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タイトルそのままの本だが、選択されている建築がいちいち素晴らしい。表紙こそユニテだが、内容はアメリカ建築入門の趣である。
モンティチェロの新古典主義から始まり、プレーリー様式、アール・デコ、モダニズム、ブルータリズム、ポストモダン、ハイテクと続く。
特定の建築を作るためのキットではなく、白と透明のパーツばかり集めた「レゴ・アーキテクチャー・スタジオ」は建築設計業界でも話題になったが、組み立て説明書がないので、もう一つとっつきづらいとの話をよく聞いていた。本書はそのためのガイドブックとしても構想されているようだ。ちょっと欲しくなった。
巻末のレゴビルダーたちの思想も興味深い。
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帯に「憧れの名建築を再現できる大人のためのレゴブック」とあるのはあながち間違いではないが、いろいろな建築様式の特長を学ぶことができるというのが本書の一番ではないだろうか。
レゴ好きだけでなく、建築に興味がある大人や子どもにも楽しめる本だと思う。
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実際の作り方から、建築の歴史も学べる。
レゴ好きにはたまらない、いつまでも手元に残したい本。
後半のビルダーズガイドに記載されている、色の裏技やパーツの整理の話も参考になった。
作りたい作品
・ドーム屋根の建物(新古典主義建築)
・映画館(アール・デコ様式)
・ガラスの図書館(ブルータリズム建築)
・オフィスビル(ポストモダン建築)
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レゴで建築様式の歴史を学べる素敵な本。
表紙のユニテ・ダビタシオン(ル・コルビュジエ)も素晴らしい!
取り上げられている建築物の写真セレクトもとても良かった。
個人的には好きなのは…
モダニズム建築(ミース・ファン・デル・ローエ、オスカー・ニーマイヤー)
ブルータリズム建築=コンクリート(ルイス・カーン、ザハ・ハディド)
ハイテク建築(フランク・ゲーリー、レンゾ・ピアノ)
レゴで制作された中銀カプセルタワービル(黒川紀章)も必見!