紙の本
箇条書きを超える
2017/01/18 21:45
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投稿者:スーさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
箇条書きのポイントを学ぼうと思って購入したのですが、思った以上に収穫がありました。箇条書きを超える「超箇条書き」という極意が良く理解できました。実践を重ねてマスターしたいと思いました。
電子書籍
ポイントをつく
2016/11/24 00:23
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投稿者:どや - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨今ダラダラと話し書く人が多いように感じる 実に時間泥棒だが本人はコミュニケーション力が高いと自負しているから厄介だ この本は箇条書きの作法を説く 箇条書きが単なる情報の羅列と思っている人は本書に驚くだろう コミュニケーション力の高さとは箇条書きの上手さだと感じる
紙の本
なるほど
2016/11/16 09:50
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:あきゅ - この投稿者のレビュー一覧を見る
なるほど、と思いました。
読む側からすると時間の無い時にいかに早く正確に要点がわかるか、というのはとても重要です。特に最近は時間に追われている人が多いのでそういった伝え方ができれば、ビジネスでもプライベートでも好印象だと思います。
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箇条書きは、確かに重要なわりにちゃんと出来ていない人が多いスキルだ。
事象を構造化してとらえる、といった考え方、ものの見方の問題ではあるのだが、そのような抽象的な一般能力として捉えてしまうと身につけるのが難しいものになってしまう。
この本では、いくつかのやり方にしたがっていけば、過不足のない箇条書きができるようなやり方をまとめ、紹介している。箇条書きなってできている、と自分で思っている人も、あらためて読んでみるといいのでは。
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超・箇条書き―「10倍速く、魅力的に」伝える技術
2016/6/17
著:杉野 幹人
著者はシリコンバレーで仕事をともにした500人以上の起業家のプレゼンや提案資料から、箇条書きで短く魅力的に伝えることのパワーとその技術を学ぶ。現在は、箇条書きを基礎としたストーリーライティングの技術を東京農工大学でも教えている。
箇条書きは、英語や会計、そしてロジカルシンキングと同じくらい世界的に求められているスキルである。
世界の最前線では、「短く、魅力的に伝える」ツールとして箇条書きが選ばれ、そして使われている。そこには共通の技術がある。わずか数行の箇条書きであっても、繊細で精巧な工夫が必要なのである。
短く、魅力的に伝える箇条書き。そして人を動かす箇条書き。
それらを「超・箇条書き」と呼ぶこととする。
本書はそのエッセンスを惜しみなく披露している。
構成は以下の5章からなっている。
①なぜ、箇条書きが、最強のビジネススキルなのか
②構造化
③物語化
④メッセージ化
⑤超・箇条書きをもっと使いこなす
素晴らしい箇条書きは読む立場からすれば非常に楽である。
しかし、書き手からすれば非常に多くの背景やスキルののちに
出来上がったものである。
本書で取り上げられているスキルについては
非常に興味深い。そしてその奥深さと難しさも理解しているつもりである。
しかし、その壁を越えてでも箇条書きを会得したいと思う。
構造化・物語化・メッセージ化
箇条書きに限らず上位3工程は
人を動かすし理解させる際には必須の考え方である。
良い本、良い考え方に出会えた。
超・箇条書き―――「10倍速く、魅力的に」伝える技術
著:杉野 幹人
世界の最前線では、「短く、魅力的に伝える」ツールとして箇条書きが選ばれ、そして使われている。プレゼンに限らない。企画書・報告書づくり、メール作成、議事メモ、会議のファシリテーションなど、「短く、魅力的に伝える」箇条書きは、あらゆるビジネスシーンで使われている。
短く、魅力的に伝える箇条書き。そして人を動かす箇条書き。それらを「超・箇条書き」と呼ぶこととする。本書はそのエッセンスを以下の5章から成っている。
①なぜ箇条書きが、最強のビジネススキルなのか?
