投稿元:
レビューを見る
情報量は炸裂のものの、規模はまだ小さい方な感じです。おまけとして博士の「方舟乗員リスト」が欲しい!あと気になるのはあの小山田さんって一体誰なんだっけ?少なくともあの人じゃないね…
投稿元:
レビューを見る
「キウイγは時計仕掛け」で島田文子が登場したのは、本作の予告だったんだな。それ以前のW大の事件や何かでも彼女は登場しているらしいが、全然覚えてない。単身赴任中の身で、本が手元になく確かめようもない。
香港のトラムの中での殺人事件。森先生の文章に触れる喜び。ちょっとおバカなことを云う女の子がGシリーズぽいのかな。
島田が警察の依頼を受けサーバーへ侵入する第2章が白眉。他の誰かの気配を感じる、追跡されていることを気付く、遠くのサーバーを経由する、鍵を開けるプログラム、コピーロボットを作動させる、別の階層に気付く…。「ニューロマンサー」のようにサイバースペース映像があるわけでもないのに、この臨場感は痺れまくり。
この後は、モデラートの大三楽章。でも、緊張の糸は緩まない。その後のアレヨアレヨの展開は早いのに、驚くよりゆったりさせられる印象。頭が痺れた状態で、色々考えさせられるからだろうか。最後は大満足で本を置いた。
各務アキラって確かアイツだよな。彼女のパートナーはアイツじゃなかったか。金って誰だったんだ。だって手元に本がないんだよ。
読み返したページに小山田のニックネームがジェリイとあり、そうかと思いつつ、判らないことだらけ。
勝手な妄言。
チョと前に読んだ哲学入門に、目で見た物は眼球に映し出され視神経細胞を通し、脳で電気信号として処理され、僕らは物を視ているとあった。
ならば、肌で感じる空気、音、香り、味覚、全てが電気信号として統合され、言語による認識をもって僕の自意識は生きているのだろう。
電気信号を完全に機械に移したら、アミノ酸伝達構造の支配を離れ、人間は生きられるのか。真賀田博士はそう云っているのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
散らばっていたピースが集約されてきた感じがしてワクワクしながら読んだ。
前作からどれぐらいの時間が経過していることになるんだろう?
この人はどの作品の人だったっけ?
もしかしてこの人はあの人?
と、古い記憶を引っ張り出しながら読んだけどどうにも複雑すぎて整理しきれない。
最初のシリーズから読み返したくなるほど。
最後の数ページで度肝を抜かれる仕掛けは、さすが森先生といった感じ。
これからの展開が非常に楽しみ!
投稿元:
レビューを見る
久々に森さん読みました♪Gシリーズ後期3部作。、、なんですがいきなりシリーズの過去作品飛ばして読んじゃいました♪懐かしいお名前も登場して(S&Mシリーズの)一気読みでした。遡って過去シリーズも少しずつ読んで行きたいです。森さんの独特の世界観にどっぷり浸って読めて楽しかったです。でも・・・最後は悲しく寂しい。
投稿元:
レビューを見る
新作が出る度に既刊を読み返したくなるのが森作品。人物相関図や年表が欲しい。サイバー関係は意味がわからないけどスリルがあった。いつか森さんの「当たり前」に時代が追い付くのだろうか。
投稿元:
レビューを見る
島田文子の物語。四季現役の頃からずっとあとの話だと最終的に判明する。各務さん、海月くんも出てくるが、誰がどうだったか記憶が曖昧で残念。やはり四季が出てくる物語は面白い。
投稿元:
レビューを見る
真賀田四季ワールドの相関図が把握できてなくて、もやもやっとしたところはあったが、憶えてる範囲でもニヤリというかナヌっと思わせるし、単体としても楽しめた。これからどんどん繋がるのかな。過去作読み返してみるかなーとちょっと思った。そのうち。
投稿元:
レビューを見る
Gシリーズ10作目。真賀田研究所にいた島田文子(20年前に出版されて、最近ドラマやアニメになった「すべてがFになる」に出てきます)を主人公として物語が展開。
もうね、S&MシリーズとVシリーズを読み直さないと、いろいろ忘れすぎてる。すべてのシリーズをつなぐ1冊となる模様。もはや1冊単位でのミステリはどうでもいい気がする(笑)。
しかし、これ全部回収できるのかな、ほんとにおそろしいな。
投稿元:
レビューを見る
真賀田四季を取り巻く人間たちのシリーズ。Xではなく、ギリシャ文字のх(カイ)そして、エラリー・クインの『Xの悲劇』をも意識した内容。森先生のシリーズはいつからか一見さんお断りみたいになってきている。(それがまた、選民意識をくすぐる)
Fから始まる歴史年表を手繰り寄せ遡りしつつ、連綿と繋がり続けている人間たちの観察をまたしたくなる。
それにしても、四季は不死身だ!
投稿元:
レビューを見る
久々に現代(?)の四季様絡みのお話
ちょっと世相を汲みすぎな感はありましたが
それはそれで共感もあり楽しめましたよ
アニメ版にシンクロする感じでしたね
投稿元:
レビューを見る
タイトルは「カイのひげき」だが、当然クイーンの『Xの悲劇』のオマージュになっている。
他のシリーズの要素が強く入ってくるが、読み終える頃に、そういえばGシリーズだったと思い出した。
これまで脳内で描いていた図を修正した。
投稿元:
レビューを見る
面白かった。
事件とかじゃなく、他のシリーズとのつながりが見え始めたとこがね。
海月くん!!!
正確な相関図や年表がほしい。
投稿元:
レビューを見る
新シリーズの開始です。
ついに来たかという感じ。
森博嗣の作品は一見さんお断りの様相を呈していますね。
まあ、単独でも楽しめますけど。
サーバーの中に入っていく様子は、すごいリアリティです。
そして結末は・・・。
ついにシリーズがつながります。
次回作が待ち遠しいです。
投稿元:
レビューを見る
天才の頭の中を覗くことができる、それが森博嗣作品の醍醐味。この人があの人で、あの事件の真相はこれで…とかぼんやり思い当たることはあるけれどそこじゃなく。
この話のスピード感、好きです。
投稿元:
レビューを見る
島田文子視点で物語が進み、このGシリーズは学生たちの話じゃなかったのか?とずっと疑問に思いながら読んでいました。島田は金から小山田と各務の息子カイを探していて知らないか?と尋ねられた処から状況が動いていく。その中で翻弄されていくが……
そしてカイの正体に驚きです。現在の名前は海月……海月と言えば海月及助のことだろう……私は彼を真賀田四季の息子?と思っていたがまさか各務の息子とは……保呂草と繋がりが有るのかも気になるところです。