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細胞擬人化お仕事コメディ3巻目。
細胞たち、主に血球系・免疫系の細胞が、もしも人間だったら、という発想で突っ走るシリーズ。相変わらず好調。
主人公はちょっとドジだけど明るく前向きな赤血球AE3803番。赤血球が危ない目に遭うときには、なぜか白血球U-1146番がその場に居合わせる。顔色が悪いが頼りになる仕事人である。
赤血球の仕事は身体の機能を潤滑に動かすために酸素などを運ぶこと、そして白血球の仕事は侵入してくる敵を撃退して身体を守ることである。
この巻では、T細胞やB細胞、毛根の細胞たちも活躍。
この巻のお話は、<血液循環><風邪症候群><胸腺細胞><獲得免疫><ニキビ>。
<血管循環>では、方向音痴でいつまでたってもひとり立ちできない赤血球が一念発起。独力で血液循環を一巡りしようと決意する。それを知った白血球も密かに見守ることにするが、そういう時に限っていろんなことが起こるわけで・・・。
<風邪症候群>。免疫系細胞に比べて地味に暮らしている一般細胞。来る日も来る日も分裂してはコピーが一人前になるまであれこれ教えては送り出し、の繰り返し。あーあ、退屈。そんなココロの隙に忍び寄るのは、いたずら者のちょっとおもしろそうなヤツ。すっかり仲良くなるけど、え、こいつ、ほんとは誰なの!?
<胸腺細胞>。白血球とともに身体を守るキラーT細胞やヘルパーT細胞。マッチョなあいつとクールなあいつは実は胸腺学校時代の同期。昔の写真が意外な過去を暴き出す。胸腺の負の選択・正の選択がブートキャンプばりの選別テストの結果だったなんて!
<獲得免疫>ではB細胞の一種の記憶細胞が主役。脳裏にぼんやりと浮かぶおかめさんの顔。何か不吉な予感がする。この世が、終わるのか・・・?
<ニキビ>。悪いやつ(=アクネ菌)に取り憑かれた1つの毛根。豊富な皮脂に力を得た菌はやりたい放題。毛根を司る細胞たちにとっては大事な場所だが、身体全体から見れば所詮は毛1本。戦いに疲れた細胞たちはあきらめの境地。だが身を挺して働く白血球の姿と、毛母細胞ぼうやの叫びに奮起した一同は、ついに立ち上がる・・・!
特に専門家が監修についているわけではなさそうだが、大きな破綻なく、楽しく読ませる。というか、このかっ飛んだ発想は、あまり細かいことにこだわるとなかなか出てこないかもしれない。そこが持ち味。
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ちょっと読みやすい理科の教科書。
あんまりちゃんと勉強してこなかったせいではあるが登場人物を覚えるのが大変で眠気が襲ってくることが何度かあった。
ただ、アホなりにとても勉強にはなったのでありがたい。
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わかりやすく知識も得られる素晴らしい漫画だと思います。自分の身体の中で細胞たちが頑張ってくれてると思うと愛おしくなります。
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シリーズ、第三弾。
白血球や赤血球なと、体内の細胞が一生懸命働く様子を擬人化した作品。
・血液循環
・風邪症候群
・胸腺細胞
・獲得免疫
・ニキビ
肺循環と体循環、キラーT細胞とヘルパーT細胞、制御性T細胞、細胞分裂、RNA、ライノウイルス、マクロファージ、予防接種、ムンプスウイルス、毛母細胞、アクネ菌、などなど
面白くて、ためになる作品ですね。
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3巻目も、おもしろかった〜。
方向音痴の赤血球ちゃんが心配で
血液循環一周の旅に
つきあってしまう好中球がナイス(^_−)−☆
おたふく風邪の予防接種ネタが
大変よく理解できました。
あと、私的イチオシ細胞のヘルパーTと
キラーTの訓練生?時代が楽しかったわ。
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な ③20210827、②20210816、①20210710
た ③20210731、②20210725、①20210711
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赤血球が初めて、自分の力で肺循環と体循環をこなす…! 遠い昔の理科1の生物分野で勉強したわこれ…そして、キラーT細胞とヘルパーT細胞の「胸腺」学校での熱い少年時代。分かりやすいアナロジーだな、おい。そして今回の敵は「アクネ菌」と「ムンペズウイルス」。ニキビとおたふく風邪ですな。「ムンペズ」の方は初めて名前知ったけど、キャラ絵が分かりやすく「ふくふく」言ってるのと「予防接種」の機序の原理がこれまた分かりやすいアナロジーになってて。ウイルスと免疫反応の基礎を理解するのに、小中学校で読ませた方が良いと思うのです。
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3巻は、
・血液循環
・風邪症候群
・胸腺細胞
・獲得免疫
・ニキビ
血管の中を描いた断面図が秀逸。
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カラダの中で働く細胞たちは日々努力してるんだ。ウィルス感染細胞や癌細胞を破壊する殺し屋“キラーT細胞”は熱くなりすぎて、仲間にもそうなることを強制する、ちょっとウザい奴。キラーT細胞に出動命令を下すのが仕事の“ヘルパーT細胞”は冷静。キラーT細胞に対し、「もうちょっとクールにやれないかなあ。」と諭すのだが、“キラー”のほうは聞き入れない。けれど、実は二人は胸腺学校時代の同期生だったのだ。
胸腺とはT細胞のもとになる細胞(前駆細胞)を立派なT細胞へと分化、成熟させるためのリンパ器官だ。胸腺学校の訓練はそれはそれは厳しかった。そこには“正の選択”(有用なT細胞を選別して成長させる)、“負の選択”(自己を攻撃する有害なT細胞を排除する)というテストがあり、最終的には僅か数パーセントしかT細胞になれないのだ。天才型のヘルパーT細胞と努力型のキラーT細胞はかつてはライバルでありながら友情で結ばれ、ともにかけがえのない青春時代を過ごしたのだ。
細胞さんたちがこんな涙ぐましい努力をしてカラダを守ってくれていたなんて…!カラダ大事にしようっと。
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一つの毛穴での戦いが面白かった。
白血球さん、皮脂でほっぺがたっぷたぷ。無事でよかったけど、男の子にもらったツノをつけて、赤血球ちゃんに転職しました?って言われたの笑っちゃった。