投稿元:
レビューを見る
母鬼を殺されても恨まず、人間の子供と仲良くしていたのに、鬼だからという理由から、大人から打ち据えられる。都合の良いときだけおにぼうの
力を使う人間の方が、醜い。
投稿元:
レビューを見る
おにぼう、とは「鬼の坊や」
心優しい母鬼と鬼坊は、山の中で静かに暮らしていた。
人間と関わる事なく暮らしていたのに、母鬼は人間に足を撃たれて死んでしまう。
「おにぼう、今度のこと、きっと、まちがえてうったのだから、人間をうらんではいけないよ。…もし人間に会ったらやさしくするんだよ。…そうすれば、きっといつか、人間ともなかよくなれる日がくるにちがいないから」…と言う母鬼の遺言を信じ、鬼坊は人間の子どもたちと仲良くなる。
でも、それを知った大人たちは、鬼坊を痛めつけ、子どもたちから遠ざける。
けれど、大雨で土砂崩れの危機の時、大人たちは鬼坊に大岩を動かすように頼む。
鬼坊は、お母さんとの想い出の大岩を人間たちのために動かし、自分の命まで落としてしまう。
大人たちはほっとし、子どもたちだけが、鬼坊のために涙する。
投稿元:
レビューを見る
「これはバッドエンドだ…」と 読みはじめて直ぐに思い、読み進めるのが 怖かったけど、内容にグイグイ押され 読み終えた。子どもから 大人まで 大勢の人に 読んでほしい…そんな1冊だった。
投稿元:
レビューを見る
1年生の子供に読んだが、そばで聞いていた5年生の子供が泣いていた。教科書でおすすめされているだけのことはある。
投稿元:
レビューを見る
3年教科書掲載本
子どものとき好きだった「泣いた赤鬼」が思い出された。
3年生のクラスで紹介しながら泣きそうになった。
投稿元:
レビューを見る
母子で、号泣。
人間の身勝手さって、、、。
母鬼とおにぼうの母子愛が、この物語を包んでいて、救いでもあり、それはそれで切ない。
投稿元:
レビューを見る
小学校の国語教科書(光村図書出版)3年生に紹介されている本。
山の奥で鬼のお母さんとむすこのおにぼうは静かに暮らしていました。ある日鬼のお母さんは人間に鉄砲で撃たれてしまいます。お母さんはおにぼうに「人間は鬼が悪いと思っている。でもお母ちゃんは人間と仲良くしたいなあ。おにぼうは人間にあったら優しくするんだよ。そうしたらきっと人間とも友だちになれるからね」と言い遺して死んでしまいます。
ひとりぼっちになったおにぼうですが、ある日人間の子供たちを見かけます。「鬼は怖い、悪い」と教えられていた子供たちは最初は怖がりますが、おにぼうが優しくて力持ちで山のことをよく知っていることがわかり、友達になります。
しかし子供たちが鬼と一緒にいるのを見た大人は、悪い鬼が子供たちに悪いことをすると決めつけて、おにぼうを叩きのめします。
数日後、大雨が振り堤防が崩れそうになります。堤防を守るためには山の大岩を運ばなければいけません。大人たちは話します。「鬼の子供にやらせよう。やってくれたら村に受け入れると言えば良い。もし鬼の子供が一緒に死んだってそれならそれまでだ」
友だちになってくれた子供たちを守るため。おにぼうは命がけで大岩を運び…。
投稿元:
レビューを見る
母的デトックス絵本。涙が止まりませんでした。子どもも響くものがあったようす。「やさしかった」と言っていました。くすのきしげのりさんの絵本、もっと読んでいこうと思います。おごだでませんように、は読んだことあったんだけど(6歳4ヶ月)