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【『ちょっと今から仕事やめてくる』著者による、読んだ後は元気になれる人生応援ストーリー第2弾】
「なーんの面白味もない人生やったなあ」――病床にある祖父の言葉が頭から離れないコンビニ店員の修司・26歳は、ある日、借りのある同僚から『ヒーローはキミだ!』という胡散臭い求人広告のアルバイトを持ちかけられた。しぶしぶ指定された場所へ向かうとあったのは、今にも崩れ落ちそうな雑居ビル。そこの会社にいたのは、初老の紳士、ホストのようなチャラ男、そしてよくわからない話をする恰幅の良い社長。いきなり任された仕事は、今をときめく人気漫画家の“お守り”?
読んだ後はきっと元気になれる、著者会心の人生応援ストーリー第2弾!
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えっ、そんな会社があるのか!?
ま、そんなことはどうでも良い。
筋を通して誰かを応援すること、それに応える誰かがいて、その誰かが、多くの人の支えになること。
これは素晴らしい循環であると思う。
実は、世の中そのように回っているが、所々ぎくしゃくしている。
でも、この小説の中では、誰かを応援、支え特殊な仕事として成り立っている。なんか、面白いスパイのような感じ。
仕事って、そんなモノかもしれない。というか、そうあるべきなのかもしれない。
著者の出身地が、私の出身地と同じことを、前作の時は気にしなかったのですが、今作で気づくことが出来ました。何か、親近感わくなあ。
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前作でデビュー作の「ちょっと今から仕事やめてくる」が40万部突破の大ヒットとなった北川恵海さんの2作目は、世間で注目を浴びる売れっ子漫画家や人気上優を裏から支えるヒーローズ(株)の働く人たちにスポットライトを当てた作品です。
前作では、ブラックな職場から脱出するというテーマで書かれており、今作では無色透明で平凡な人が少しずつ変化していくストーリーです。
前作同様にお仕事小説であり、前作と同様に多くの人が共感出来る要素がある作品となっています。
最後のあとがきを読めばわかりますが、大ヒットした後の作品ということで2作目を作る上でかなり悩まれたようです。そうした新人作家の心も感じ取れる作品で、前作の「ちょっと今から仕事やめてくる」とセットでこの『ヒーローズ(株)!!!』は読んでいただきたいです。
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前作の、
「ちょっと今から仕事やめてくる」からのご縁で、
新刊が出てたんでGET!
なにしろ、
うちは、
適当で大袈裟で我儘で無責任なファンなんで!
って、
ヒーローズ?
ヒーローアカデミアしかり、
ヒーローが流行ってるのか?!
と、
思いつつ読んでみたら・・・。
つか、
ヒーローの定義とは?!
まぁ、
修司君のそれ、
トラウマになるはな。
仕事だけではなくバスもかい?!
と、
現在はコンビニ店員やってる修司君は、
と、
あるきっかけでヒーロー(?)のバイトをする!
尾田栄一郎さんではなく、
東條先生のお守りのお仕事な!
でも、
そこで結果を出したんでしょうね。
ゆえに、
ヒーローズに就職できました。
で、
綾瀬はるかじゃなくて、
多咲真生と関わる仕事なんかもしちゃってうらやましいわな!
サブキャラ?
ミヤビに道野辺さんが良い味だしてる!
つか、
ミヤビさんの年齢が凄いな!
つか、
一瞬、
ミヤビさんが主人公かと思いましたよ。
道野辺さんの前職が凄い!
執事じゃなかった!
セバスチャンじゃないのかと思いましたが、
反対でしたね。
宇井さんに通じるものを感じた笑
修司君、
最後の方でおじいちゃんと向かい合うのですが、
おじいいちゃん、
できるな!
つか、
こういう人になりたいわ!
最初は、
かなり残念な人かと思っていましたが、
残念なのは修司君な!
お仕事小説というより、
最後は、
人情ものか?!
つか、
金髪ツンツンとも、
最後の方で再会するのですが、
やっぱり、「
なんでも話してみないとわかりませんよね。
コミュニケーション大事!
あなたにとってのヒーローって?
あなたはヒーローになれてる?
あえて言うけど、
ヒーローって仕事ですか?
それとも、
生き方ですか?
まんま、
アイドルなんかはヒーローかもね。
でも、
警察官なんて生き物もヒーローかもね?
じゃ、
ヤクザは?
占い師は?
コンビニ店員は?
職業なんですかね?
生き方なんですかね?
この小説、
ライトノベルなんだそうですけど、
ライトだからって、
軽くみないで、
ちゃんと読んで、
ちゃんと感じて、
ちゃんと考えるためのソースとしてとらえれば、
ちゃんと、
570円+税の元はしっかりとれる内容になっております!
