紙の本
多言語に関心のある人に
2020/01/26 17:14
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投稿者:J.W - この投稿者のレビュー一覧を見る
様々な言語の語学書が紹介されており、現在では入手が困難なものも多く扱われています。新たに外国語の学習を始めるきっかけを与えてくれる本だと思います。
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まさに黒田さんの真骨頂っていう感じの楽しい一冊でした。楽しいし読みやすくてあっという間に読み終わってしまいました。
語学書を書評する、というあまり無い試み。いろんな言語を愛する黒田さんだからこそ為せる技だと思います。いつも以上にいろんな言語やってみたいなーとわくわくしました。
全然勉強したことのない言語の語学書も、とりあえず読んで書評を書くってすごい。斬新。
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書評というより、エッセイぽいな、でもこの本読んでみたいなと思いながら読み進めた。
最後、「実際その語学書を手に取ってみたい、さらにその外国語が学んでみたい、そういう気分にさせることを目標とした」とあるのを見て、ちょっと敗北した気分。やられた。
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駄目な語学書は紹介されていないので、拍子抜けするかもしれない。でも読んでいると新しい外国語を学びたくなりウズウズしてくる…
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黒田龍之助節、炸裂。
実に面白いエッセイ。
本の書評であるが、ただの書評ではない。「語学書の批評」なのである。(副題を見れば明らかであるが。)
さすが言語学者だけあって、見事な観点から述べている。
専門のロシア語だけでなく、ドイツ語、フランス語、ルーマニア語、ラテン後、中国語、実に多種多様な言語の語学書を扱っている。
さらには、“漢文の読み方”について扱った本がある。
(これは買って読みたいと思った)
ほぼ見開き1ページで完結しているのも読みやすく、書名通り、寝る前に1つずつ読み進めるのに丁度いい。
(自分の場合、1つか2つくらいのペースで読んだ)
さらに、専門的なものでなく、語学を学ぶ人にとっての入口となる入門書を主に扱っているので、「うん、この言語おもしろそうだな、学んでみたい」と思わせてくれるのも、本文の魅力となっている。
有名な語学書、古典的な語学書、マニアックな語学書、そして、今では入手困難な絶版となってしまった語学書と幅広い語学書の批評集。
しかし、初めて「〜語検定試験」の批評を読んだが、実に面白かった。
本書で少し触れられていたが、筆者はどこかの言語の辞書をせっせと作られているようである。
期待。
興味を持った言語がいくつかあるので、氏のようにせっせと語学書のコーナーに立ち寄り、面白そうな言語を学びたい。
ちなみに、ドイツ語を独学している。
(あまり、よくない学習者だか、チェコ語も少々…。)
また、語学を学習する上で必要なことも、折に触れ述べられているので、それも参考になり、励みになった。
後は、自分次第だ。
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白水社中心の語学学習書の書評。ロシア語学者による色々な言語の学習書の紹介。ニューエクスプレス、xx後の仕組みという各言語のシリーズが簡潔にまとまっていてスターターとして良いようだ。1冊2ページの紹介、軽妙なタッチでちょっとやってみたくなる。
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語学に興味がある人の暇つぶしには向いてるかな。語学モチベーションの維持には多少効果あると思うが自分には退屈だった。やはり語学書の書評には色々と無理があるのかな。 とはいえ、言語学者が一般の語学書をどんな視点でどんなこと考えながら読むんだろう、とか興味深いところもあった。
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職場の先輩が突然持って来て貸してくださった
著者が星つけて上からレビューするなんて.....と書いているので憚られるけどメモ用に
隙間時間に読むつもりが読みやすいし面白いしで一気に読み終わってしまった
どうしてもヨーロッパ言語は多いけど
仕組みシリーズは恥ずかしながら知らなかったのでいくつか開いてみたい
書評なのでひとつひとつが短くまとまっていて読みやすかった
ニューエクスプレス リトアニア語 は語感が良過ぎる 多分買う
ポーランド語もやりたいな でもまずは今の言語を...
