電子書籍
なるほどの、サイドストーリー
2020/11/22 00:35
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投稿者:sato - この投稿者のレビュー一覧を見る
こちらを読めば本編での登場人物の行動をより理解することができます。時空・身体の入れ替わりという面白さだけでなく、その背景も楽しめる外伝です。
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「君の名は。」の世界を広げて補完している短編集。外伝的?立ち位置でしょうか。
映画では語られていない三葉の父親が避難指示を行った理由がわかります。原作とは違った確かな描写が物語に深みを与えてるようで思った以上に読み応えがありました。
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映画を観て物足りなく感じた部分を補ってくれる小説でした。
どのお話も、温かく優しく、少し苦い物語になっています。
読み終わった後には、きっと映画をもう一度観たくなると思います。
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■おまえはいったい、どういうやつなんだ?
東京に暮らす男子高校生・瀧は、夢を見ることをきっかけに田舎町の女子高生・三葉と入れ替わるようになる。慣れない女子の身体、未知の田舎暮らしに戸惑いつつ、徐々に馴染んでいく瀧。身体の持ち主である三葉のことをもっと知りたいと瀧が思い始めたころ、普段と違う三葉を疑問に思った周りの人たちも彼女のことを考え出して―。新海誠監督長編アニメーション『君の名は。』の世界を掘り下げる、スニーカー文庫だけの特別編。
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大体、映画では詳しく語らなかった部分を補完するもの…になっています。
シナリオ協力として為せる技でしょうか??むしろ大分映画で削られたのかしら。
4編構成です。
瀧が三葉になってるときどう三葉を見て、そこから三葉を見る目が変化していった…とか。
テッシーの事とか。←主にカフェ??w
四葉におけるムスビとそもそもムスビって…とか。(四葉の話はクスってなります。おっぱいで。)
何より親父さんと二葉さんの話が読めるのが個人的に大きい。あの親父ならあんな風に行動出来る。
是非映画を観た後に読むのをオススメします。
あとは彗星が神なのか、それとも事象が神なのか信仰形態が知りたかったので少し触れてて良かったですよ。
本当によく作り込まれた映画であり作品です。メディアミックス含めて。
(諸々細かくはこれから考えてみますが。)
あれ??まてまて、じゃあ三葉が瀧くんやってる時の話ももっと細かく!!いや早耶香をもっと!!
…続編オナシャス!!笑
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最後の短編のお父さんとお母さんの馴れ初め話が良かった。これをもう少し映画にも組み込んでくれたら、もっと深みのある映画になったのにと思う。
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これはいい。とても良かった。
疑問点がクリアになって心地よい感動が訪れる、そんな感じ。
映画、小説版のあとにぜひ読むべき。
そして映画をまた観に行きたくなる。
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映画見たあとに読んだ。
かゆかったところに手が届いたような、映画を補完してくれてめっちゃすっきりした。
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映画の補完として読む。劇中メインのテーマはあまり語りすぎず、サブの細々とした描写にたいして説明を加えていくという話。父親の話がやや浮いていたが、概ね満足な出来
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本編に対してさっくりとした語り口。場面ごとの登場人物の感情優先で淡々と進んでいきました。
やはり、三葉パパと二葉のおはなしがなんとも幻想的で新鮮でした。
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同名映画の補完的な立ち位置の小説。瀧の話とテッシーの話は映画では読み取りきれなかった内心と三葉の輪郭が見える話で良かった。
四葉の話も、宮水神社の過去がうっすら見えて良かったな。この3者の話はつまりは映画ではそこまで描かれなかった外から見た三葉を補完するためのものだったと思う。
そしてもう1話が大いなる敵対者である所の三葉父にスポットを当てた物。
これにうーんと首を傾げてしまうのだけど、ここまで大いなる存在というか流れの存在をほのめかしてしまうと三葉と瀧の頑張りの意味を薄めてしまう気がする。
父が三葉や宮水の女たちと敵対せざるをえなかった理由については明確になって良かったと思う。
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滝君のストーリーはなかなか印象的だったかも。そうだよね。異性の体に意識だけはいったらそうなるかも。笑そして、そうやってあのバス停のカフェはできたんだ。納得。
お父さんのストーリーは、なんだかわかるようなわからないような。あ、お父さんの気持ちが、でも、どれもよかったです。また、映画を見たくなりました。
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約10年ぶりくらいにラノベを買ったかもしれない。
本編とは違う視点から描かれる話。脇キャラの心情を丁寧に描いている。
しかし初期プロットの部分から書かれたせいか、本編とは若干の矛盾が生じている。その辺はおおらかに流して読む。
多少の違和感はあるものの、更に一歩踏み込んで作品を知りたい人ならば必読。
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映画が素晴らしかったので、内容理解を深めるために小説と一緒に購入。
てっしー視点での「スクラップ・アンド・ビルド」と、俊樹(親父)視点での「あなたが結んだもの」が素晴らしい。
どう考えても荒唐無稽な三葉(中身瀧)の隕石衝突の話を、なぜてっしーが信じたのかがわかる。三葉への片想いもあるけど、三葉(中身瀧)の行動、糸守への理解が信頼感を醸成していたんだなと。あと、田舎出身の評者からすると、てっしーの愛憎入り混じった自分の故郷への思いに共感した。きらいなところもいっぱいあるけど、でも好きなところもあって、どうしようもない感じ。
親父の方は、単純に「二葉すごい」に尽きる。ただ、現代の合理主義を内部化した俊樹が、二葉を地元に閉じ込めた(と思っている)田舎の因習を打破するために、前時代的な選挙活動に身を沈めていく様子は少し滑稽な感じもした。おまえそれおまえが嫌ってる田舎そのものじゃないか、みたいな。それに、糸守にとどまり続けた二葉はほんとに不幸だったのかなぁ、とも思う。そりゃままならないこともあっただろうけど、勝手に不幸な人生だったと思いこんでるんじゃないのかなぁ、とか。最後の避難指示を出した流れは理解できた。これ読まないとわかんないんじゃないかなぁ。
最後に一つ、三葉視点の語りがほしかった。三葉が瀧を好きになるまでの心の動きが知りたかったなぁ。
映画、小説を補完する一冊。映画に感動したら読んで損はない。
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映画ではサブキャラクターのテッシーや四葉、そして三葉父の視点で描かれる「君の名は。」である。あと、おっぱい。
テッシーの章は映画でもイケメンだったテッシーの糸守に対する愛憎混じりの気持ちと、それでもこの土地から逃げられないのなら、この土地を変えるしかないという覚悟のお話。テッシー本当男前である。
四葉の章はやや大人びた妹の、小学生から見てもおかしい、奇行に走る姉の観察と勘違いのお話。大丈夫。姉は単身赴任してきた大人と不倫はしてない。何だかんだ姉を助けようとする四葉かわいい。途中挟まる口噛み酒の話では彼女も宮水の女であることを思い出させる。
そして三葉の父の章だが、映画では語られなかった父俊樹と母二葉の話である。この話を知っているのと知らないのとでは、映画本編の三葉父の印象もまるで変わってくるのではなかろうか。彼が宮水を嫌う理由。そして、町長という立場にこだわる理由なんかが見えてくると思う。結局二葉の言う通りになったとすれば、二葉が神様扱いされるのも納得がいくか。結(むすび)とはここまでのものかと、俊樹でなくとも畏怖の念を覚えることだと思う。
あと、第1章にあたる三葉(中身瀧君)の話であるが、おっぱいである。以上。