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最後の一行に思わず、ふふっ
と笑みがこぼれる。
これこそが中山七里さんの作品。
そう思わせる一冊でした。
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ベトベン先生キター‼︎‼︎
岬シリーズきたぁー‼︎‼︎
ってだけで⭐︎5かもしれやんw
今回は岬先生の高校時代のお話で、岬先生の初めての事件?たぶん。
私は学生の子達の苦悩とかに弱いんかなぁ?
読み終わった後に切なくて切なくて3回読み返しちゃったw
また、ベトベン先生のピアノソナタが心情にピッタリ合っててより切なくなってしまったなぁー
大好きなベトベン先生は続編もあるとの事!
今から楽しみでしょうがない♡
今回登場する曲は月光と悲愴。
どちらも第一楽章が有名やけど、第二楽章の優しさ、さらに秀逸で大好きな第三楽章を、文字で音楽を感じながら読めた幸せはえも言われぬものでした◟( ˃̶͈◡ ˂̶͈ )◞*⋆¸¸.•*¨*
特に月光の第三楽章は読みながらゾクゾクしちゃった♡
上手く言えやんけど幸せやった('∀'*)
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シリーズものとは知らず。
ミステリーとしてはいまいちだけど
シリーズのピースとしては大事な一冊だったのかな・・・
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岬洋介の存在感だけで読ませるミステリー.全体に流れる『月光」「悲愴」が緊張感を高めます.音高ではなく普通校の音楽クラスという感じなので,才能云々というのはちょっと行き過ぎの感があると思いますが,それが現実なのでしょう.
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犯人は分かってた。
大体こんなオチだろうと。
だから、探偵の演説を油断して眺めてた。
よし、この話はこれで終わりだ。
完全に油断してた。
最後の一文を読むまでは!
クッッッッッソ!(#^ω^)
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久々のシリーズ4作目。ただ、時代は遡って岬の高校時代の話。このシリーズを読むと出てくる曲を必ず聞きたくなる。「悲愴」も「月光」も好きだなあ~
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岬洋介の高校時代での最初の殺人事件。
音楽科なのに真剣に音楽を志すわけでもなく、レベルが低い故に岬の天才的なピアノに、自己を見つめることなくいじめに発展する。
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中山七里さんの音楽ミステリー4作目。
毎回必ず登場する曲を聴きながら読んでしまう。とくに今回は大好きなベートーベン‼︎
やっぱり月光、好きだわぁ…。
内容は、シリーズでお馴染み岬洋介の高校時代に起きた殺人事件を、
彼のクラスメイト視点から綴ったもの。
殺人事件そのものより、
10代の頃の自意識との戦い、
自分が思っている以上には、自分は特別ではないと知って打ちのめされる感じ、
怠惰で努力もしないのに、選ばれない人間であることへの憤り…
なんかが胸に迫ってきた。
なんだかほろ苦くて切ない読後感だけど、
やっぱり読んでハズレがないシリーズ。
しょっぱなの土砂災害の描写も凄くリアルだったし、全体的に緊張感が漂っていて一気読みしてしまった。
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天才ピアニスト岬洋介シリーズ、
そのエピソードゼロ的物語です。
高校の音楽科に通う岬洋介と同級生との間に起こる、
ギシギシと耳障りな不協和音。。。
それが物語の初めから終わりまで
ずっと鳴り響いているかのようでした。
ピアノに限らず、芸術やスポーツ、小説家の世界だって
きっと天賦の才能に恵まれたものと恵まれなかったものの間にある溝は、
努力ではどうしようもできないくらい深くて
決して飛び越えることはできないのでしょうね。
心がずしっと重くなる読後感でした。
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ミステリ部分より、最後の一文が一番意外だった。
ミステリ界の伝統あるお遊びだとわかってはいるが、個人的にはあまり好きではない…。でも主人公として、どーんと出されるよりは遙かにマシではある。
謎解き部分はかなり薄め。
音楽に浸る部分も以前より薄いかな。
才能に対する敗北感と挫折にまみれた一作だ。
前作も、岬の才能に挫折感を覚えるキャラクターは登場したが、前回はまだ岬と同じコンクールに出場できるだけの才能と努力があった。
今回はそれがない。
才能もなく努力もできない、そんな自分から目をそらし続けている高校生たちの話。
岬に対するいじめのシーンなどはかなり不快で、岬シリーズでは一番読んでいて読感の悪い話だった。
今までのように、鬱屈を音楽のシーンが拭い去るのではなく、音楽のシーンこそ鬱屈のもととなっているのだから、仕方ないのだろうけど。
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岬洋介シリーズは安心して読める、
カエル男と同じ著者とは思えない。
月光と悲愴を聴きながら演奏部分をもう一度読んだら悲しくなった。
新刊が多くて読むのが追いつかない。
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岬洋介、おそらく最初の事件。彼の高校生時代に起こった一つの殺人事件が描かれるミステリ。
でもミステリとしては、ずいぶんとあっさりした印象でした。それほど複雑ではなく、犯人が誰かというのもだいたい分かってしまいます。だけどたぶん、この作品のメインはそこじゃないんだろうなあ。
むしろこれ、青春小説として読むべきかもしれません。無自覚な天才と、ひたすら才能を見せつけられた凡人たちの悲哀の物語。誰しもが一度は思い知るべき現実と挫折だけれど、これはあまりに残酷なことかもしれません。そして天才にしても、けっして幸福ではなく。岬に襲い掛かるとある試練もまた、非常につらいものです。まあシリーズ前作を読んでいれば、安心できる面はあるのですが(苦笑)。
ひどく重苦しく、悲哀に満ちた物語ではあったのだけれど。描かれているのは絶望だけではなく、読後感も悪いものではありませんでした。そして続編が楽しみです。
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久しぶりの岬シリーズ!
ミステリー色は薄いけど その分胸に刺さるものがありました。高校生に読んでほしいかも。
でもいくら嫉妬してるとはいえ同級生たちの態度は読んでてとても嫌な気分に。確かに高校生は子供だけどもうちょっと分別あると思うんだけどな。
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パキスタンの大統領が、岬洋介という男の音楽が24人もの命を救ったと言っているニュースを見た鷹村亮は、2000年、17歳の時に彼と同じクラスで過ごした時のことを思い出していた。豪雨で取り残された校舎、そしてその時に起こった殺人事件、そしてその容疑者とされながらも真相を解明しようと懸命に動いていた彼の姿を。
岬洋介最初の事件。17歳の時の彼は現在以上にどこか浮世離れしていて、時に羨望の的だったり時にいじめの対象であったり。名前は出ないものの、父親(=岬恭平)との確執、そして突発性難聴になった経緯まで書かれていて、シリーズとしては欠かせない一冊。ここまでわからずやだったんだなぁ、父親。今回、そこまでのどんでん返しは無いけれど、最後、鷹村亮の正体に「え」と固まる。なるほどそうきたか。この本の最後では、ピアノを諦める決断をした洋介だが、もちろんピアニストとして歩んでいる現在があるわけで、その経緯が乞うご期待と書かれている次作「もう一度ベートーヴェン(仮題)」で描かれるのだろうか。
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高校時代の岬洋介の物語。
天才の影響力について考えさせられる話でした。悪意全開の話なので暗い気分になります。
帯にラスト一行が~と書かれていて気になって見てしまいました。ラスト一行詐欺ではなかったので、自業自得ですが見てしまって後悔しました。
ピアニストになることを諦めると宣言したこの後がまた気になるので続きが早く読みたいです。お父さんがひどくて好きになれません。