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作者に気付いてえぇ,となったけど,おもしろかった。全体的に興味深かったし,幸せの絶対的総量は全人類平等というのは実際そうなのかなと思う。
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ちょっと特殊な本である。
フィクション的な部分と、ノンフィクション的な記述が混在しているので、最初は少々読みづらい面がある。
しかし書かれている内容は表現の違いこそあれ、実際にシンガポールなどであった事実ということ。
例えば、ある資産家は国の徴収からのがれるために、徴税対象から外れるべくシンガポールで生活する。とは言え英語も喋れず、コミュニティとも交わらず、人生を楽しむというよりは、人生を浪費するだけのに成り下がっていたりする。お金よりもこの世には大事なことがあるのでは?と、巨額のお金に振り回される人々の様子を知って感じてしまうのではあるが。
ただ振りまわせるほどの資産を手にしてみたいものだと。
お金があればそれなりの悩みがつきものである。
余談:野村證券の担当者がいつも筆ペンでDMを送ってくる理由がわかった。
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Wealth Management関連の仕事で購入した一冊。
富裕層向けサービスとはどんなものなのか?そもそも富裕層とはどんな人たちなのかを小説仕立てで読むとわかりやすいかと思い、また実際読んでみてわかりやすかった。多少大げさではないかと思うところもあるがそこは小説なので3割引ぐらいで理解しておけば良いかなと思った。
富裕層もいろいろと大変なんですね…という感想とともにお金には気をつけなくてはと改めて思いました。
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それまでほとんど意識したことがなかった国際金融の舞台の一端を垣間見ることが出来、非常に興味深かった。
この本を読んで直接プライベートバンクに憧れたわけではないが、国際金融の世界を就活で志望するきっかけとしては非常に大きなものとなった。
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どこかのレビューで紹介されていたのを思い出して、手に取った本です。
この本は、実話を基にして、登場人物も実名を使って、シンガポールのプラベートバンクを部隊にした、シンガポールの日本人ムラと呼ばれる裕福層の生活や財産形成、節税の実態を描いています。
それも小説の体裁をとって描いているので、ついつい引き込まれてしまうのですが、実話を元にしているせいか、わかり易いラストはありません。
しかし、超が付く裕福層たちのコミュニティは、庶民には縁がなさすぎて、現実感が湧いてこず、本当に小説の中のフィクションではないかと思ってしまいますが、NHKでのドキュメンタリーでもあったように、現実に存在するのですよね。まあ、おカネに執着しなければここまでの成功はないんだと思います。
しかし、シンガポールで成功した一人の佐藤俊介さんは「幸せの絶対的総量は全人類平等」とツイッターでつぶやいているそうです。若くして成功した超裕福層と庶民は、結局のところ幸せにおいて変わりはないんだとのこと。
その言葉を信じて、毎日を送ります。
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ある証券マンが、日本を出てシンガポールで出直す話。
ストーリーはあまり充実していないが、金融関連の知識が多く記載されている。
小説+金融知識というより、金融知識+小説の主従が入れ替わっている。
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著者の作品としては今一つの内容。週刊誌連載のためか書き方が著者らしくなくスキャンダルっぽいのが気になった。また焦点も絞れ切れておらず、ふ~んこんな世界もあるんだなあといった雑誌的な印象で作品としては...。
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シンガポールの課税優遇制度を利用した、超富裕層の節税対策と、その人たちのための投資案件やシンガポール居住におけるフォローをする、バンクオブシンガポールのジャパンデスクの人たちの話。彼らのような投資銀行の人たちは、別名マネーの執事と呼ばれているそうだ。
作者が元記者のため、本当に実在する人物を元にストーリーが作られており、ほぼほぼ実話に近い内容の様子。
周囲にそんな富裕層は居ないが、シンガポールの富裕層優遇制度は小耳に挟んだことがあり、そのカラクリがこの本でよくわかった。
マネーリテラシーが高くない私は、最初、読めるのかと心配だったが、清武氏のわかりやすい文章と、実在する人物たちを元に描かれた生々しいカネを巡る攻防に一気に引き込まれていき、3〜4時間で読了した。
自分と同世代の人たちも、新富裕層としてシンガポールで暮らしていたりするが、彼らも皆、節税のためにシンガポールへ一時的に住んでいる。
お金の為に何処かへ行くのではなく、何かを仕掛ける為にお金を使う、そんな生活を死ぬまでしたいなと思った一冊だった。
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This book is about private banker in Singapore. Me previous company's colleagues, who works in Singapore as an accountant, recommended me to read one. I can understand three point through this book.
