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私もまんまと恋愛のエゴイズムに従ってた。
でも自分の人生に相手を巻き込んでも
相手の人生に巻き込まれてもいいと思える人と
巡り会えることは幸せだと思います!
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興味深かったすね〜結婚したら最後、自分の性的身体の自由を手放さなければならないなんて恐ろしいってのがクソわかる^_^
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帯では、学者が不倫を否定しなかった、とは言うが、宗教関係者を連れてきたら、不倫は否定されるだろう。そう、宗教みたいな社会規範として不倫が禁止されているだけであって、人は結婚してもなお、別の誰かに恋をする。
作者の中立的なスタンス、不倫を否定も肯定もしない、というスタンスがきらい。
上野千鶴子先生の、むしろなぜ人は不倫をしないなか、という逆の問いが最高!
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とても興味深かった。
異なる学問の見地から「人はなぜ不倫をするのか」を問うたもので、結論、男女がいればしてしまうのが自然であってなんら不思議ではない、と概ね意見が揃う。
こうなってくると、今度は「なぜ不倫をしてはいけないのか」をより深掘りしたくなる。
歴史的に性規範は緩い期間が長かったにも関わらず、結果的に不倫を許さない(許せない)状態となっているのは、なぜなのか。
本書では、一夫一妻の方が生物競争の中で有利であったと考えられる意見は登場する。
しかし、もし男女が不倫や浮気をするのが自然であるならば、社会的、法的、宗教的にここまで厳しく制限する必要はないのではないか。
宗教感が薄れ、文化が変化し、人の生き方も個人主義・性自立が際立っていくのなら、社会規範もそれに合わせて更新・進化していくのが望ましいように思う。
いみじくも本書で「人は独占欲や嫉妬を克服できていない」という発言にあったように、不倫が過剰なバッシングを受けなくなったり、柔軟で多様な生き方・関係性を認め合えるようになるまでには時間がかかるものなのだろう。