電子書籍
人生の指標
2022/11/02 20:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:twan - この投稿者のレビュー一覧を見る
情報にあふれ、混沌とした現代社会に生きるわれわれにとって、この本は胸のつかえが落ちるような一服の清涼感を味わえる。人生とは道そのものであり、水のごとく、自然の理に沿って生きることを教えてくれる。
投稿元:
レビューを見る
老子のとなえた「道」の世界。
奥深い分、解釈のしかたも色々あるようですね。
正しく理解するということも大事ですけど自分なりに読み解いていくのも老子の楽しみ方なのかもしれませんね。
投稿元:
レビューを見る
老子とは聞いたことがあったが、今回これを読むまでは講師の様に一人の人が書いたのかと思ったが、複数の人により編纂されたのだと初めて知った。
また「上善水の如し」「柔よく剛を制す」なども老子に書かれていると言う事も初めて知った。
柔軟さが大切だと言う事が本質だと理解した。
投稿元:
レビューを見る
余食贅行 よしぜいこう 余りもの
賢しら さかしら 利口そうに振る舞うこと。物知りぶること。自ら進んですること。よけいな世話を焼くこと。さし出口をきくこと。讒言。
論難 相手の不正や誤りを論じ非難すること。
見損じ 囲碁や将棋で読みまちがうこと。
投稿元:
レビューを見る
思うに、「勇」には二つの方向がある。一つは前へ進む勇気、もう一つは後ろに退く撤退の勇気である。どちらがむずかしいか。言うまでもない。前へ進むことなら誰にでもできる。むずかしいのは情勢不利と見極めたときの撤退の決断である。それをきちんとできるのが真の勇者だとされてきた。
投稿元:
レビューを見る
道…それは単なる言葉・概念なので、それこそ自分を意味なく縛り付けてしまう気がした。
知っていても知らないふりをせよ、知識の獲得の否定、…一見、現代の日本で一般的なあるべき論(老子の教えが流行った時代でもあまり違わなかっただろうけど)とは逆のことが述べられ、面食らうが、実はあえてそう振る舞うことで、ひいては自分のためになるように仕向ける、という強かな思想と理解。にしてもちょっとまわりくどいし、穏健・無害だけど、社会を良くしようというモチベーションのビジネスの世界とは対極にあり、今の自分が変に超然ぶって参考にすべきではないと思った。
投稿元:
レビューを見る
2024/04/19読破
一言 老子は好き。この本はあまり好きではない。
感想 老師が好きなので読み始めました。期待値が高すぎたか、あまり得られるものがありませんでした。
104
「曲全」
「始めは処女の如くにして、敵陣、戸を開き、後には脱兎のごとくにして、敵、防ぐに及ばず」
これは最初は下手に出て、相手の油断を誘う。したたかさのことを言う。