紙の本
元お笑い下人の藤崎翔氏が贈る笑って泣けるユーモア・ミステリーです!
2020/09/08 09:55
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『神様の裏の顔』、『私情対談』、『おしい刑事』、『恋するおしい刑事』などの話題作を次々に発表されている元お笑い芸人で、小説家の藤崎翔氏の作品です。同書は、ベテラン刑事・羽田隆信は後輩の鈴木慎平と殺人事件の捜査中、犯人に撃たれ殉職したはずでした。しかし、目がさめると、なんと鈴木家の赤ちゃんに生まれ変わっていたのです。最高にカワイイ赤ちゃんの身体と、切れ味鋭いおっさんの推理力で、彼は周囲で巻き起こる難事件に挑んでいきます。笑って泣ける衝撃のユーモア・ミステリーがここに開幕します。
紙の本
続編できそう。
2016/09/04 15:00
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投稿者:Ai - この投稿者のレビュー一覧を見る
うまく書けないと続編にありがちな失敗作になってしまうかもしれないけど・・。すごく面白かったので、ぜひ書いてほしいです。
同じ作者の他の本も読んでみようと思いました。
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謎解きがおっさん刑事の過去事例なので一般人の私には、そ、そうですかと言う感じ。
ただ、赤ちゃんなりにがんばる刑事がかわいらしい。
次は犬かぁ、、
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タイトル買い。
殉職という言葉が放つ哀しさはほぼなくて、
中身がおっさん赤ちゃんの言動に癒されながら、
アッという間にテンポ良く読了。
こういうテイストもあるんだな~、と
中公文庫のイメージが変わった。
たまにはこんな警察小説もいいね!
実写化熱望!
続編『こんにちは警察犬ちゃん』の実現も切望!
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犯人逮捕を目前にして殉職してしまったおっさん刑事が、ちょうどその時産まれたばかりの部下の子供になってしまう、というユーモアミステリ。意識はそのままだけれどなんせ産まれたてなので何もできない、というもどかしさ。そして赤ちゃんの視点からさまざまなものを見るユーモラスさ。それらを絡めた上での、大真面目なミステリの数々。軽い読み心地ながら、読みごたえはばっちりです。
笑いあり涙あり、そして驚きあり。ラストでは感涙なのだけれど。それ以上にあの事実が……うわあ、たしかにあのセリフ変だと思ったんだけど。それが伏線だったのかー!!!
とまあ、ミステリとしても満足しつつ、感動の涙で終わるはずだったのですが。なんとその後にまだとんでもない展開がっ。いやいやいや、この続編は読みたいです! とっても読みたいです! 作者さん、頑張ってください!
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殺人事件の捜査中に犯人に撃たれて殉職した刑事が、何と後輩刑事の赤ちゃんとして生まれ変わってしまった!!
所謂、「見た目は可愛い赤ちゃん、頭脳は敏腕オッサン刑事」の主人公。可愛い赤ちゃんとして振る舞おうと至極真面目に奮闘しているオッサンが何とも可愛い。事件そのものはちょっとチープだったり、若干上滑りしているような文章も途中ないではなかったが、終始和やかに、面白く読めた。不覚にも最後は泣きそうになっちゃったり。やっぱり母は強し、だね、、、。
最後の最後は笑った。続き、結構楽しみかも。
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「神様の裏の顔」の著者の作品。
やはり発想もノリも良い楽しい作品。
自由な発想とストーリー展開に身を任せて読んだ。
けれど時々胸に去来するのは「楽しい」「面白い」ということだけで本を選んで良いものなのだろうか、という思い。
子供の頃の「課題図書」にように、読みたいわけでもないのに読まされる本から生まれる出会いも必要なのではないかと感じることがある。
面白い、楽しいだけで選んでいくと読書の幅が広がらないんだろうから。
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謎解きの説明がクドいのを除けば、プロットも描写も楽しい。荒唐無稽なのに受け入れやすい。マンガっぽいのかな
こんにちはワンちゃん、ぜひ読みたい
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殉職した刑事の魂が部下の赤ちゃんとして生まれ変わる、という突拍子もない話だったが、普通に面白かった。
藤崎翔は前2作も面白かったし読み易い。
次は「おしい刑事」を読む予定!
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【収録作品】おっさんの章/ねんねの章/寝返りの章/はいはいの章/あんよの章/お別れの章
設定も事件の展開も既視感があるが、赤ちゃん連れの母親や保育士について、主人公が世の中の理不尽を嘆くくだりにはにやりとさせられる。
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とにかく面白かった!
本格的なミステリーが好きな人には物足りない内容かもしれないけど、どの事件もビックリさせられながらも。なるほどねーと思える結末で、読んでて楽しかったです。
最後はジーンとさせられて、読み終わった後、ほっこりしました。
赤ちゃん口調の推理はかわいかったなー
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面白い設定であっという間に読み終えました。
生まれ変わりの赤ちゃんが難事件を解決していく経過は面白かったし、様々な伏線がつながっていくのはさすがだと思います。次の警察犬も読みたい!
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ベテラン刑事・羽田隆信は後輩の鈴木慎平と殺人事件の捜査中、犯人に撃たれ殉職したーはずだった。目がさめると、なんと鈴木家の赤ちゃんに生まれ変わっていた!?最高にカワイイ赤ちゃんの身体と、切れ味鋭いおっさんの推理力で、彼は周囲で巻き起こる難事件に挑む!
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2カ月半前に字幕版と吹替版の両方を観た映画『ボス・ベイビー』を思い出させる表紙と内容です。
ベテラン刑事・羽田が殉職。まさにその瞬間にこの世に生を受けたのが、後輩刑事・鈴木の息子・玲音。羽田は1年の期限付きで玲音の体を借りる契約をする。
初読みの著者は、若いのにオッサン臭漂っているのか、序盤は親父ギャグを聞かされているようであまり笑えない。中盤に差しかかり、羽田と衝撃の事実を知った鈴木が妻の目を盗んでこっそり会話する辺りはめちゃくちゃ可笑しい。見た目は父親と可愛い赤ちゃん。なのに実はオッサン同士とは。上司らしく話してみても、体は赤ちゃんだから上手くしゃべれず、「ひょの通りだ」とか(笑)。終盤は「アンタは木下半太か」な展開に。うーん、もうちょい半太とちがう路線で終着してほしかったけれど、もし映像化されたら泣きますね、これは。
いないいないばあは止めどきがむずかしいと思っている人。もしかしたら赤ちゃんから「もう飽きてるのに喜んでるふりするの、めんどっちいから。ええかげん止めて」と思われているかも。(^^;
映画『ボス・ベイビー』の感想はこちら→https://blog.goo.ne.jp/minoes3128/e/f38e7970fc0c8aa5aba856efa733dfe0
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五十歳のベテラン刑事が殉職する一つの事件からの、未練を晴らす為一年契約で部下の赤ちゃんに生まれ変わり、部下夫婦や周囲とドタバタと過ごし解決に導く五つの事件。コミカルな軽快さが楽しく、中身はおっさん、だけれど玲音(レノン)の生態が問答無用に可愛くて癒される。柔らかくて自然体で微笑ましい作風。和んだ。