紙の本
こはぜ屋に入りたい
2016/10/21 22:07
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投稿者:えるべっく - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸作品は銀行ものが多いが、
本作はランニングシューズがテーマ。
一応、少しは大会にも出る草ランナーとしては、
いつも以上に興味と期待を持って読んだ。
シューズ陸王に会社の再建を賭けるこはぜ屋、
陸王を履いて再起に賭ける茂木。
このふたつが交差して物語は展開してゆく。
できるなら
こはぜ屋に就職して、
開発チームに入りたい。
そんな気持ちを
強く持った作品でした。
電子書籍
駅伝ファンを泣かせる一冊
2016/09/19 19:12
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投稿者:翠 - この投稿者のレビュー一覧を見る
駅伝シーズンに差し掛かる今、オススメの読物です。
駅伝やマラソン選手も題材にされていますが、主題は零細企業経営者が親から引き継いだ右肩下がりの家業を守る為に悩み奮闘するという話。
舞台は業績が衰退し、資本力も乏しいという体力の無い会社。社長は生き残る為に新規事業に活路を見出だしますが、いつしか沢山の人達の大きな夢となっていく。知恵をしぼり、人脈を命綱にしてじわじわと現状打破していく社長の姿は、誰もが応援したくなります。 次々に降りかかる難題を仲間達と一緒に解決していくけれど、大事な決裁は一人苦悩する。社長業の重圧感がよく伝わって来ました。
成功しか知らない人より、困難を多く乗り越えた人の方が、人生に手応えを感じて生きている。 私も主人公や彼を支える人々の仲間となり、苦楽を共有したい衝動に何度も駆られました。
負け組と称されたり、圧力により理不尽な扱いをうけたり、世の中、嫌な思いは多かれ少なかれ経験あると思いますが、そんな鬱憤を晴らしてくれる本です。
義の美徳がいつまでも評価される世の中であって欲しい、本を閉じた時、そんな思いが胸に広がりました。
電子書籍
面白い!
2016/09/17 18:56
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投稿者:マイケル - この投稿者のレビュー一覧を見る
池井戸氏の作品は面白く、いつもあっと言う間に読み終えたしまいますが、この作品もページ数ありますが、面白いです。足袋メーカーが舞台になっていますが、どのような展開になるかは…是非読んでみてください!
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創業100年の足袋屋「こはぜ屋」がじり貧の業績を打開するため、足袋作りのノウハウを生かし、ランニングシューズ業界に名乗りを上げる。
ライバルからの横やり、うまく行かない資金繰り、といつもながらの池井戸ワールド。安心だけど、いつもいつも同じパターンで、先が読めてしまう。本作では悪者も少し小粒。
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お、も、し、ろ、かっ、た~~~!!!w
大筋は予想通りなのですが、中身は二転三転、捻りありで
ページをめくる手が止まりませんっ!w
もちろん、ビジネスには冷静で冷酷な判断と実行も必要でしょう。でも、それだけじゃない、それだけじゃダメ、と
池井戸節が炸裂します♡
人と人の繋がり、信頼関係、それぞれの人の思い・・・
人情だけでもダメだけど、ワンマンでもダメ、経営者には絶対なれないtantanですww
男たちもモチロンカッコいい!しかし、驚くべきは表立って戦う男たちを陰でさりげなく支えている女性たちの存在である・・・で、できすぎじゃん!?支える女にもなれそうもないtantanですwww
あけみさんに泣き、茂木選手に泣く。飯山もよい。
ちょっと走ってみたい気分になったりしてw
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舞台は変わっても、仕事に対する情熱で突き進む池井戸劇場変わらず。
導入期の次の成長期の続編でたら、読んでみたい。ドラマ化しやすそうな内容だった。
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ストーリーの展開はいつもと同じ。お約束のハッピーエンド。わかってても、読み始めると止まらない。やっぱり感動します。
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図書館で。予約が回って参りました~ またまた一気に引き込まれて、私も勝手に物語の一員になった気持ちで手に汗握って読みました。池井戸さんさすが!な作品でした♪
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ちょっと一直線すぎた(?)ストーリーでしたが、かなり楽しめました。読みやすかったです。
読書第3コーナー辺りから、加速され一気読みでした。
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新規事業に乗り出す零細企業と挫折したランナーの物語。挫折した人たちが力を合わせて感動を作り上げる。これでもかと災難が降りかかるが、頼りは金ではなく、人が人をつなぐ人脈と信頼だった。
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老舗の足袋製造会社が、ランニングシューズに新規参入。大手総合スポーツ用品メーカーとの争いに勝機は有るのだろうか、という話。
確かに面白いし、昨今のランニングブームも取り入れ読者の心をつかんでいる。が、巨大な有名企業ライバルからの手を変え品を変えての妨害、嫌な感じのメインバンク、資金繰りにうるさい経理担当役員、やる気無し社員の発奮・・・。ロケットからシューズに変更し、M&A的なものを加えた感は否めない。ソールもアッパーも画期的素材だが、他社開発商品。
色々盛り込んであるし、ロケットを未読であれば十分楽しめる小説。
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一気に読んだ。池井戸さんらしい話の展開に引き込まれ時も忘れて夢中に読んだ。
パターンとしては、変わらないのかもしれないが、私はそんな話をこれからも読みたい。
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うまくいったと思ったらエライ目にあった。
エライ目にあったと思ったらうまくいった。
残りページが少なくなれば、最高のゴールが待っている。
いつもの池井戸潤でした!
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老舗足袋メーカーがランニングシューズ業界に参入するというストーリー。
中小企業の社長、社員の奮闘、一度挫折した人間の復活ストーリー、大企業の妨害などいかにも池井戸作品らしい内容でワンパターンのような感じではあるが、ストーリーは引き込まれる内容でよかった。
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やはり下町ロケットのシューズ版でしょうか、話の内容はよく似てます。
ストーリーの流れは同じです。
まあ読み物としては面白いが、ちょっとマンネリかも、