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世の評判と異なり凡将だった真田幸村が猿飛佐助ら十勇士の担ぐ御輿に乗ってホンモノに変わっていく姿が興味深かった。
ラストで明かされる「真相」も予想以上で娯楽作として楽しめた。
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本作は、虚実入り混じって時代モノの「御馴染なタネ」となっている“真田十勇士”を、少し新しいアプローチで取上げている。「“虚”と“実”」または「“実”と“虚”」というような、ここから踏み込んで「“建前”と“本音”」というような、少し深いテーマが「戦国時代の掉尾を飾ることになった英傑」に託されているような気がした。
「事実とは異なる評判で祭り上げられてしまっている」として、九度山で果てることも止む無しとしていた真田幸村…彼がどうなって行くのか?その真田幸村を盛り立てようと、勝手な打算で仕え始めた猿飛佐助はどうなって行くのか?なかなかに「熱い」モノが在る物語だ…
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確か松阪桃李が主演の舞台の文庫化だったかな?脚本・監督が誰かは知りませんが、笑いの部分がとことなく三谷幸喜な感じ。ラストは・・・まぁエンタメ時代劇だとこうですよね~
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史実とはちょっぴり違う大坂の陣。結構楽しく読めました。
しかし、どんなものを読んでも淀さんは好かん。
映画の方も見てみたいな。
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うーん…
裏表紙の内容紹介にもはっきりと「エンタテインメント」ってあったから
端から「マンガだな」って思って読めば良かったんでしょうね…
一言で言えば、微妙でした。
微妙な理由、グイグイ言わせてもらっていいですかね??
まず全体を覆う空気が重いっつーか、暗いっつーか…
設定は結構おもしろそうなんだけれども
どうにもこう…停滞ムード、っていう感じが。
それから
わかりづらい。誰サイドで読めばいいのか(私の読解力とかもあるのかもしれないけど)
なんだか最後までよくわからなくて
共感しづらいかなぁって。
どうせだったら「幸村編」「佐助編」「淀殿編」って100ページ毎にまとめて
同じ物事をそれぞれの視点で映していく、みたいなほうが楽しめたかなぁと。
まぁ、あと一番「微妙だな」って感じたのは
言葉が過ぎるなって。
特に会話文のところが、なんていうか…
登場人物に言わせすぎっていうか…
そこまで登場人物に言わせないと伝わらないような話だったら
もうちょっと練ったらいいんじゃないかな?!とか
結構厳しいこと思ってしまいました…もちろん自分じゃ書けませんが。
本の面白さって、「言葉にされてないところ」にあると思うんです。
その楽しみをね、どうも随分奪われたな…っていう印象です。
ただコレ、
やっぱり「マンガ」として捉えて読む分には
割と面白いんじゃないんでしょうかね。
映画(結局見られなかったけど)にもなったし
映像感覚で読むのがオススメです。
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