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何故にここまで人気シリーズ?
2016/11/30 02:39
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:モウ子。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
1作目が全然好きになれなかったが、人気シリーズとなったので試しに2作目も読んでみたところ、結構面白かったので3作目も買ってみた。
うーん、つまらなくはないし、エンターテイメントしてて楽しませてもくれたが、どうもあざとさが鼻に付き拍手喝采とはいかなかった。
でももう次も出たんだなー。まあ、読むけど…。
『羊の鍵』の方をシリーズ化して欲しいなー。
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訳ありの潮の家族問題がついに明らかになるシリーズ三作目。ずっと自分を支えてくれた潮に対して今度は自分が潮を救ってみせる、と奔走する姿、繋ぎあった想いの深さがひしひしと伝わって胸いっぱいに。序盤の何気ないシーンから泣けてきました。
潮の寂しさを知って、それを掬い上げようと寄り添い、奪われたものを取り返そうと必死に奔走する計の機転と行動力は本物の王子様で、かわいくてかっこいいスーパーヒーローでした。
2年で積み上げてきたふたりの絆も、少し切ないだけれど優しさが滲む潮の家族の問題も、全てがすとんと胸に響いてとてもあたたかに沁みわたるよう。
しかし恋のお邪魔虫だった竜起くんはすっかり理解者の良い後輩に。同人誌でもちょいちょい活躍してくれていますが、憎めないいい子で安心安定の役回り。
後半の計が頭の良さと大胆な行動力で一気に窮地を乗り越える場面のカタルシスはステノグラフィカの西口さんを思い出しました。(政治ネタ絡みですしね、今回)(meet,againの嵐くんの行動力ともなんだか重なるような)
キャラクターの魅力とBL的な見せ場は勿論ですが、とにかく物語と人間像の芯がしっかり通っていて、紡ぎ出される言葉の切り取る世界がやわらかできらめいていて、半端なく面白い。
本当にすごいなぁ、としか言えない自分が情けない。
ふたりが手にした、これから積み上げていく生活がどうか穏やかなものでありますように。
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3作目。
計に出馬か?の根も葉も無い噂が出る。一方潮の方は仕事のキャンセルが続く。
潮の周りで何かが動いてて…?
今回、掘り下げられた二人が描かれていてとても良かったです。計だけが甘えて潮がいつも計をさりげなくフォローしていたけれど、計だって守られるだけじゃなく潮のピンチには役に立ちたいと思っていて、でも潮は計を頼るわけでなく実家に戻ってしまう。計は最初はどうしようもなく落ち込み、TV局も辞める!とまで思うがレポをしてしまう自分を再認識して打開策に奔走する。そして潮を取り返し、二度と潮に親の手が届かないようにと。
4回泣きましたw
潮の回想の所、計が放心するところ、おばあちゃんの話のところ、そして最後は手形のところ。
二人の絆が強まってお互いがお互いを支えてこれから生きていくんだなぁっていうのが想像出来てとっても良かったです。
ところで前2作は電書だったので挿絵が無くって良かったのに今回小冊子目当てに本を買っちゃって、あの子供っぽい絵が目に入って辛かったです。ホント、挿絵の有る無しで本作って欲しいわぁ。好みじゃない絵師さんの時辛すぎる。
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たまたま仕事が休みだったので、限定小冊子目当てに発売日に走ったら、「入荷予定には入ってるんですけど、全部の荷物開けても無いんですぅ~。明日ですかね~。」なんてことをお店のお姉さんが言う。
次の日、バス1本早いので出掛けて仕事前に回り道して寄ったけど、まだ店頭に無かった。
時間が迫ってるので問い合わせは諦めてトボトボ仕事に行った。帰りでは閉まってる。
3日目、また1本早いバスで出掛けて、やっとGET。
売り切れてなくて良かった。
潮の家族編。
ネタばれ大歓迎で、なんなら推理小説でさえラストを読んでから読み始めるわたしが、1ページ目から読む数少ないシリーズ。
計が可愛くて仕方ない。
今回、男前に大活躍でしたが、それでもカワイイ。
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今までで最大のピンチ&最悪な展開になりそうでドキドキハラハラだったけど、ただでは引き下がらない国江田計の凄さをまざまざと実感!潮を取り戻すために実家に乗り込んで若宮に啖呵切ったとこ超男前でカッコよかった〜!益々惚れた!!そのあとの可愛らしい計と普段とのギャップがたまらない…!
