紙の本
オススメです!
2022/01/26 01:36
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投稿者:もりた - この投稿者のレビュー一覧を見る
レスターが優勝したシーズンの試合を観ていたので購入しました。点取り屋の岡崎選手がチームが勝利するあめにどのようなことを考えていたのかを知ることができます。
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岡崎自身が振り返るプレミアリーグ1年目で得た新たな考え方に至るまでの回顧録的な「物語」でした。
シーズン序盤はチームでの「献身性」を武器にとの考えから、チームメイトのヴァーディやマフレズに感化され、献身から流れをつくり自分へのパスを引き出しゴールを決めるという考え方に至るまで書かれていて面白かったです。
正直、何が「武器」なのか分かりにくい選手というイメージでしたので、今後の彼に注目してみたいと思わされた1冊でした。
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優勝シーズンの軌跡。
ミラクルチームで葛藤し何をすべきかを探っていくストーリーが、最後には小説家のような雰囲気も与える。
シーズンを見ているとシーンが思い出されて楽しめた。
個を追求していくことで強いチームとしてまとまっていくという感覚がおもしろい。
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今シーズンのミラクルレスターの中で、岡崎選手がどんな心境で戦ってきたかがよく分かる。
序盤から中盤にかけて、心境が変わっていく様がよく伝わってくる。
ファンなら持っていても良い一冊。
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なぜこのタイトルにしたのか?未だ到達せずと書いて未到。
ミラクルレスターのレギュラーとして、プレミア制覇に貢献した岡崎慎司。ゴールが少なかった、まだまだ取りたい、もっとやれる、と至る場面で場面でゴールへの飽くなき探究心、焦がれる衝動が爆発している。
選手としてリスペクトせざるを得ないというヴァーディとマフレズ。サッカー選手として苦手な部分や欠点があるにせよ、どんなスタイルでも結果を出せばプロセスに正解はないんだ、という点が印象的だった。
岡崎は考えに考え抜いて、練習に精を出し、自信をつけて本能のままゴールを奪えるようになることを目指している。ゴールを焦がれる熱い衝動に刺激を受けた。飽くなき向上心を忘れない。来シーズンのプレミアでの活躍、ロシアワールドカップでの活躍を期待!
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奇跡の優勝を果たしたミラクルレスターに所属した岡崎のシーズンを振り返った書。
彼の今の地位や成功などになぜ至ったのかを読んでいるとひしひしと感じることができる。
チームメイトでよく出てくるのはインレル、ヴァーディー、マフレズ。
インレルは同じような心境を抱き、他の2名はリスペクトしながら次第にライバル心を燃やしていくということになっている。
レスターは偉業を成し遂げたが、岡崎自身は悔しいシーズンを送ったようで、ラニエリの信頼もまだ確固たるものではないようだ。
今の時期に読むには非常にいい。
これから移籍マーケットが開いて、選手の移動もあるだろうが、来季のCL挑戦なども楽しみである。
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プレミアリーグで優勝を飾ったミラクルレスター、その一年を内部から語った日本代表FW岡崎選手によるエッセイである。
以前も彼のエッセイを読んだことがあるが、率直な語りぶりで、かつ文章も上手い。一年を通しての経過が物語のように展開していっており、グイグイと読ませる力のある一冊だった。
御本人が書いているのか、ゴーストライターが居るのかはわからないが、彼の本は読んで楽しめる印象が強い。
レスターシティの優勝はなんの誇張でもなく百年に一度だろう出来事であるから、サッカーファンであるならば(プレミアに関心が無くとも)読んで損のない一冊だろう。
内容の価値そのもの、文章の読みやすさも加味して星五つで評価している。
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昨日の日本―UAE戦を見て気づいた方もいるだろうか?
サッカーのW杯は、国家的な一大事業である。勝つためならなんでもする。
昨日も明らかにカタール人の主審はUAEびいきであり、なんらかの恣意性を感じることができた。
彼でない欧米の主審だと、結果はどうなったか分からない。そこで私は唱えたい。「日本人よ、W杯の試合には思いっきり念を込めて祈ろう。昨日は日本人よりUAE人の念が強かったから」である。
前置きが長くなったが、欧州で活躍するタレント揃いの日本代表で昨年最も輝いていたサッカー選手である、岡崎慎司選手の新刊が出た。タイトルは「未到 奇跡の一年」である。
以前「鈍足バンザイ」という彼の著書をレビューしたことがあるが、それに比べて数段、本書の内容はアカデミックである。戦略的かつ戦術的だ。
これはサッカーの本質をつかんだ、一プレミアリーグ選手による去年優勝した所属チームであるレスターでの活躍を詳述したものだが、とにかく内容が濃い。多分、「勉強が苦手」というタイプの方は、相当サッカー好きでないと、本書は読みこなせないのではなかろうか?
