紙の本
取材される
2016/10/22 16:08
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投稿者:igashy - この投稿者のレビュー一覧を見る
可能性がある立場になった作者が、これまでの態度を振り返るシーンは、真摯に描かれていて好感が持てます。日本中の話題となった聴覚障害者の騒動を取材することになった結果ですが、収録分以降の回を読むと、その取材の結果について、その時々に真面目に検討していることがわかります。
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マンガ表現の力で極力わかりやすく描かれる聴覚障害の世界と、浮かび上がる佐村河内事件。自分の身であったら……と迫真の筆致がスリリング。真摯なドキュメントでありながら退屈とも無縁、作者の更なる高み。
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人に薦められて今回は珍しく漫画です。
聴覚障害についてのルポ漫画です。
耳が聞こえない人達の世界がどういうものなのか。また世の中の多くの人たちはどのような誤解をしているのか。
漫画だからこそストレートに伝わってきます。
私自身は昔、職場にろう者がいたことで手話を覚え、耳の聞こえない世界についてもある程度知っています。
だから漫画の中で書かれているろう者達の言葉はとてもリアルティがありました。
1巻ということでぜひ続きも読んでみたいですね。
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初めてドキュメンタリーマンガを読みました。
聴覚障害の人がマンガを通して音を擬似体験できると同時に、私も、聴覚障害の人の感覚を擬似体験できる。
興味深く、楽しい読書体験です。
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聴覚の障害について医学的にわかりやすく解説しており、聴覚障害の人が日常生活の中で、どのように感じて、どのような不便があるか、普通知りえないことに真剣に切り込んだ漫画。佐村河内守氏の騒動の本質にも迫っている。
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聴覚障害って、視覚障害より分かりづらくて関連書籍が少ない気がする。聴覚障害で本が読めないことについて知りたい。
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Amanonにてkindle版を購入した。聴覚障害者を対象にしたドキュメント。自分も過去に突発性難聴を何度か経験しているので聴覚が失われた状態がどんなもんか幾らかは知ってるつもりでいるが、ここに描かれている内容について同意半分、なんだこれ半分といった感じ。著者が障害者へのインタビューだけで全てを理解することはできないのはもちろんだし、インタビューされる方も自分の経験を障害の全てだと思って話してしまうこともあるし難しいところだと思う。
蛇足だけど、漫画の感じが芸人の鉄拳さんに似ているように思うのは自分だけだろうか?
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耳が聞こえないとはどういうことなのか。われわれ「健聴者」は漠然と考え、理解したようなつもりになっていないか。この漫画はその漠然とした感覚を視覚化し、聴覚障害者の気持ちをこれでもかと訴えてくる。相変わらず吉本さんの絵は人間臭くて感情移入させられる。ゴーストライターで世間を騒がせた佐村河内守氏も登場し、これまでの印象を完全に覆された。われわれはあまりにも知らなすぎた。2巻にも大いに期待。
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『ろう者の祈り』を読んで聴覚障害について色々と誤解をしていたことに少なからずショックをうけたことから、この作品にたどり着きました。
今回もやはり誤った認識をしていること、想像がまるで及ばないことが多々あることを知りました。
手話通訳派遣センターのこと、デシベルで区切られた聴こえのレベル分けのこと、等々。
後半には『FAKE』の森達也監督と佐村河内夫妻が出てきて、映画をみて気持ちがザワザワしたことを鮮明に思い出しました…続きを早く読みたい!
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聴覚障害、難聴の世界を理解しようと真摯に向き合った取材マンガ。
世間で「聞こえているじゃないか」とバッシングを受けた佐村河内氏への取材を含め、難聴当事者の聞こえ方が健聴者に理解されにくいという現代社会の問題に、正面から挑む意欲的な本。
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聴覚障害を理解しやすいかも。顔の描き方がちょっと苦手かな。
他のに障害者手帳について、知らない事もあったので、勉強になりました。