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紙の本
もはや、アメリカは世界の警察ではないのか。
2016/09/03 15:42
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投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
混沌のする世界情勢。内向化するアメリカ、南シナ海で暴走する中国、イギリスのEU離脱など。
世界各国が「自国第一主義」へと流れていることを著者は説いている。似たような書籍を何冊か出版しているし、講演でも同様な話を説いている。にも係らず、議論が湧かないのは何故であろうか。日本人に危機感はないのか。日米安保に胡坐をかいて大丈夫だと思っているのであろうか。いまこそ、政治の責任。責任ある政治を望む時であるのに、その政治に癖癖としているという為体なのが現実か。
そこで、本書は以下のような危機が海を挟んだ隣国で起きていると指摘している。それは、中国が傍若無人の振る舞いを加速させている理由として、最大の抑止力だった米国が、もはや日本にあまり関わりたくないと考え始めているからにあるとしている。
たしかに、アメリカの監視が弱まった途端にやりたい放題である。しかし、日本は未だアメリカが世界の警察であるという認識のままであろう。他国に頼るばかりの日本でよいのかと危惧している著者の主張は素直に傾聴する必要があろう。
とくに、混沌とする世界情勢と、変化しているパワーバランスについては待ったなしという印象を受けた。繰り返すも、いまこそ、責任ある政治が問われる時なのだと思う。
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