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悲しい人が空腹だともっと悲しくなる。
なるほど、確かにそうだ。
毎日美味しいご飯を食べて、隣で泣いてる人がいたら、無言でおかずを一品差し出せるような、そんな人間でいなくちゃな。
上島さんは優しくておバカさんで、でもだいすきな人を幸せにできる、でっかい男だったんだなぁ。
みんなに幸せになってほしい一冊でした。
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一つ一つのご飯の思い出が美味しそうで、でもちょっと切なくて。
上島さんに対しては静香と同じ立場で見てしまった。
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さくさくと読み進めてしまいました。
食事作るのが好きだったり得意だったりすると、こんな風に丁寧な暮らしが出来るのだろうか…食べ物で思い出を思い出すっていうのもまた素敵だなぁ。
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ごはんの一食一食から思い出が溢れるのがとても優しかったです。
生きるって食べることなんだなぁ、と。
上島さんとの思い出をごはんを通して感じながら、
少しずつ前に進んでいく民子を応援したくなりました。
あと、それぞれのごはんがすごく美味しそうでした( ´∀`)
今度作ってみようかな、と思うものもありました。
ほっこりあたたかくなれるお話でした。
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食べ物を軸に思い出が語られていく展開。民子と上島さんのほのぼのした関係、そして彼が亡くなって2年経つというのに変わらず思い続ける彼女が心配でもあり羨ましくもあるエピソードに微笑ましく読み進めた。静香という真逆の性格の親友、彼女の存在は支えになっているに違いない。ラストは乗り越えて明るい未来に向けて出発することを思わせてくれて清々しくなった。
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美味しいものを食べるのが趣味の主人公。
食べるたびに思い出すのは、元彼氏。
主人公と元彼氏と友人の女性、が出てくるだけで
その他はほぼ出てきません。
食べ物を作ったり、食べたり、なので
1話1話は短いです。
読んでいて見えてくる、元彼氏の姿。
何だか楽しそうな元彼氏だな、という感じです。
そして最後は…あれれ? という状況。
食べ物と思い出の中の元彼しか出てきませんし
確かにそれだけの話でしたけど…。
フラグというか、もしや? みたいな部分が欲しかったです。
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ごはんには、思い出が詰まっている。
亡くなった恋人の素性は何も知らなかったけれど、食べ物の好みはよく知っている。そんな元彼(上島さん)の謎が、少しずつ明らかになっていくので、読み進めるたびにドキドキする。
美味しそうなごはんの描写と、物哀しい雰囲気が絶妙で、癖になる。いつまでも過去を引きずっている主人公だけど、決してジメジメしすぎないのは、美味しそうなごはんの描写があるからだと思う。
最後は、人生を進んでいく兆しが見える終わり方で、清々しい。