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姫川のキャラが際立っているという部分で、LよりこちらRのほうが良かったかな。最後はやりきれないけど、最後の最後で次なる期待をさせてくれました。どうなるんでしょう。
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姫川玲子復活という感じか。毎度、残忍な事件に遭遇して警察内部で押し問答して、ラストに空しさが残るというパターンは変わらずだが、玲子や元姫川班のメンバーもさして変わらないところにどこかホッとしてしまった。今後も玲子は辛い事件に関わっていく宿命なのかな。
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新姫川班始動!菊田とのアレコレに進展はない?ものの、姫川の活躍は読んでいてやはり面白かったです( • ̀ω•́ )✧コラボという事で、消化不良な部分はあったものの、過去の一家惨殺事件と今回の事件の繋がりや、そしてツライ結末、次回への期待を匂わせた辺り読み応えあったなと思いました(*´∀`*)ノワールの方も読んだ方が良さげかな?
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「羊たちの沈黙」
以降、
猟奇的な殺人事件を扱ったお話
が市民権を得て、一般的になったために、
やたら
そう云った
異常に残酷な連続殺人ものの小説や映画が
次々と作られてきたんですが、
そう云ったものも
これでもか、って云うほどのものが続くと
段々感覚が麻痺してくるのか、
飽きてくるんですよね。
元々
そう云う趣味のある人だと別なんだろうけど、
やはり、
きちんとした内容がないとね。
誉田さんのこのシリーズも
ギリギリの線でしょうかねぇ。
でも、
なんとなく、
クライマックスで、
身内の死
によって、盛り上げる
ってところが、
昔の、刑事ドラマにあったような、
安易な感じがしました。
当然、
読み手の方にも、それなりの『痛み』
が走るものですが、
それを狙っていたとしたら、
ちょっとイヤ…かな。
⇒ http://noinu.blog.fc2.com/blog-entry-151.html
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『ジウ』のシリーズ自体が、現実性に乏しい歌舞伎町封鎖という事態まで風呂敷を広げてしまったものなので、その続編がその影響を受けて軽めになってしまうのも仕方ないと思うが、事実続編として次々と作品を上梓してゆかなければならいのも、作者、あるいは版元の方向性によるものだろう。一旦完結したかに見えた『ジウ』シリーズの続編として『歌舞伎町セブン』が書かれた時点で、何もシリーズに無理やり繋げることはなかったように思うし、『国境事変』その他でこのシリーズに着き居続けた東刑事が、ここで姫川玲子のシリーズに交わることで、『ジウ』シリーズ生き残りの主要キャラクターが、同じ地平に立つことになった。
『ジウ』シリーズは大がかりな事件を、『姫川』は一見ニュートラルでありながらその実過去を引きずる女性やり手刑事として、それぞれ警察小説として出発。姫川の問題の過去については匂わせるに留まり、それが事件として扱われた作品はなし。『ジウ』のシリーズは警察小説の枠を逸脱し大風呂敷を広げたテロ作品として一旦は収束、その後、『ハング』も含めた残党により、新展開を見ながら、一方では東刑事が『ジウ』の正統派捜査官としてのヒーローらしき立場を留める。
こうして記述するだけでも複雑かつ年月を経た経緯を秘めた本書であるが、『ジウ』を知らぬ人でも、姫川シリーズの読者であれば、本書は楽しむことができる。ただタイトルの『硝子の太陽』の意味は、本書でも姉妹作『N -ノワール』の方でも共通項で、沖縄と米軍という戦後の構図をモチーフとしたものには変わりはない。<太陽>は<日本国>であり、それは硝子のごとく脆い。
本編では、サイコ殺人とも、社会的殺人とも取れる一家惨殺事件がフォーカスされ、その事件を追い続けるうちに、過去の類似事件に姫川はぶつかる。二つの事件と二つの時代と二つの作品(RとN)はどう結びつくのかというラビリンスのような世界が、作者の狙った二作同時刊行された二つの謎と二つの物語なのだろう。
姫川玲子の行動の合間に挟まれるモノローグが、何とも不気味なのはこの作者がよく使う手立てである。殺人者の心理と、現実的な地道な捜査。だがこの構図にさらに仕掛けを企てた本作品、ミステリーとしての面白さと、時代背景の重たさが釣り合わないくらい不気味であった。
本書は、『硝子の太陽 N -ノワール』とペアリングされたクロスオーバー作品である。上下巻の作品ではないので、どちらを先に読んでも構わない。これまで姫川玲子シリーズも『ジウ』シリーズも読んでこなかった読者でも作品自体は7割くらいは楽しめると思う。しかし本作品は明らかに二つのシリーズからリンクされた続編である。過去作品も予め読んでおく方が登場人物を深読みすることができるのでよりベターであろう。
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「ジウ」シリーズ読んだ事がないので良く分からない部分もありました。
なぜか菊田さんが好きになれないんですよね…
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+++
姫川玲子×〈ジウ〉サーガ、衝撃のコラボレーション、慟哭のルージュサイド!
