紙の本
物語としておもしろい
2022/02/08 22:07
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投稿者:のり - この投稿者のレビュー一覧を見る
トリックを読み解くという観点からするとミステリ小説としては物足りないというか、納得のいかない話という印象を受けます。しかしさすが古典というか、話の流れや推理のシーンなどは物語としておもしろかったです。実際にトリックが作用するかは別として興味深いなと思いました。
紙の本
ストーリーに魅了されなかった
2021/03/19 21:20
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投稿者:はなこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
横溝作品の最高傑作と言われているが、他の作品のようなワクワク感がなく、あまり自分の好みには合わなかった。
謎解き部分が素晴らしいのか?
ストーリー全体におどろおどろしい、引き込まれていく感覚が足りなかった。
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緑三〇四 8
金田一耕助が初めて登場した事件。巧妙に仕組まれたトリックが秀逸。角川文庫では、8番目の本作だが昭和12年11月頃のエピソードである。映画は、中尾彬が金田一になり1975年にATG(Art Theater Guild)でなされている。横溝正史が疎開していた岡山県の旧岡田村で金田一耕助が誕生する。舞台は、岡田村と川辺本陣。井原鉄道の駅「川辺宿」は、金田一耕助ミステリーロードの始点として整備されている。
『車井戸はなぜ軋る』『黒猫亭事件』併載。1973/4初版
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初めて読んだ横溝作品。『本陣殺人事件』の舞台設定・トリックが超・日本らしくて素晴らしい。初めて読んだ当時、なぜか『車井戸はなぜ軋る』が怖くて怖くて仕方がなかった。
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金田一耕介がアメリカから帰り、はじめての日本デビュー作品。かなり古い作品だが、今現在読み返しても、夢中で読破できる一冊。
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本陣殺人事件+車井戸はなぜ軋る+黒猫亭事件。
本陣はいうまでもなく面白い。
後の二編も二転三転の技が光ってます。
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犬神家の映画に触発され、読み返した一冊。近頃のミステリものと違い、関係ないものは記述を省いて、かなり重要な点のみ書かれているにも関わらず、トリックがわからないというのは素晴らしい。読者への挑戦を差し入れてもよい程の削ぎ落とされた描写。
近頃のミステリものは、事件以外の雑多な記述が多く、混乱を誘う、読者惑わし型だとすると、これは削ぎ落としトリック記述型だとでもいうのだろうか。
何より、古典ミステリの名前が出ているが、私の幼少の頃に読んだ作品なのが嬉しい。最近見かけないけれど。
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一柳家の当主賢蔵の婚礼を終えた深夜、人々は悲鳴と琴の音を聞いた。新床に血まみれの新郎新婦。枕元には、家宝の名琴「おしどり」が…。密室トリックに挑み第一回探偵作家クラブ賞受賞。(amazonより抜粋)
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一柳家の当主賢蔵の婚礼を終えた深夜、人々は悲鳴と琴の音を聞いた。新床に血まみれの新郎新婦。枕元には、家宝の名琴「おしどり」が…。密室トリックに挑み第一回探偵作家クラブ賞受賞
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金田一耕助日本デビュー作品。『本陣殺人事件』は勿論のこと『車井戸は何故軋る』『黒猫亭事件』も言わずと知れた名作。ミステリーの王道殺人を華麗なトリックにて突破する神業、素晴らしいです。何よりも金田一と、また彼に縁のある人物たちがまた魅力的。風間かっこいいなあ。
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▼そんなことの為にそんな凄いトリック(涙)。感動的な物理トリックなのに、本当に何でそんなくだらないことして!!▼トリックは面白かった。動機はもう……思い出したくもない(笑)。
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本陣殺人事件は映像化などには縁遠いのかもしれないが、いわずと知れた金田一耕助のデビューである。
表題作となる『本陣殺人事件』は、昔からの大きな家が舞台。
やっぱり横溝正史と言ったら、怪しげな名家、旧家が舞台なのが心躍ります。
そして病弱な美少女だったり双子だったり琴であったり井戸であったり黒猫であったり、謎めいた物々が更なる興味をかきたてる。
あまり金田一が前面に出ているような印象はないが、金田一と小説家Yの出会いを描かれた初々しいデビューであるなぁ、と感じた。
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これはすごい。しかし私の頭が悪いのか、全然どういう状況になってるのか想像できない…映像化されてるものを見てみたいなあ。「車井戸はなぜ軋る」と「黒猫亭事件」もミステリらしくてとっても面白かった。陰惨でいいわぁ。
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金田一耕助最初の事件
この話では和室では難しいと言われていた密室殺人が起きています。
他の話と比べると短めです。
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記念すべき金田一耕助最初の事件。旧家一柳家の当主賢蔵の新婚初夜に賢蔵とその新妻が離れで死体となって発見された!しかも現場は足跡なき雪密室。その密室の謎にアメリカ帰りの私立探偵、金田一耕助が挑む!画になる物理的密室トリックは正に鮮やかで元祖雪密室の傑作といっていい記念すべき第1回日本探偵作家クラブ大賞受賞作。また、同時収録されている「車井戸はなぜ軋る」と「黒猫亭事件」も傑作だ。