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国江田さんも都築も、お互いが好きすぎる感じがすごく出てて、読んでてうるっときました。シリアスな展開だったけど、途中に挟まる竜起との漫才にほっとさせられます。
今回も国江田さんめっちゃ男前でしたね~。
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さすが計。潮を取り戻す手段が、計でなければできないことだったのが良かった。焼き直しとかどこかで見た設定というのも悪くはないが飽き飽きしていたのも事実なので、唯一無二というのはいいなーと実感。このシリーズ、まだまだ続いて欲しい。
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きみが家路に迷ったら、今度はぼくが迎えに行こう。
この帯の一文が、読後の心に沁み込みました!
アニメーション作家の潮と猫かぶりアナウンサーの計の、シリーズ第3弾。
お付き合いを始めて2年になる二人は、期待を上回る舌好調ぶりで笑わせつつも仲の良さを見せつけてくれました。
ほんとに計を中心にした周囲とのやりとりは相変わらず面白くて、この絶妙な持ち味にやられてしまうんですよね。
テレビ局内部の事情にも精通していて、ライブ感あふれる描写も魅力です。
そんなテレビ局内部のことや衆院選の裏事情も、もちろん面白かったのですが、でも今回は何といっても潮の知らざれる生い立ちにびっくりでした…
違うバックグラウンドばかり想像してたのでw
それに、てっきり計が衆院選に引っ張り出されての騒動だと思ったりもしていたので、あっと言わせる展開ですごく引き込まれました。
そして、いつもは潮の優しさや男らしさに感動していたけど、今回は計の潔さ、かっこよさにぐっときました。
潮に甘えて癒されているばかりの計じゃないんですよ!
自分を捨ててでも大切なものを守ろうとする潮もステキだけど、そんな潮を守ろうと挑む計の姿もまたカッコよくて…!
胸アツでした。
互いが互いにとってかけがえのないものだと、ひしひしと伝わってくるような展開でした。
彼らを取り巻く人々も本当に魅力的で…w
今回も皆川くんがイイ味出してて爆笑でした!
計のお父さんとお母さんもちょっと天然で、計は愛されて育ったんだなと思わせてくれます。
江波先生や、西條もアクが強くてインパクトあるキャラで、一穂センセは本当に人間を描くのが上手いな~とつくづく思ってしまいました。
エロ的にも、計と潮がホテルでHする場面が絶品でしたw
Hの間、ずっと計が缶ビールを描写してるところなんかすごく萌えました…アルコール度数とかwww
こういうラブラブな場面からの、切ない展開がよりいっそう切なく感じられてうるうるしちゃいました。
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今回は潮の出自についてのお話。
自分たちではどーしようもできないような大きな力で引き裂かれてしまって、どうなるんだろう、どうなっちゃうんだろう、と泣きそうになりながら見守っておりました。
受なのに王子様のごとく潮を助けに来ちゃう計が格好良すぎた。前回でアナウンサーのしてのお仕事にやりがいを見出してちょっと強くなった姿を見た後だったから、余計に格好良かったな。
えっちシーンも甘々でちょう満足。
ちゃんと幸せに辿りついてくれて本当良かったです。
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潮が親父の秘書に「あいつ(計)巻き込んだら殺す」的なのを「本気で」言う場面、行くなよってどうやってでも伝えたいけどどうしようもなくて計が潮と別れちゃった場面、計が奮起してがっつり根回しして潮の実家に乗り込む場面。ぜんぶ山場でした!男前な受けだいすき!本音漏らすの下手くそな攻めだいすき!ありがたや!
でまた言うけどプロのえろの引き出しはどうなってんの…?すごいね…ひとつとして同じえっちがないよね、体位とかだけの話ではなく。
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イエスかノーか半分かシリーズの3作目。
映画も小説も、2作目3作目と続くにつれて惰性になっていくよねー・・というのが定説だけど2作目同様いい方向に裏切ってくれた。
潮の出自がまさかの・・・ちょっと風呂敷広げすぎじゃない?とも思うけど。
計の王子様度ハンパない。
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潮のバックボーンが見えた今作。なんとなく、潮って掴みどころがない印象で、いつも、平坦というか…フラットというか。いや、内に色々あるけど、熱っぽくないからそうみえたのかな。今回、潮のことが知れてよかった。計のことが無条件で大好きで、本当に想ってる。そして、計もさらに強くなっていく。あ〜、2人が出会えて良かったね、と心から思わせてくれる作品でした。
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読了。今回は、計がカッコよかった。居場所を守るために、潮を守るために抗って……。サクサクと一気読みですが、お家でしか読めない。
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夢中で1から読み始めて3まで読了です。
ストーリーがよく出来ていて、飽きず、中弛みもせずに一気に読めました。
お約束のハッピーエンド。
あえて言うなら、度々描かれる過激なシーンがもう少し少なくてもいいかな。
お互いが大好きなのは、よくわかってます。
あと、プライベートの大好きな週刊誌記者に気をつけてね。
いつまでお幸せにってエールです。