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【なぞの座敷童子少女現る!? 座敷童子コンビと訳あり妖怪たちがおくる平成あやかし譚】
遠野が美しい雪化粧に包まれる季節、平穏な「迷家荘」に新たな珍客が!? 妖怪小説家をしながら旅館の見習い番頭として働く緒方司貴の前に現れたのは、司貴が苦手意識を持つ家族、そして“座敷童子コンビ”の過去を知るという“女の子の座敷童子”!?
ひと悶着を引き起こす座敷童子少女・律のほか、半妖のさとり少女、好々爺のぬらりひょんなど、遠野の旅館には問題だらけの妖怪や人間と共に、相も変わらず笑いや涙も集まってしまうようで……。
そんな中、妖怪たちが持ち込む無理難題に司貴&童子の仲にヒビが――? どうするどうなる座敷童子コンビ!?
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人の心が読めるっていうのは、最初は楽しいかもしれないけど、実際は結構つらいだろうなと思う。ぬらりひょんがなんであんなに思わせぶりなのか気になりましたが、最終的には納得できる話でした。
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【収録作品】プロローグ/第一話 もう一人の座敷童子/第二話 さとりの呼び声/第二・五話 雪の精の恩返し/第三話 百鬼、夜を行く/エピローグ
司貴と幼少時親を亡くした彼の面倒を見てくれた伯父夫婦との間にあるしこりを取り除く話。そして、「さとり」の少女・静香とぬらりひょんの話。
ほっこり癒やし系のライトな物語。
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「もう一人の座敷童子」
東京にある叔父夫妻の家に住んでいた女の子の正体は。
第六感と呼ばれるものがあるからこそ、彼らの入れ替わりに気付いていたんだろうな。
言葉は通じないが、相手を思っての行動はきちんと通じるんだな。
「さとりの叫び声」
人間だけでなく妖怪の心の声も聞こえる人間の少女。
ある日突然この様になったとしたら、何が本当なのかと疑心暗鬼になりそうだ。
そういえば、彼女を探している時に聞こえた声は一体誰の声だったのだろう。
「雪の精の恩返し」
子供を見つけてもらったお礼に。
雪女だからこそ作る事が出来た風景なんだろうな。
「百鬼、夜を行く」
夜な夜な遠野を歩き回る百鬼の目的は。
彼女に対しやけに手を貸すぬらりひょんの正体はすごく予想外だった。
そして、姿は見えないが魂を削りながらも海外から帰宅を果たした父親の想いの強さはすごいなと思った。
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ぬらりひょんのイメージが変わりました。食えないやつと思いきや
人の心が聞こえたらわたしなら負の感情ばかりにとらわれ終わりよければ全て良し
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妖怪と人間と神様の三つ巴。それぞれの距離感がよく分かる一冊。
神様とは違った視点から、生活の中に現れ畏怖の対象となっていた妖怪。
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サトリ少女や猫又ぬらりひょんと息つく間もないくらい問題が起きて東奔西走。
毎回よくおさまるところにおさまるなと感心してしまいます。
座敷童子は今回珍しく巻き込まれてしまってかなり上から落ちたのでは。
少し恋も進展?したようで。幸村さんが上から怒ってそうですが。
先生は叔父さんたちとこじれた関係が緩和されて本当によかったです。
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幼い司貴を引き取り、育てた伯父夫婦との関係。
入れ替りだとわかって読んでいても、座敷童子と司貴との関係がスッキリしない。
静香の問題も出来すぎている気も…