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面白いけど、主人公が一向に進展しない捜査にはまり込んでいくので、読者もその流れに巻き込まれていく感じがして、正直楽しくはない。
あと、ラストは途中である程度予想出来るけど、それを上回る後味の悪さです。この物語はどこに行き着くんでしょうか。
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『この本はやばい・・・』
まず第一に、死にたい人は読んではいけません。そして、ちょっと情緒不安定かなぁの人もダメ。強い心を持ってると思い上がっている人もダメ。みんな、死にます。
とにかくすごい。やばい。ぐっときた。偉そうなことは言いません。この本は確実に人の心に忍び込んで大事な部分を揺さぶります。すぐにじゃないかもしれない、鼻で笑い飛ばす人もいるかもしれない。だけど、死を恐れる心があるのなら、その甘い囁きをはねのけることは出来ない。
あなたは踏切の前、思い出す。あの芳醇な女の匂いを。そして耳元に蘇る、あの優艷な囁きが。そして、貴方は微笑んで・・・・・・━━━になる。
本当に怖い本です。読んだらダメ、だけど気になるでしょう。読んだら死んじゃう本だよ・・・なんて。おちゃらけてないと、飲まれてしまいそうで、怖いんです。お化けなんかよりよっぽど怖い。どうか、どこにも飛び込みませんように、私。
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これは実に目の『毒』だな… 次は9ヶ月後とは待ち遠い…
私にも囁いて、あの絶妙な死を欲する体験を味わいたいな~なーんてな。。。
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TV公開討論からの疾走感。情勢の思いもよらぬ逆転劇。そして、ラスト、何と言う緊迫と戦慄…。禍々しさが容赦なく襲い掛かってくる。恐怖とはこういう物なんだ…。曲世愛とは最終兵器か?!正崎は今までよく曲世と普通に対峙できていたな。この衝撃からどうやって巻き返すことが出来るんだろう。とても普通じゃいられない。
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自殺は、合法か――?
この結末、絶対予測不可能! 戦慄のサスペンス第二章。
混迷を極める“新域”選挙のなか、検事・正崎が「自殺法」に挑む!
64人の同時飛び降り自殺――が、超都市圏構想“新域”の長・齋開化(いつき・かいか)による、自死の権利を認める「自殺法」宣言直後に発生! 暴走する齋の行方を追い、東京地検特捜部検事・正崎善(せいざき・ぜん)を筆頭に、法務省・検察庁・警視庁をまたいだ、機密捜査班が組織される。 人々に拡散し始める死への誘惑。鍵を握る“最悪の女”曲世愛(まがせ・あい)がもたらす、さらなる絶望。自殺は罪か、それとも赦しなのか――。
▼立ち読みはこちらから
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齋と曲世の言動が受け付けられなくて、最後まで読むか読まないか迷いつつ読了。この後、正崎がやり返してくれることを期待して☆3つ。実は次巻も買ってあるんですが、なかなか手に取れなさそうです。
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2巻だし、これから活躍するメンバーの登場回かな?などと思っていたら、見事に裏切られた。
政治家たちの攻防などがリアルなだけに、存在が非現実的な曲世に裏をかかれる。
また主人公1人になってしまって、この先一体どのように展開していくと言うのか。ちょっと想像できない。
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野﨑まどのダーク成分がこれでもかと暴れ狂うシリーズ2冊目は相変わらず先が読めない。点線と実線のシーンは圧巻でした。
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前巻よりも面白さ増し増しでした。
前半の、登場人物が出揃って、これからかな?という感じと、後半の政治家の攻防。
そしてラスト十数ページの畳み掛けるような衝撃。
前半の政治家パートが堅苦しく現実的な展開だっただけに最後の曲世愛のターンは非現実的すきて寒気がするほどこの女が恐ろしかったです。
面白い…これからどうなるのかすごく気になります。主人公大丈夫だろうか……。
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ぼろぼろぼろぼろ死んでいく。途中経過はすっ飛ばして彼女の正体さえはっきりしたらそれですっきりしてしまいそう。出生がはっきりしていないので今後背負ってきた影が明かされるという流れなんだろう。なんだろうなんだろこれは気になるぞ☆
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沈黙の艦隊を思わせる展開からラストにかけての怒涛の光速展開は作者独自の持ち味を十分に発揮。どこに向かうのか、どこに連れていかれるのか、全く分からない。
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あの女がもらたす絶望の物語。
あの女に対抗するためにはあまりにも無力。
あの女に対抗するためにはあまりにも無策。
あの女と斎開化はやはり手を組んでいるのか。
あの女と斎開化が目指す場所はいったい何処なのか。
あの女の目的はいったい何なのか。
正崎善は――悪に敵うのか。
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「自殺というのは、本当に悪い事なのかね?」
野崎まどという作家は死に囚われている、というより「死と友だち」になろうとしている。knowでも死後の世界を明確にしようとしていた。今後も死をテーマに色々と書く世界観は非常に楽しみ。
本書の後半部分は今までの哲学テーマと打って変わってアクションサスペンス。読了感は最悪。実写化どころか深夜枠アニメすら出来ない。とはいえ次が楽しみでもある。
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この読後感……最悪。そして、最悪という感情を植え付けてきた作品に敬意を表する。
サスペンスとミステリーと政治ドラマが渾然一体となって物語を推し進めた結果、圧倒的な「死」を以って第二幕の緞帳が下りた。これもある意味のどんでん返しだろう。
「死の権利」という、社会性の中で考えさせられるものをその有り無し両面から提示し読者に考えさせる一方で、最悪の死そのものを描写する。この二面性を抱えたまま、さてこの先どのように物語を展開&収束していくのか。目の離せない作品になってきた。
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前半は選挙の準備段階で中弛み感があったけど、討論会の後の信じられない展開には驚いた。緩急激しい話だな。