紙の本
全身全霊で挑む
2016/08/21 08:09
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投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回は少年の依頼を果たすために、莉子ちゃんが動き回ります。
事件解決のためには自分ができることすべてで挑む。
そのために今巻ではお店を閉店する決断までしてしまいます。
そんな一生懸命で献身的な姿に脱帽です。
紙の本
莉子と本
2015/08/24 18:46
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投稿者:MR北海道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
意外な人間関係から始まる今作。
ビブリア古書堂の事件手帳と少しかぶる部分もあるが、松岡圭祐さんなりの切り口が何とも面白い。
ただ、非情なラストに胸打たれた。
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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
結構しんどい結末でした。
なんで子供がいないって頑なに言うのかも私は読み取れないし、結局監禁してたわけでもなかったと、犯罪はしてたけどそうせざるおえなかったみたいな感じもあって…
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映画化ってなんだ…。検索してみたら一応引っかかったものの、詳細は分からず。
http://www.matsuokakeisuke.jp/menu/q/news.htm
アニメなのか、実写なのか。そして時のネタが多いだけにどんな話にするのやら…。
実績、あるんじゃないの?と首かしげつつ。そんな簡単にお店たたんじゃうのー、とおののきつつ。ホームズ題材というだけでわくわくするなぁ。古書のお話はもっと読みたかった。毎作、面白いのだけど、もっと読みたくて、その一方で早く出してくれるのはうれしくて。悩ましい。
毎作二人をからませるのであれば、個別のシリーズにしなくてもいいのになぁ。
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相変わらずのリーダビリティで、あっという間に読み終わる。推理劇というタイトルに前の巻から変わったが、推理といわれるとトリックがあるわけでもなく、余りに強引に謎を謎として、本来、知りえる知識ではない知識をベースに謎ときを主人公がするという展開は、同じく相変わらずで、読者が謎ときを共に楽しむ推理小説ではない。会えるわけも無い学生時代の先輩の子供に邂逅し、分かりえる訳も無く、子供であることに気づき、虐待から救おうとして奔走した挙句、最後はほったらかしというのも無理が多いのではと思われる。こういうあらが多いのは、いつものことで、では読むのはやめたら良いといわれても、何故か又、読んでしまうという、読ませ方の上手さは本当に一級品である。
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なんか最近ちょっとマンネリ化してた気もしたけど、前作より面白かった気がした。
要所要所に登場してた絢奈も、実際には、添乗員αの2巻の本編とうまいことリンクしているんだろうか?
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推理劇シリーズ第二弾。
万能鑑定士Q凜田莉子、今度はオークションのスペシャリストに挑戦。
事件発端までの掴みはすらすら読めた。ただ、その分の事件解決に至るまでのプロセスが粗い気がした。
とはいえ、古書、特に贋作がキーにしつつ、莉子の高校時代の先輩漢那に絡めていく展開は面白かった。贋作だから事件簿のⅫ巻で名前の出たコピア関係するかと思ったら、出てこなかった。
ただ、漢那はやっぱり被害者であってほしかった。
あと、今回小笠原の見せ場が最後におまけ程度にしかなかった。
そろそろ二人の仲に進展があっても、いいような。
事件簿シリーズとの違いがちょっとわかりにくい。
推理劇シリーズはラテラルシンキングを用いる特等添乗員α浅倉絢菜が登場して、ちょっと解決につながるのが差異なのかな。
このシリーズ全体に言えることだが、人物の心情描写が弱い。
発刊のスペース落ちてもよいので、もうちょっと心情を掘り下げてほしい。
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五つ星でもよかったんだが、妙に登場人物すべてがイイヒト過ぎる気がしたので(犯人側は別にして)・・・まあ、読んでておもしろいよね。「ためになる」とか言われてるけど、普通に読み物としておもしろいと思う。ちょっとサクサク読め過ぎるので、1日で完読するという点がもったいないと言えばもったいない。
難を言えば、この表紙の絵がなあ・・・描いてる人には悪いけど趣味じゃないんだよね・・・
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最初莉子がオークションハウスで馬鹿にされるところはかなり笑え多野に、その後莉子の過去の思い出にまつわる涙の展開が‥
ミステリーである事を度外視しても切ないストーリーとして読める。別シリーズの特等添乗員αの朝倉絢奈も登場するし、まだ明日発売予定のゲームソフトが実名で出てくるし、相変わらず2ヶ月に1回のペースで小ネタを仕込みまくって読んでて楽しめた。
ただ、今回は特に最後の解決編のところはかなりはしょっている感じがしたが、話のテンポがいつも良く今回も280頁を1日で完読してしまいました。
ところで帯にあった「映画化」って何だろう‥
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今回は古書関連の事件です。ある理由から莉子は「万能鑑定士Q」のお店を閉店し、オークションハウスのスペシャリストとなって古書の謎に迫ります。。。古本屋で培った莉子の知識も豊富ですごい!ますます本に興味が湧きました!特等添乗員αの絢奈も助っ人で登場し、莉子との友情も深まっていくところがまた良かったです。人間の優しさと悲しさが交錯する展開に胸が詰まる思いになりながらも、寂しさを爽やかな風がさらって昇華させてくれるような清々しさをもって読み終えられました。最後は少し救いが足りないような気もしましたが、それもまた人生であり、もしかしたらいずれまた登場してくる人物もいるのかなと思いました。
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ちょっと今までよりもミステリー味が少なかったかな。
伏線回収も若干急すぎる気がする。
ストーリー的なのがQで、短編的なのがαって感じなのかなぁ
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作品にこれ以上の心理描写など要らない。ライトで読みやすく面白くテンポが速いのに、東野圭吾にする必要などない。軽くなり過ぎない軽さこそが魅力なのに、アニメ画が表紙の本を読んでそんなもの求めるほうが違っている。むしろこれだけ簡潔な文体で、キャラを生き生きと描くほうが、一見ごちゃごちゃとした鬱屈とした心情などの描写よりずっと難しいと思う。今回のストーリーは独自性もあり、謎とキャラとストーリーのバランスが取れていて面白かった。何より2か月に1巻発行してこの水準を保てるのは凄いと思う。今回は莉子の情動変化に重きが置いてあるが、実際内面の描写はこれぐらいでよい。面白かった。
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まぁ、惰性で読んでるシリーズ出しこんなもんかな。
二時間で読める手軽さとエンタメとしてならちょうどいい。
二ヶ月に一度の息抜きにはぴったり。
もっと長編も書いてほしいな。
シュタゲが出てきたのは、同じ角川だからか。
いっそのことこっちもアニメ化すればいい。
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シャーロックホームズシリーズの未発表原稿の発見されたのと同じころ、莉子のもとには『不思議の国のアリス』の史上初の和訳本が持ち込まれる。二冊の古書の謎をめぐるシリーズ通算14作目。
オークションのあれこれや、古書に関するうんちくの数々が読んでいて興味深く楽しい一冊でした。
伏線の張り方や犯人の目的も松岡さんらしく意外なものをいろいろ仕掛けてくれています。ただメインのトリックは少し粗くややこしかったかな、という印象があります。
莉子が珍しく強引な策をとったり、暗い気持ちになる状況が多めに描かれていて今までのシリーズ作とはまた違った雰囲気を感じることが多かったです。読後感も少しさびしさの残るものでした。
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何かちょっと残念。
具体的に何がってわけでもないんだけど、わざわざαとQを別物にしておく必要は無いんじゃないかと思える展開。
αはα、QはQで独立したストーリーの方がいい気がする。
そういう点で、今作はイマイチだったかな。謎解きなんかは今まで通りだったかなぁ。