祖師谷で起きた一家連続殺人の捜査本部に加わった姫川班。
有効な手がかりや証言のない難しい捜査だが、捜査一課に復帰して間もない玲子の日々は充実していた。そのはずだった……。
緻密な構成と驚愕の展開、著者渾身の二大ヒットシリーズ競演!
+++
先に読んだ、Noirの事件と複雑に絡まり合い、日米地位協定に阻まれた過去の惨殺事件まで掘り起こしながら、物語は進み、部下を巻き込むまいとする姫川の相変わらずとも言っていい独走もあり、ガンテツとの駆け引きもあり、見せ場がたくさんあってスリリングである。女性であるということをマイナスにとらえるわけでもなく、かと言ってプラスにしきれるわけでもない姫川玲子という個性が、やはりこのシリーズにはなくてはならないと改めて感じさせられる。決して沈着冷静なわけではなく、時にエキセントリックで扱いづらくもあり、危うげでもあるのだが、それでも一度心を決めたときの強さは、誰にも負けない。菊田を始め、周りを固める男性刑事陣も、それぞれ個性的で魅力的である。悲しい結果も招いてしまったが、道筋に光が見えたのも確かである。姫川にはいつまでも闘ってほしいと思う反面、力を抜いて安らげる場ができればと望む思いも強くなるシリーズである。
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大好きな姫川シリーズ最新刊。途中でやめられず、一気読み!
今回もおもしろかったです。ラストはちょっと哀しい…重い…でも、ますます続編が楽しみになりました。
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先にNを読み、こちらの方を読んでみた。姫川シリーズ、歌舞伎町シリーズの登場人物が多く登場し、物語の進行に面白みを増すものだった。グロいシーン、性的要素含むシーン、殉職するシーンは苦しいものがある。舞台が、警察から沖縄のこと、沖縄や政治に関連することなどバラエティに富んだ話だったなと感じる。歌舞伎町セブン関連、伊崎基子、ガンテツの存在感、井岡の相変わらずの関西弁のノリ、葉山の成長など、色々なことがスピード感増す展開で、収束をしていくと感じる。最後に日下が昇進し、姫川との関係はという所が続く含みを感じる。
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かなりグロい事件で、グロすぎて想像を超えました。
ガンテツの存在が謎だったな。
ノワールの方に絡んでくるのかな?
相変わらず不愉快な感じだったなw
事件は解決したけどあまりスッキリしなかったかも。過去の事件のもどかしさはともかく今回の事件の犯人の心のなさにゲンナリ。
姫の叫びはごもっとも。
さて、また続きがありそうですね、姫シリーズ。
2016.9.24
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傑作。
Nのほうから読んでいたので、伏線につぐ伏線で
最後にストンと落ちる展開。
人間関係は不要な部分もあるが、面白かった。
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姫川シリーズとジウシリーズのコラボレーション本ということで、読む前から楽しみしておりましたが、こちらは完全に姫川シリーズ色が濃い作品で、確かに東刑事が事件の展開に絡んできますが関係性は薄い感じでした。
相変わらずの誉田哲也のグロい描写には辟易とさせられますが、スピーディーな展開と姫川と菊田コンビとガンテツの絡みが面白かったです!
最後に姫川のもう1人のライバル?の日下が出てきて続編を期待させる終わり方も姫川シリーズファンとしては楽しみですね!
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世田谷区祖師谷にて、母子3人が惨殺される。菊田が同じ班に入った姫川班が捜査に当たるも難航する。世田谷での「歌舞伎町セブン」上岡の殺害事件に借り出される姫川だが、そこで28年間に起きた昭島市一家殺人事件との関連性を疑う。既に時効となったはずの事件だが、姫川がとった策とは・・・
N→Rの順に読了。
ガンテツこと勝俣との確執や、以前の姫川班の面々なども登場。残念な殉職もあったが、新たな姫川班のチームワークなどは、今後にも期待。というのも、最後にあの・・・
個人的には、N→Rの順に読んでよかった。
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大好きなこのシリーズ。今回も読み応えがあり面白かった。
Nも読んでみたい。ジウとどう繋がってるんだろう。楽しみだ
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Nを読んでからのR。やっぱり姫川シリーズの方が馴染みがあって読みやすかった。相変わらずのグロさはあるが…
それにしても、林統括警部補の殉職はショックだったなぁ。
N→R→N、もしくはR→N→Rと読めば、もっと頭の中も整理され面白さも増すのかもしれないが、あ~もう返却期限が。
最後に、日下が殺人班11係統括になったことで、今後の展開に期待する。