紙の本
面白いが展開がゆっくりすぎ?
2016/05/01 08:30
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
みなもと先生のライフワークなので言っても詮無いことだが、このスピードで明治にたどり着けるのだろうか?複雑な幕末のテロルの流れもわかりやすいし、坂下門外の変の失敗の要因など改めて勉強させてもらうところも大だったので、これくらいの進度でじっくり書いてもらったほうが良いのかもしれない。あとは長生きしてください。
投稿元:
レビューを見る
今回は坂下門外の変です。いまいちマイナーなこの事件についてよく調べて描かれています。そして、いよいよ西郷が奄美大島から帰ってきます。次が大変に待ち遠しいです。
投稿元:
レビューを見る
清川八郎と言えば西村雅彦、と言う程度に幕末の知識がないけれど、こんな重要というか、幕末がああも血なまぐさいことになってしまった一端、端緒だったんだなぁ。
ようやっと新撰組の声も聞こえてくるかも知れない、と言う段階かもしれないけど、ホント、何処まで描けるんだろう……。
投稿元:
レビューを見る
坂下門外の変で安藤が軽傷を負っただけなのに失脚した理由がこれまでよく分からなかったんだけど、はあ~、背中の傷が問題だったのかあ~・・・。
投稿元:
レビューを見る
幕末大河ギャグ歴史漫画の27巻目(通算57巻目)。
本巻は坂下門外の変を中心にその前後のエピソードや西郷赦免後の薩摩情勢が語られ、いよいよ久光上洛へというところまでです。
女優の杏も大ファンだそうで今回の帯コメントは杏さんでした。
とにかくマニアすらうならせる本作は、今回も登城行列の家来は日雇いだったとか、輪王寺宮家の話などの蘊蓄が相変わらず満載です。
ギャグはちょっとだけ「おそ松さん」に触れられていたのが、さすがはやりのギャグに敏感なみなもとさんです。
投稿元:
レビューを見る
桜田門外の変以降、幕府の権威失墜は火を見るよりも明らかだった。しかし、もちろん権威が失墜しただけでおいそれと政治体制が変わるものではない。ここで「倒幕」への導火線に火を点けたのは清河八郎だった。彼は冒頭で幕吏の無礼打ち事件を起こし、江戸を離れて西国遊説の旅に出る。江戸では過激派攘夷志士が老中安藤信正を襲撃する坂下門外の変が起こり、薩摩では島津久光上洛への賛否両論で藩を挙げて揉めている間に、西国ではいつの間にか久光が「倒幕」のため挙兵し攘夷志士たちがそれに呼応して蹶起することになっていたのである。西郷が聞けば卒倒しそうな話だが、このような気運を一気に作り上げたのがまさに清河八郎その人だった!次巻はついに新選組の登場か?
投稿元:
レビューを見る
これだけ綿密に多くの登場人物の思惑を絡めながら歴史を描いているのに、それでも大まかに端折っているというから恐ろしいw
結果だけみたらバカバカしいようなことでも、それに至るまでには本当に色々な思惑が絡み合っている、そういう政治の難しさがわかる作品であります。