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【本多静六 × ネコ = 優しい希望】
「初志貫徹」に加え、「人生即努力、努力即幸福」が座右の銘に加わりました。偉人の言葉はもちろん偉大ですが…ぬこ様の力はそれすらひょいと超え、やっぱりすごい。
メディアミックスで、どんどん広まってほしい本。
さすがに咲江さん、ストーリーに引き寄せられます♪
•すべては時流というやつにゃ。
•精一杯やってダメだったのならば、精百杯くらいやればいい!
•やりたいことをとことんやれ!
•金儲けは理屈でなくて、実際である。計画でなくて、努力である。予算でなくて、結果である。その秘伝はとなると、やっぱり根本的な心構えの問題となる。
•本多式四分の一貯金法
•幸福とは、自己の努力によって健全なる欲望が満たされ、精神、肉体共に愉快を覚ゆる状態を指し、しかも、それが自己の健康と社会の希望に反しない場合をいう
他にも、名言たくさん!
副業で海外物販サイトやってみたい!と思う堅実女子にもオススメです♪
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明治時代の伝説の大富豪 本多静六の言葉を基に、一人の女性が成長して経済的に自立していく様子を書いた小説です。
・人が喜ぶことをしてお金を稼ぐこと。
・モニターやレンタル制度をうまく活用して出費を抑えること
・必要なタイミングで投資しながら、資産を増やしていくこと
・お給料の一部を積み立てて、確実に貯蓄を増やしていくこと
・お金を貯めるだけでなく回していく
・お金は目的ではなく手段、お金を使って周りを幸せにする
収入を増やしながら、出費を抑えていく。
リターンが大きい投資を手がけながら、リスクが小さい貯蓄も堅実に増やしていく。
我慢するのではなく楽しみながらお金を貯めてお金を使う。
この本を読んで、ハッとしたのは
「嫌で嫌でたまらないことを我慢すると、感情に毒が溜まる。すると、辛いことがわからなくなる代わりに、楽しいこともわからなくなる。」
我慢していくと感情が鈍化してしまいます。
楽しみながら資産を作っていくことが前提なので、すんなりと受け入れられました。
著者は20代で2000万円の貯金を貯められたそうです。
20代のうちに読んでおくとお金との付き合い方、人生の自由度が大きく変わりそうです。
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【お金ときちんと対峙した人にだけ聞こえる静六ネコの教え】
著者プロフィールにも「自己啓発小説家」とあるように、本書はビジネス書ではないと思った方がいい。自己啓発的な要素がメインで、税制や金融などの教養知識はほとんど書かれていないのも特徴。
「ネコ」×「稼ぐ」という組み合わせは「猫に小判」という言葉もあるように、なんだか愉快に思わせる力があるから不思議。
①感想
・主に金融リテラシー的な知識ではなく、お金とどう付き合っていくべきかに焦点が定まっていると感じた。
・若いうちに読んだ方がより効果的だと思える考え方も多いと思う。そして、お金持ちになりたいとは別に思わないなんてタイプの人でも十分読む価値のある本になっているのでわりと万人におすすめ。
②心に残ったこと、学び
・精一杯やってダメだったのならば、精百杯くらいやればいい!一度でダメなら、やり方を変えてまた努力すればいい。
・嫌で嫌でたまらないことを我慢すると、感情に毒が溜まる。感情に蓋をして乗り切ろうとすると、楽しみさえわからなくなる。これでは、仕事が愉快になりようもない。
・世間一般の声(常識)に耳を傾ける必要はなく、やるべきことをやっていれば誰に遠慮する必要もないが信条。
・SNSのキラキラ投稿に対して、静六ネコの台詞。「自分の値打ちが銀か銅しかないのに、暮らしは金にしたい。金メッキでもいいから金に見せかけたい。情けない虚栄心としかいいようがない」
・人生の最大幸福は、家庭円満と職業の道楽化。
③学びを活かすには
・本当に嫌で嫌で仕方ないのなら辞めるしかない。逆にそこまでではないなら、どうすれば楽しくなりそうかを頑張る。
・静六ネコのように愛嬌のある動物を擬人化して、裏で操る大物のように演出してみる。自身に社会的実績がないけど、みんなに伝えたいなんて時に試してみる。
・最大幸福が家庭円満と仕事だけなら、8割以上そこに注力するように努力を割り振ってみる。ちなみに仕事は今現在の仕事には限らずとする。(副業なども含めてで可)