②構造化
③物語化
④メッセージ化
⑤超・箇条書きをもっと使いこなす
単純であるも絶大な力を発揮する「箇条書き」
簡単なようで奥深い。
誰もが使えるようで使い方を間違えれば、ただの文章の羅列に過ぎない。
本書で紹介されている「超・箇条書き」
箇条書きに超がついている。名前以上に超使える。
再読してまたその凄さを痛感した。
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超箇条書きとは、構造化・物語化・メッセージ化されていること。
構造化はテクニックなので、誰でもできそう。物語化も少しセンスがいるけれど、練習すればできるようになると思う。
でもメッセージ化は少し違う。メッセージ化の方法が分かっても実行できるかは別の問題だ。なぜかと言うと、発信したい自分の考えと、それ発信したいという強い想いが必要だからだ。そして、トレーニングをして発信する度胸をつけないと、本当の意味でのメッセージ化はできないはず。
本書の最後の方で著者がちょっとだけ触れているが、自分の考えを発信しようとするとする気持ちが、超箇条書きを実現できるんだと感じた。
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箇条書きはよく使うし便利だと思うが、10倍速く、魅力的に伝える技術を言う題名に惹かれて購入。
超箇条書きの3つの技術的要素
1.構造化:相手が全体像を一瞬で理解できるようにする
・レベルを整える(自動詞と他動詞を使い分ける。直列と並列を考える。ガバニング)
・状態。現状と行為を分けてグルーピングする
・時間軸が整理されているとストレスなく読める
・頭出しまとめで、伝える事を受け止める準備をする役割
2.物語化:相手が関心を持って最後まで読み切れるようにする(フックをつくる)
・イントロ
・MECE崩し
・固有名詞
3.メッセージ性:相手の心に響かせ行動を起こさせるようにする
・隠れ重言を排除する
・否定を使う:否定を使って退路を断ち、何を否定するかを明示する
・数字を使う
プレゼンにおけるNGワード
・~を改善する
・~を見直す
・~を推進する
・~を具体化する
・~のバランスを取る
・~を徹底する
・~を強化する
・~を実行する
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箇条書きのコツを書いた本。今までいい加減に箇条書きを作っていたなという気分になったので読んだ甲斐があった。、
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20160918 箇条書き、普通にできると思っていて、いつも書くときに違和感を感じていた。この本を読んで疑問が解けたのと、本来の箇条書きの凄さを理解できた。すぐにでも手を動かして経験する事ができるのも良い。いろいろな局面で使いたいと思った。
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10年程前に外資系の会社へ転職することになり、英語のメールを書く機会が増えました。同僚のメールを見ていると多くのパターンがありますが、私が見習ったのは、1)冒頭にメールを書いている目的を書く、2)可能な限り箇条書きを利用する、でした。
英語が得意でない私にとっては、箇条書き、というものは相手に自分の言いたいことを伝えるための有効な武器であったと認識しています。この本では、この箇条書きをさらに有効に多雨買いこなすための注意点を述べています、これらを参考にして、さらにメール作成時において活用していきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・箇条書きが向くのは、1)相手に情報処理の手間をかけさせたくないとき、目上の人への報告、2)相手がこちらに対してあまり関心を持っていないとき、売り込みのプレゼン(p19)
・日本では、意見と人格が同一視されがちなので、率直に意見しすぎるのは成果につながらない、日本では意見を否定された人は、自らを否定されたように感じて相手を遠ざける(p26)
・超箇条書きは、普通の箇条書きである「羅列化」の他に3つの技術要素(構造化:全体像を一瞬で理解する・物語化:相手が関心を持って最後まで読み切れるようにする・メッセージ化:相手の心に響かせ行動を起こさせる)を加えることで完成する(p28、29)
・構造化させるためには、ただ羅列するのではなく、1つひとつの文の並びに意味を持たせる、伝えたいことを幹をし、その補足を枝とする(p34)
・構造化で注意することは、レベル感を揃える(=グループ分け)、そのコツとして、1)自動詞(瞬間の静止画:状態)と他動詞(誰かに影響を与える行為:因果関係)を使い分ける、体言止めはご法度2)直列と並列で考える(時間軸で整理)、3)ガバニング(p37、43、45、54、62)
・ガバニングとは、統制する、頭出しまとめ、という意味。最初に「ポイントは3つ」と宣言すること(p63)
・物語化の要件は、フックをつくること、相手の関心を踏まえて、相手がドキっとする仕掛けを意図的に箇条書きに埋め込む、そのコツとして、1)イントロづくり、2)MECE崩し、3)固有名詞の使用、がある(p81、82)