本書では彼のサッカーについてのトリビアの宝庫である。
彼のサッカーに対するアティチュードは非常に有機的であり、読者に「岡崎ってスゲー」と思わせること必須だろう。
例えば、彼のマスコミ対応、2chの活用の仕方、監督に対する見方。試合での起用方法に対する彼の考え方、どれも意義深い。
私が本書でへ~と思ったことの一つが、ブンデスリーガよりプレミアリーグの方が、タフであること。特にフィジカル面で。だから日本人選手は、まずブンデスリーガに行くのかな?と邪推してしまう。
本書は主に岡崎選手の昨年のレスターの全試合について、彼の考えが披露されている。例えば途中交代の事や、ゴール数など。あのバイシクル・ゴールについても。
彼ははっきりと明言している。「チームのために戦う」だけではダメだと。
皆さんも本書を読んで、ぜひ岡崎選手の活躍に目を細めて欲しい。
まだ、W杯の本選出場の結果は決まっただけではない。神の国ニッポンの我らが代表であるサッカー日本代表をもっと国民挙げて応援しよう。“我々をロシアに連れて行ってください”と。皆さん、念じてください!!!
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清水エスパルスの8番手フォワードだった岡崎がいかにしてプレミアリーグ優勝カップを掴むまでに至ったか。
岡崎自身が振り返り、自分の言葉でまとめたプレミアリーグ奮闘記。
常に己を振り返り、どうすれば試合に出られるか、どうすれば得点を決められるかを考え続ける姿勢、
人見知りを克服しイジられキャラを確立した持ち前の明るさ、
そして何より誰よりも強い向上心。
プレミアで優勝してもなお全く満足しておらず、「未到」の感想で締めくくった岡崎の一年。
如何にして日本人が世界で戦うかをそのヒントが詰まった、わたしにとって道標のような本。
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ストライカーとしての葛藤がひしひしと伝わってくる。チームがいい雰囲気で優勝を迎えたのもよくわかる。とにかく、岡崎すげえ。
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優勝したチーム、世界最高峰のリーグで競争に勝つためにどれだけ頑張っているかがわかりました。方向性は割りとコロコロ変わっている様に思えましたが、Positiveさというか、根本は全くぶれていないのだというのが強みなのでしょうか?
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サッカー日本代表の岡崎慎司の自伝。
イギリス・プレミアリーグのレスターに移籍して、1年目で奇跡の優勝を成し遂げるまでを記述した一冊。
当然、楽しいことばかりではなく、主にレギュラーで出られないことによる悔しさなどもあるが、それも含めて色々と知り、楽しむことができた。
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優勝した年の岡崎さんの簡易的な日記のようなもの。
献身的が褒められる風潮と自分の目指していることのギャップに悩みながらも優勝という結果に貢献した日々が書かれている。
こういうひたむきで努力を続けられる人がトップクラスで日本を代表して戦ってくれていることを誇りに思います。
チームの調子とは反比例して今期の調子が良いようなので二桁ゴールを期待しています。
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ネス湖にネッシーが発見される、エルビス・プレスリーが生きているといったブックメーカーのオッズよりも更に低い倍率だったレスターの優勝。弱者がどのようにして、マンチェスター・ユナイテッドやチェルシー、アーセナルなどの強豪ひしめくプレミアリーグで優勝できたのか、その内幕に興味があった。また、岡崎が海外のチームで単身どのようなコミュニケーションをしているかなどにも関心があった。
優勝の秘密は、正直分からないだろう。おそらく、本人達もレスター監督のラニエリですら、事後的には解説できるだろうが、これをやれば優勝できるという類のものではないだろう。ただ、個性あふれる選手が各々の持ち味を活かして躍動する事が結果的にチームへの貢献とつながったということだろうか。
岡崎は、献身的なプレーが評価されている事について、シーズンを通じてもがき苦しんでいたようだ。フォワードの仕事は本来点を取る事であり、ディフェンスではない。献身が評価されることで、試合には出れる。しかし、点を取る事で評価されたい。実社会でも、組織の中での役割となりたい自分とのギャップはあるだろう。
岡崎がそれでも、リーグ戦36試合中28試合で先発出場できたのは監督の信頼があったからであろう。それを本人も自覚し、常に自分の頭で”考える”、これこそが彼が海外でもやれている理由だと思う。最近読んだ、野球の野村克也の本にも、鈍感は最大の罪だと言っていたが、サッカーの世界でも、またビジネスの世界でもそれは同じであろう。
また、岡崎は英語が苦手であっても他の選手とのコミュニケーションも積極的に取ろうという努力はしているという。これも、ビジネスにおいても同様に必要な心構えだろう。
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純粋に読み物として、サッカーファンなら楽しめるのでは。
世界最高峰のプレミアを主力の一員として戦った日本人の貴重な手記