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淡々と進む物語。人間というのは、突発的に、罪を生み出してしまうのですね。罪を背負った人間の静かな、深い悲しみがこころに残りました。
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今まで読んだ小説のよしあしの基準が覆されるようなそんな衝撃を受けた。もちろん過去に読んだこともあるし、内容も曖昧にだが知っているつもりでいた。しかし、再度時間をとって味読してみると、底がないくらい登場人物に
深みがあって、要所要所が美しく有機的につながっていて、息つく暇もなかった。
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「私」は、鎌倉の海で出会った「先生」の不思議な人柄に強く惹かれ、関心を持つ。
「先生」が、恋人を得るため親友を裏切り、自殺に追い込んだ過去は、その遺書によって明らかにされてゆく。
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恋にはいろんなカタチがあるけれど、こんな恋の始まり方もあれば、こんな人生の終わり方もあるんだな。
エゴイズムと罪の意識の狭間で苦しむ先生の姿が痛々しくも、純粋で俺は好きだ。
一度読んでみれ。
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ここで終わり?!という感じのラスト。主人公がひょんな事で知り合った先生の過去が語られます。何も意外なところはないのですが、若い先生の苦悩がひしひし感じられます。
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ひとがしのうと想うことなんて他人から見ればとても些細なできごとなんだなあって想いました。こころは死んでいるのに生きているってなんだかつらい。ひとのために生きるしかないのもつらい。わたしは寂しい人間です。つらいから寂しいんだとおもった。生に対する執着心が薄いから寂しいんだと想った。
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高校生の時教科書で一部を読んだとき、面白い!と思ったけど、今最初から最後まで読破してみたが・・・私はあんまり入り込めなかった。
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第一印象は登場人物同士の会話が難しい、でした。…文学ってそんなもんだよねorz 下の章の先生がすごいエゴイストなことに面食らいました。
私的に娘よりも未亡人の方が好きです。下の章での娘の会話が少なくて物足りない。未亡人を口説き落とせばよかったのに。しかし先生はKが好きすぎると思う。
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中学から読んでた
何回読んだんだろう
友情と恋愛と、、どっちを取るべきか
誠実に生きた上の苦悩。。
先生のような生き方をする人
私は嫌いじゃありません
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「もう取り返しがつかないという黒い光が、私の未来を貫いて、一瞬間に私の前に横たわる全生涯をものすごく照らしました。」
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名著とよばれるものも読んでみようと思い手に取る。
人間いつの時代も俗物だな。変わらないなぁ。と思いつつも、胸は締め付けられました。どーん、と沈ませてくれますが、同時に勇気も与えられました。
やはり、文豪っって言われる人はすごい
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授業の一環で一日で読んだ。
先生は死んだけど死んでない。死ぬ気のない自殺志願者だとかいう内容の論文を書いた。
Kの死の周辺の表記が凄いと思う。死の直前ちょっと開いた襖の隙間から寝ている私を覗いていただろうKの黒い影を思うとぞっとする。
「もう取り返しがつかないという黒い光が、私の未来を貫いて、一瞬間に私の前に横たわる全生涯をものすごく照らしました。そうして私はがたがたと震えだしたのです。」
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高校でやる前に
読んでいた本。
その感想と友達へのお薦め言葉が
「なんで、こころっていうタイトルなのか
読めばわかるよ!!」
って言ってたのを覚えてます。笑
漱石らしい文体で
時々飽きるけど、
話自体は
それなりに熟考されているなぁ。
と思う。
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正直に言おう、恐らく小生は話の半分も理解していない。思慮の浅い小生では、先生の気持ちも私の気持ちも触れただけなのだと思う。
{読書=ラノベ}の人には一寸厳しいかもしれない。と云うより、現代文学に慣れていても恐らく難しいと思う。字がびっしりだから。みっちり。
古風な表現方法も多いし、序盤はげんなりすること確実だと思う。正直。正直。後、多少、ホモっ気が。いや、雰囲気。
しかし表現が美しい。ふつくしい。Nice Japanise。日本て何て素敵なんだ!小生英語嫌いだし。
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『特にもう言うことないですな。。名作なだけあります。ただ、実際のところ、先生の奥手なところと偏屈さには辟易させられますが、それもまた漱石の描く先生があまりにも人間らしいからなのかもしれません。』