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「プロファイリング」とは異をなす、
「行動経済学」を犯罪捜査に取り込んだ、
新しぃ着想の頭脳派ライトミステリーの、
シリーズ3作目です。
1作目では、作者さんが、まだ、
「行動経済学」といぅ目新しい武器(素材)を、
使いこなし切れてなかった点が、残念でしたが、
2作目では、その辺りもうまくこなれてきて、
作品の目指した醍醐味が出ていたと思います。
そんな感じで期待しての、3作目でしたが…、
いぃ感じでまとまっていて、面白かったです。
特に、前作までは、
「行動経済学」を、無理くり組み込んだり、
それを正当化するために説明過多になったり、
そのために、多少難解になったりもしましたが、
本作品では、要所々々で差し込んでくる感じで、
あまり前面に出過ぎていなぃ点がよかったです。
また、前作までは、
キャラ立ちが弱ぃ、といぅ一面もありましたが、
その辺りは、マイルドに落ち着いてきた感じで、
それはそれでいぃのかな~?、といぅ雰囲気…。
総じて、
前作よりも、さらによくなっていたと思います。
あとは、「行動経済学」のネタ切れだけですね?
次回作も、期待しまそぅ!
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面白かった
エウレカシリーズの3作目、最初にあとがき(謝辞)から読み始めたら意味深なことが書かれていて何事かと思ったが、読んでいって合点がいった
このシリーズをみていない人にもおススメできるが、シリーズを通してみているからニヤッと出来る場面があってよかった
あと、ヒーローものが好きな人にははまるんじゃないかなぁと思った、というのも私がそういったものを好きだからなのだが
この作品を読み終わってモノの見方が変わった、TPPは大丈夫なのかって思った
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発売日をチェックしてまでも読みたかったシリーズ3作目。
考え方は難しいのですが、芯は「その行動で利益を得るか否か」
とシンプルなものだと解釈して読めば難しい!と
思わずに楽しめる。
文中にもそれらしき表記が目立つので、3作目は特に
読者にやさしく語られているのかなと思いました。
犯罪捜査以外にも、行動経済学を知っていると
普段と違う冷静な判断・分析ができるのではないかと
思い、難しい内容だとわかっていても
うっかりその世界の書籍に手を出してみようかと
思わせる物語です。
今後何作でも読み続けていきたいシリーズです。
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表紙のlog、∫、f(x)、、、昔習ったのに、忘れてしまっている事に気が付き、どんなふうに経済学と、犯罪学を結び付けているのか?・・・と、興味を持った。
1、2、も読んでは、ないのだが、、、
談合、裏金、建築偽装、、、、を暴くことが出来るか、、、、
主人公の警視庁捜査員 伏見 真守が、主人公で、中国公安部のエリート捜査官の王花琳と調査へ。
奥西建設の会社員の自殺を不審死と、再捜査ヘと、、、建設業界の裏側をどのように、暴くのか?
自殺者の家族は、「アンカリング効果」は、意思表示の可能性を、最初の自殺という判断に委ねてしまって、無意識に現状とは反対に作用してしまうと、、、
働き盛りで、子供も居るのに、どうして突然自殺をしなくてはいけないのか、、、、という判断を、覆すには、、、、
議員の所で、「カリカチュア・ヒューリスティクス」という言葉が、出て来る。
初めて聞く言葉であるのだが、、、ステレオタイプに飛びついてしまう人間心理と、、、教唆扇動、、、
2020年のオリンピックをひかえて、その後は、ゼネコンは尻すぼみになって行くと予測を、大手は、海外への新興国に拠点を広げようとしている。と、、、
ゲーム理論の「コモンズの悲劇」・・・強者だけが生き残る構図。
最後の伝染するのは、恐怖だけでなく、勇気も伝染s流という事に、いい終わり方だな~と、思った。
もっと、ゲーム理論の事を書いて欲しいと、思ったのは、贅沢かな?
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経済学に基づいて捜査をする経済学者が主人公のシリーズ第3弾。
建築会社同士の談合のお話。
経済学の説明が多いが特に読みにくいとは感じず読了。
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1作目に出ていた麻耶さんやプロファイルの盛崎も少し出てきたりと、シリーズらしくよかったです。
説明も多いですが、何気なく考えていることや行動していることが、合理性・非合理性に基づいて経済学的に考えられているところが面白いです。
恐怖も勇気も伝播する、って本当にその通りなんだと思います。
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「エウレカの確率 経済学捜査員 vs. 談合捜査」 石川 智健 ★★★★☆
エウレカシリーズ第3弾。
著者の前作、前々作「60 tとfの境界線」「法廷外弁護士・相楽圭 はじまりはモヒートで」がいまいちだったので、心配していたのですが、さすがです。
エウレカシリーズはきっちりキャラクターができあがっており、楽しいです。
行動経済学を利用する警察ものっていう斬新さはそのままに、きっちり理論が展開されていき飽きさせません。
著者のネームバリューがないので厳しいかもしれませんが、あと数作つくればドラマ化も行けるんだけどなー。ガリレオ的な感じで映像に向いてるぞ!