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そうなのです、脳梗塞を扱う医師の方々で脳梗塞を発症した方と出会うことはほぼ有り得ない。
という意味でも、類書は何冊かあるが、やはり貴重な書であると思う。
本書は、言葉が軽妙に過ぎるきらいがあるものの、とても参考になった。
快復させようとする意志と努力が何より大切。私が考えるに、おしゃべりな人、ダジャレなど言葉遊びが好きな人は快復への道付けがしやすいのではないかと推測している。
何より、発症・再発症リスクのある人は、ちゃんとリハビリの資金源を確保しておくこと。リッチにならなければいけないと感じた。
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脳梗塞で倒れた後のリハビリ日記。
現実的にはかなり壮絶なのだが軽妙な文章なので面白く読むことが出来る。
それにしても脳梗塞の後遺症がかなり強く残ったいるにも関わらず文章書きとして復帰できたのはただただ意思力の強さの証であるとしかいいようがない。
筆者自身の考え方にはちょっと同意出来ないところもあるが本の内容としてはなかなか読み応えがあって面白かったです。
Amazonのレビューを見たらこの本の内容は虚偽であるというのがあったが、もしこの本がフィクションだとしたらちょっと評価は変わってしまうなあ。
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脳梗塞の実体験を書いた貴重なもの。
脳卒中は①自覚がない②すぐ忘れる③助けと依存をコントロールできない
難しい→後ろ向きで無責任で乱暴な言葉。難しいは無理、出来ませんとは次元が全く異なる。どうすればできるだろうか、とはもっと違う。やればなんとかなるかもしれないが、面倒そうだし、意義は認めるけど、パスさせてくれる?と言う意味になる。
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1.目的
妻が膠原病で入院し、寝たきりになって、話せなくなって、食べることもできなくなったとき絶望感に襲われた。リハビリで、どこまで回復できるのか?不安の中、紹介してもらったのがこの本。きっと、紹介してくれた意図がここにあるはず。
2.得られたこと
脳梗塞による機能障害は多種多様。この著者は中でも100を超える障害を突然かかえることに。そこから奇跡的な機能回復を実現させた背景と本人の努力に心打たれた。
何かをいつまでにやりたいという明確な目標と熱意。
さらに、自分の置かれている状況を理解し、希望を見出すこと。そして笑う気持ちと笑わせる姿勢。
3.アイデア
たまたま前日に映画「ドリーム」を見た。米ソの宇宙技術競争の中で女性差別、人種差別を乗り越えていく様は、前例のない世の中に風穴を開けるフロンティア人材の重要性に改めて気づかされた。
リハビリにも、仕事にも、明確なやりたい意思と、期限、それに楽しむ気持ちが良い結果を出すことは共通。これを実践していこう。