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沖縄っていうと、南国リゾート、首里城、戦争とか思い浮かぶけど
ここに書かれているのは、おばぁがいる、先祖がいる故郷って感じです
賑やかなハーリーも、ここでは静かなイメージです
生活の時間っていうんでしょうか
自分の故郷もこんな本があったらいいと思います
昔から伝わるお祭りや、街道、食べ物とかね
文章では、おばあちゃんがインタビューで答えた本があったっけ
写真集&エッセイって形が多くの人に楽しんでもらえると思うんだ
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旧暦の十二か月の島の風に載せて、沖縄の自然や生活、行事、
風習等を、エッセイ風な文と鮮やかに彩る写真で綴る。
沖縄の二十四節気一覧、主な参考文献有り。サイトのブログ等も。
沖縄には、島という環境に風が大きく影響しています。
二十四節気の名を持つ沖縄の風。
風を感じながら、季節の移ろいと共に変化する自然と生活。
それは、沖縄独特のもの、他地域(本土・中国等)と同じもの、
同じようで違う、違うようで根本は同じ・・・自然に根付いた民俗。
トゥシビー(生年祝い)やシチグヮチ(盆)、数々の祭り等を紹介。
自作のの詩とさり気ない言葉、自然と表情豊かな写真が清々しい。
島を囲む大いなる海に想いを馳せ、自然を感じる生活を過ごす、
こわい風吹(台風)だって天の恵み。豊かな水を与えてくれる。
自然に添った沖縄の生活の様子をゆるやかな時間と共に
味合わせてくれます。
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沖縄生活2年目で、日々のさりげない「わからない」を解消してくれる優しい本でした。読めない地名があったり、次々に咲いていく数々の花とか、飛んでいる鳥や蝶など。暮らしに飛び込んでくる季節を、慌てずに丁寧に説明してくれる筆致に安心しました。