なんか、
今読むのないなぁ。。。
と、
思っていたら北川恵海さんの本、オススメいたしますよ!
次も、
お仕事小説かしら?!
楽しみにしてるので早く出してくださいな!
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ひとに絶望してひとに救われる。
人生観や仕事観はひとそれぞれ。
そんな感想でした。
成功への一番の近道は遠回りすること。分かっていることだけど、分かっていなかった。
世の中に必要とされるなら、どんなことだって自信と誇りを持つことは大切。怒られても、迷っても自分の仕事で世界は回っているのだから。
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とても読みやすかった。
ライトノベルだけあってほとんど頭を使うこと無く本当に時間潰しとして読めたので、暇潰しには良かった。物語に大きな起伏が無かったので読みごたえは無かったが、それなりに楽しめた。
ヒーローを作る会社で働く主人公の成長の話だったが、ヒーローを作るとと言うのは、その人にとってのヒーローに自分がなるということなのでは無いかと思った。
別に自分は誰かのヒーローになりたいわけでは無いが、一生懸命自分を磨いて誰かに認めて貰いたいという気持ちにはなった。
きっと誰しもが誰かに認めて貰いたいという欲求があって、その事をこの作品ヒーローという言葉で置き換えていると思う。そう考えれば作者の思う通りに心を動かされた気がして少し悔しい。(笑)
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前作、「ちょっと今から仕事やめてくる」に続く第2作。主人公の転職先は、ヒーロー育成会社!?破天荒なバラエティ系かと思いきや、グッと心を掴まれるものがあります。自分の人生を、1度振り返るきっかけをくれる作品。
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人間は考えることを放棄した瞬間、
人間ではなくなる。
成功への道を考える。
雄いつの近道は、遠回りをすることだと
誰かが言う。
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こんなうまくいくはずはないけど、縁の下の力持ちは嫌いじゃない。
まあ、ライトノベルのくくりのようなのでこんなもんでしょう。
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2016/7/3
楽しかった!!
著者のあとがきに「ライトノベルとはとにかく楽しいもの」とあって、その通りの作品だなぁと。
ヒーローを創り出す会社、ヒーローズ株式会社。
ヒーローってなりたい。特別な才能がほしい。唯一無二の存在になりたい。みんな願ったことがあるんじゃないかな。
たのしく心もあったまった。
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お正月に北川恵海さんの「ちょっと今から仕事やめてくる」を読んで面白かったので、出張の時、新幹線の中で気楽に読める本として読んでみた。
目的通り、気楽に楽しめた。
この手の小説ってライトノベルって言うのかな。
有川浩もそうだけど、ちょっと行き過ぎるとマンガになってしまうので、批判する人は居るかと思うけど、いいじゃん気楽で。
北川恵海さん、デビューしてまだ間もないようだけど、この人の作品はいずれ映画とかドラマになりそうだな。
応援してますよ。
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主人公の過去のトラウマや周辺人物のなぞが気になり、面白くてあっという間に読み終えた。
人は、考えるのを放棄して周りに流されやすい生き物である一方、特別な才能がなくても周囲の人に影響をあたえることができるのだと感じた。
「ヒーローズ」のように様々な手段で、いろんな人を喜ばせられる会社っていいなぁと感じた。
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とある理由で会社を辞め、アルバイト暮らしをする26才の修司は、バイト仲間から頼まれて「ヒーローズ株式会社」のバイトをすることに。「依頼者をヒーローにする」仕事。読み始めは「なにこれ?」と思ってたのですが、読んでみるとなかなか一筋縄ではいかない仕事でした。理不尽に生活の全てを奪われた経験を持つ修司が周りの人の導きでヒーローになり、その修司もまた、誰かのヒーローとなり…読み終えて気付くと、仕事としては難しく感じても、街の至る所にヒーローが潜んでいるのがおもしろかった。前作よりこちらの方が好みです。
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前作の「ちょっと今から仕事を辞めてくる」がいい作品だったので期待していたけどいまひとつ…。登場人物の話が中途半端な気がした。主人公の話よりミヤビのストーリーと人物の方が面白かった。
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北川恵海の2作目。バイトの後輩の代わりに仕事を手伝いにいったらそこは「ヒーローズ(株)」といった不思議な会社だった。業務内容としては、依頼者をヒーローにするために会社としてバックアップする業務。
前作でも感じたさくしゃの優しさを感じる文章だ。おそらくこの作者は題名なんかどうでもよく、伝えたいことがこうだからこういうストーリーにしようかってなってる気がする。メッセージ性が強い物語は好きなのでこのスタンスでどんどん書いていって欲しい。