First is about the role of a private banker. I didn't understand a private banker clearly before reading one. Their purpose is collecting asset of the wealth and earning custodian fee. If they can collect $1 billion, supposing that the rate of the custodian fee is 1% per year. th...ey can earn $10 million every year.
Second is the difference between Tax Heaven and Offshore. I didn't recognize the difference. Generally speaking, there is no difference among them. But Offshore is a country that offers lower tax rate. The opposite one is Onshore, such as U.S and Japan etc.
On the other hand, Tax Haven is a country that offer yak free. Singapore is said to be Offshore. On the Japanese tax rule, if we live overseas for 5 years, Japanese authority doesn't impose tax on the asset which is on the other country. Especially, Singapore doesn't impose an inheritance tax and a donation tax. Singapore is mainly selected by the Japanese wealth, who is interested in saving tax. Although, most of them is said to be getting tired of staying other country for 5 years. Japanese has a barrier of language, especially the older ,who can't speak English.
They can't enjoy this stay regardless they have a lot of money.
Last is that I understand the importance to learn the other country' rule. There is a trend that many country tighten tax rule recently. It is getting difficult to save tax for the wealth and companies. However, it is essential to know the rule for keeping our assets.
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お金の怖さを改めて痛感する内容。
どんなにお金を持っていても「もっと、もっと」となり、際限がない。
節税のために死ぬ前の5年間を捨てて、あの狭いシンガポールにとどまらなければならない。
お金があっても、自由がない。むなしい毎日。確かに、相続税は節税できて、金は子供に残せるが、それが果たして子供たちのためになるのか?
最後の梅田の話は、プライベートバンカーに何でも相談し、任せてしまうことの怖さを表している。確かに、どこにどんな金があって、身寄りがないことも含め、すべて知っている相手。信用第一とはこのことだなと痛感。
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元読売の清武氏の実名入りノンフィクション。ナベツネとやりあった清武氏だけあって、鋭い切り込みと思う。
現役プライベートバンカーからの取材が主と思われ、生々しい実態が描かれている。
同業界に同様の友人がおり、非常に身近な話題でもある。
業界特有の数字の奪い合いは、この業界(プライベートバンク)ならではの性格がよく出ていると思う。
一方で、顧客との関係が重要であること、外資のノウハウを得るところは、程度は幾分異なるものの同じく外資のジャパンデスクに単身乗り込んだ事が有る自分にも共感する部分は多い。最後の方に出てくる郷里や日本の四季への思い、そしておかんの言葉にも妙に共感するというか、当時自分も同じ思いを描いたものである。
在シンガポールの超富裕層が決して幸せそうではないという内容は、やや取材者の主観が入っている気もするが、示唆するところも多いと思う。「人間の幸せの絶対量は同じ」という言葉にも考えされられる。ポジティブに行こう。
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相変わらずの取材力と構成力。この本のページをめくることで一人のバンカーとなれ、億万長者とれ、そしてそれを取材する作者自身となれる。それにしてもこの世には桁違いのお金持ちがいるものだ。。。
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編集方法が、実に稚拙で、物語の羅列。
物語が絡み合うことがなく、つなぎあわせただけ。
杉山智一というオトコを 軸にして構成している。
なんと言っても、焦点の定まらないオトコである。
そのオトコを軸にしているので、
まわりの人も焦点がぼけている。
億単位以上の金持ちの生態を描いている。
シンガポールにいる金持ちの図鑑みたいな感じなのかな。
節税のために シンガポールに5年在住する。
日本の税金を逃れるために生活する。
何のためのお金なのか?
まさに、お金に飼われている人たちと
そこから、巻き上げようとする プライベートバンカー。
よく考えたら、金持ちの寄生虫だね。
震災が起これば、儲けるチャンスとはねぇ。
それで、人生楽しいのだろうか?
実に、乾いていて ひからびている。
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この世にはごく少数の大金持ちがいて、その資産を守るために税金が安い国に住む人をサポートする金融屋さんの話。。。全く私とは関係のない世界だけど、そのエゲツなさは充分面白かったし、金持ちになってもあまり幸せになっていないなぁ。というのが正直な感想。
まぁ、一生関係のない話だけど(笑)
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お金持ち・・・
なんかお金持ち、
シンガポールにいるお金持ちは違う。
こういう仕事のひとも、違うなあ。
野村證券の新人研修に てんびんの詩。
これ、びっくりした。