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都心の生物 博物画と観察録 2 みんなのレビュー
- 中野 敬一 (著), 中山 れいこ (編集・解説), 藤崎 憲治 (総監修), 塚谷 裕一 (植物監修)
- 税込価格:2,200円(20pt)
- 出版社:本の泉社
- 発売日:2016/04/18
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紙の本
2010年代の東京都区内の自然。
2017/02/21 10:42
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者が趣味から始めた博物画で描きとめた生き物を通して都心の生き物を紹介する。
絵にはきちんと観察期日や縮尺が描きこまれ、種名や生態の特徴などが添えられている。美術作品というよりは記録画。道端の花だけでなく、屋内の害虫に分類される昆虫も入っている。
個人の観察記録ではカバーしきれないということだろう、都内で昆虫などの調査をしたグループのデータなども載っている。読む人にとってはこちらの方が参考になるかもしれない。
かなりのページを割いて著者が海外で媒介動物対策の協力をした経験談が載っているが、ここは少々「つけたし」観がある。ここにも現地の生き物の著者直筆画などがあればまた違ったかもしれないが。
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