と色々夢と現実が膨らんだ
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書評をあつめた…ということは以前どこかに掲載されたやつ…ということかな?(理解できてない)
エクスプレスなりニューエクスプレスへの寄稿の話が多いのでその関係で多言語なのかな…ご本人の専門はロシア語のようなのに大変だな。
興味をもったやつ。
「標準ロシア語入門」p92 バイブルと。
「ロシヤ語の基礎復習」p110
「ロシア語の語順は自由…」というロシア語教師に勉強してもらいたい…みたいなことがかいてあった。
「露文解釈から和文露訳へ」p114
「必携ロシア語変化総まとめ」p140
「英独仏露 四国語対照文法」p232(ほんとは旧字体)
乾輝雄(ciniiにたくさん論文載ってるけど古い…)
「パスポート日本語アラビア語辞典」p174
’編者はシュリーマン『古代への情熱」のなかで、語学学習の秘訣は役に立つ上限や言い回しをできるだけたくさんお終えることだという記述に強い感銘をいうけた。そして翌日から、アラビア語の使えそうな表現を見つけえはノートに書きうつすことを始めた。’
アラビア語書道の図版も毛校乗ってて(著者が書道家だそうで)ディーワニー書体の美しさが云々…とはこっちの本の著者の感想。
スペイン語検定5、6級のところで、検定には批判的だが検定の参考書は文法事項が整理されてていいとの記述。
【取り扱われてた言語】(登場順。重複した場合省略)
ノルウェー・イタリア・ギリシア・ラテン・ドイツ・ヒンディー・スワヒリ・ベトナム・中国・インドネシア・ヘブライ・朝鮮語・タイ・ルーマニア・アラビア・オランダ・カンボジア・フィンランド・スペイン・フランス・リトアニア・ポルトガル・クロアチア・モンゴル・トルコ・ロシア・ポーランド・デンマーク・スウェーデン・チェコ・ブルガリア・古代教会スラブ語・アイルランド・ハンガリー・グルジア・フィリピノ・漢文法・イディッシュ・ペルシャ・ビルマ
(安南語は表記違うけどベトナム語と一緒と勘定。ハングルも同上)
語学書は実用書とのことで図書館での廃棄もはやいとこのこと。真ん中の章では絶版のものを扱う。
807
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今までありそうで無かった語学書の書評集。語学オタクの心をくすぐるエッセイっぽい感じが楽しい。いくつかの語学書は、手にとってみたいねー。
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語学書の書評本、とあっさり紹介していい本ではない。
語学本を評する本なんて、今まで存在していないし、これからも存在しないのではないかと。
いわゆる書評本に同じく、読み終わったあと、いくつか読んでみたくなり図書館のHPで検索して予約しました。
フランスの小説と、漢文の本、「仕組み」シリーズの英語と中国語。
著者はスラブ語専門の言語学者なので(言葉好きには大変有名な黒田先生)、ヨーロッパで使われている言葉の語学書が多く紹介されていて、それはそれで面白く、本屋さんの語学書コーナーで立ち読みしてみたいなと思わされました。
ロシア語は憧れ(キリル文字が)。
朝鮮語は何回か挫折(ハングル覚えては忘れ)。
マイナー原語もやってみたい。
が、結局、じっくり読みたいのは、前々からの中国語関係と、「最近の」英語関係なんですよね。とりあえず、とりあえず・・・・・・。
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大のファンである黒田氏の書評集。
ところで、書評集って何だ?
ただ、関心のある外国語のところは参考になりました。思わず購入ƪ(˘⌣˘)ʃ
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この人の目を通じると、本当に語学書が楽しくなるし、語学自体もっと楽しまないといけないなと思う。ただ実際に紹介されている書籍を手に取ってみるも、やっぱりなかなか敷居は高い。まだまだ私の修行が足りないようである。笑
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語学が苦手である。社会人になってから何度か英語をやり直そうとしたけれどうまくいかず、
他の言語にも手を伸ばしたが、上達する気配はない。
外国の方とスムーズにコミュニケーションしている人を見ると、素直にすごいなと思う。
本書は、語学書の書評集。
「そもそも実用100%の語学書に書評が成立するのか?」という疑問は、しかし、いい意味で裏切られる。
筆者の黒田龍之介さんは、言語学者でありロシア語の教師であると同時に、数十か国語を学ぶという経歴をお持ちで、その語学書の優れているところの紹介だけでなく、その言語を学ぶうえでの自らの苦労話や、その国にまつわるエピソードをうまく散りばめて外国語(とその国)をめぐる洒脱なエッセイに仕立て上げられた。
また、単なるエッセイというだけでなく、怠惰な学生を学習に向かわせるための教師としての腕前も相当なもの。たとえばこんな感じ。
『解説がくわしいスペイン語の作文』にはホセとカルメンという隠れキャラが登場する。
P49で初めてホセとカルメンが登場する。「カルメンとホセはうまくいってないような気がする」
ふーん、カルメンとホセは付き合ってるけどうまくいってないんだ。
P68「私が食事をしていると、ホセから電話がありました」
きっと、カルメンの話だろうな。
P104「僕はカルメンは結婚してると思うよ。- 私はカルメンは結婚してるとは思わないわ」
カルメン、一体どんな女?ホセは大丈夫?
P114「ホセは本当のことは知らないかもしれない」
ホセかわいそう…
P114「ホセを愛してる人なんて誰もいない。彼はすっごい感じが悪いからね」
ホセ~!
果たして、ホセとカルメンの結末は…
語学を学ぶ楽しさを知り、また勉強したくなること請け合いの書評集。
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ブックフェアで偶然トークショーに参加して、図書館予約。思いっきり黒田先生の私見って感じだが、とにかく言葉が面白いと思えた。それにしても色んな言語があるんですね。びっくり。