・MECEにすることで、フックをなくしてしまい、物語化に失敗して相手の関心を引けなくなるという問題が起きる、つまり重要度の低いことは伝えない、考える過程で気づいた重要なことは伝える、思考のとっかかりとしてMECEを使うのは良いが、伝えるときは敢えて崩して、相手にとって大事な部分のみを伝える(p97、102、108)
・メッセージ化の要件とは、スタンス(どちらの立ち位置か)を決めることで、一般的なこと、無難なことを言ってはいけない。このコツとして、1)隠れ重言を排除、2)否定を使う、3)数字を使う(形容詞や福祉は「数字」に変える)、がある(p133、154)
・プレゼンにおけるNGワード集、~を改善する、~を見直す、~を推進する、~を最適化する、~のバランスをとる、~を徹底する、~を強化する、~を実行する(p139)
・ソフトな否定である、「AからBになる」、結果的には「もうAではない」というスタンスが明確になる、「AよりもB」、相対的に否定する(p151、152)
・企業のビジョンには、「企業をどこに向かわせ、いつ、何を達成していたいのか」という未来の姿を描くもの、ビジョンには状態を示す数字と、期限を示す数字の2つが必要である(p163)
・超箇条書き活用法として、1)ストーリーライティング、2)パラグラフライティング(長い文章を書く際に、その文章をいくつかのパラグラフに分け、各パラグラフの先頭に、主張することは何かを一文で示す書き方)(p174、182)
2018年1月14日作成
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常々思っていましたが、文章力の本が読みにくいってのはどうなのかと。その点でこの本は最高の本です。なぜなら本当に読みやすい。当たり前の事なんだけど読みづらい文章力の本はたくさんあります。
この本は文章書く上での本質的なことのみに絞られていて分かりやすかった。話し方や文章の書き方が上手くない我が同胞にもすすめたい。
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情報を短く魅力的に伝えること。構造化、物語化、メッセージ化の3つの切り口から、具体的に指し示す。MECE万能論ではないこと、体言止めは使うな、状態や現象は自動詞で、行為やそれによる因果関係は他動詞で、は新たな視点を得られた。メモ。
(1)MECEに伝える事は相手に迷惑な時がある。重要度の低い事は伝えない。考える過程で気づいた重要な事は伝える。
(2)箇条書きにおいては抽象度の高い文と固有名詞の例文というのは強力な組合せなのだ。
(3)相手がどんな人で何に関心がありどんなコンテクストに置かれているかを想定しないと物語化は出来ない。メールの場合、相手がどの位忙しくて、朝晩昼のどのタイミングでとの隙間時間で読んでくれるのかをイメージすると良い。
(4)あなたのビジョンや夢には状態や期限を示す数字はあるか。メッセージ化の第三のコツは数字で示して彩度を上げること。
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多くの人は「箇条書きの仕方」をきちんと習んだ記憶がない筈。読み手に文章で伝える際の効果的な方法が「箇条書き」であるという認識程度で、それこそ❝無手勝流❞でこなしてきた。そんなところに突如出現してきた「超・箇条書き」。読み進めるうちに「箇条書き、侮れないぞ」という心境になり、「超」という冠が載る意味と意図を知る。
◎「箇条書きのマスターは箇条書きに終わらず」
・論文、レポート、企画書、プレゼンのスライド作成まで活用できる場面が多いスキル。
◎「箇条書きは『読み手や聞き手の情報処理の負荷を減らす』という機能」
・情報を選別し、コンパクトに、魅力的に伝えることに腐心しなければならない。
◎「超・箇条書きとは『何が言いたいのは瞬時で理解でき、最後までストレスなく読め、前向きな気持ちにさせる』」
・3要素<構造化、物語化、メッセージ化>を盛り込まなければならない。
※箇条書きに必須の3要素……
1)構造化
→相手が全体像が一瞬で理解できるようにすること。
2)物語化
→相手が関心をもって最後まで読み切れるようにすること。
3)メッセージ化
→相手の心に響かせ行動を起こさせるようにすること。
えっ、箇条書き?と虚を突かれた一方で、実にとっつきやすいテーマ設定。敷居を低くしながら、その中身は濃く奥深く極めて実用的な内容。ロジカルシンキングとロジカルライティングの2つを同時に学べる超お得な実践本。おススメです。
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読むと頭の中がスッキリします。
箇条書きした情報の並べ方、出し方、伝える際の工夫を解説しています。ビジネスメールに苦手意識のある人はp114の「悩み相談のメールの書き方」を参考にすると、業務が進めやすくなるはずです。(マーケ井上)
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箇条書きについて。
えっと、箇条書きで書いたら200ページにもならないよね。とかのツッコミはナシで。
短い文にするには絞り込む必要があり、その考えかたが記載されている。
センスで片付けるのではなく、ルールを知ることで良い箇条書くことができるようになる。
最後のまとめだけサッと読んで興味があれば全部読んだらいい。
ちょっと、上からの書きっぷりが不快感。
箇条書きでなくベタ書きで書きました。