紙の本
ハレのヒ食堂の朝ごはん
2016/12/13 12:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honpochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
冒頭部分が少し諸劇的な感じで始まりますが、その後はとても楽しく読み進めました。主人公の女の子のちょっとした勇気やアイデアがどんどん
活きて、みんなが須少しづつ笑顔になっていく。
読み終わった時には、なんだかほっこり自分も勇気がもらえた感じが
しました。周りを変えようとするのではなく、まず自分が変わらないと
何も変わらないんですね。
紙の本
マイノリティーに向ける優しい眼差し
2016/06/30 03:26
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投稿者:タンポポ旦那 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「すみっこごはん」の次は朝ごはんか、と余り期待せず手にした一冊ながら、良い意味で裏切られた。どこか小川糸の「食堂かたつむり」と乾ルカの「森に願いを」を併せたようなテイストで面白かった。
最初は主人公の余りにもの“後ろ向きさ”に戸惑い、少々いらつきもしたが、全体を通してみれば、著者のマイノリティーに向ける眼差しの優しさが心地良い読後感となった。
余計なお世話ではあるが、この小説を面白いと感じた方には、小川糸とともに荻上直子監督の映画「かもめ食堂」をお薦めしたい。
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いいお話だった。連作短編形式だけど、全編通して1冊できれいにまとまってる。オープニングのインパクトから、物語の起伏、そしてエンディングの余韻まで、まるで映画のようなまとまり感。これ映画化しないかなぁ。
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心がほっとするような、温かいお話でした。一歩踏み出すのが怖いときに読むと、背中を押してくれるような。
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上半期の心がほっとする物語No.1に決定(わたしの中で)。人生転んじゃって、傷だらけで、めそめそしたっていいじゃない。どんな傷もいつかは癒え、その傷跡を誇らしく思える日がきっとくる、と思わせてくれる素敵な本です。
カバーもかわいいけれど、目次や章の扉もすごくかわいい(そしておいしそう)。
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登場人物がみんないい人です!
どこかしらに悩みを抱えていて
あ~。こんなことあるよね。と思いながら
読み進めていけて読後感が非常にすっきり。
ちょっと前向きになりたいときにもう一回
読もうかなと思います。
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ほっこりして楽しく読めた。
さいごがちょっとすっきりすぎたかな。
多分もう読まないけど、暇つぶしには良い本だった。
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何を読もうかと、今回もランキングを見て、一番上にあったこの本にしてみた。
ありきたりな導入に続いて作り話感満載の話が展開する最初のお話に、主人公はウジウジしたままだし、これはイマイチかなと思いながら読み進む。
サクサク読めるし、第3話あたりからお話は動き出し気持ち的にはほんわかするし、出てくる朝ご飯はどれも美味しそうで、全体としてはまあ悪い話ではなかったが、こんな筋立てもありきたりでなんということない話にホロリとする自分が嘆かわしい。
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不器用な二人が織りなす物語。目新しさは無いものの、すみっこごはんに通じる温かさは健在。
あらすじ(背表紙より)
吉祥寺。公園の池のほとりにある「ハレのヒ食堂」は、朝ごはんの専門店。しゃきしゃき朝採れ野菜のサラダ、じゅわっとジューシーな焼き魚……。店主の晴子が作る料理はどれも抜群に美味しいのに、この店がいまいち流行らないのには理由があって――。そんななか、晴子と出会い店を手伝うことになった深幸。ワケあり同士、ふたりの女性が切り盛りする小さな食堂が奮闘の末に、かけがえのない一日をはじめる元気が湧いてくる、特別な朝ごはんにたどり着くまでの物語。
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気持ち良く読み終わりました
こんな朝ごはん食べたいなあ
登場人物がそれぞれ悩みを抱えながら前に進んでいきます
吉祥寺の公園
いいなあ
おなかがすきました
文庫なのにカットや装丁がおしゃれです
≪ ハレの日は 晴れとは限らず 空見上げ ≫
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最初はこんな人いるかなぁと読みにくかったけど最後の方は、面白くなってきてさらっと読めた。
朝ごはん、美味しそうだったなぁ。
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食堂が舞台だってり美味しそうな料理が出てくるだけでそそられて手にとりたくなる。こちらもそんな一冊だけど、ストーリー的にちょっとムリがあり現実的じゃないというか…ヒロインもあまり魅力的に描かれてないから引き込まれず。ラストはなんとか展開があり区切りがついたけど、面白味という点ではいまいちだったかな。
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続きが気になってどんどん読み進んだ。晴子さんのなんかぎこちないけど、淡々とこなす姿にカッコいいと感じた。
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よくある食べ物系小説だけれど「ハレのヒ食堂」という名前の意味に触れたときなんとも言えない温かさに胸が浸されたような気持ちになった。
今日も明日もハレのヒであれ。
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面白かった(≧∇≦)この人は食べ物への描写に愛がある。話の展開そのものはちょっとベタ感があるけど、食べ物の描写が好き。グルメっていうより愛がある。