前半でちょっとだけ食べ物の話があって、後半はヨガです。 心身ともに気合が入らない作者がインドでヨガをしてちょっと健康になる感じ。