紙の本
キャロラス・ディーン物
2021/01/30 13:38
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:honto好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
いかにも英国ミステリ的な雰囲気を描くユーモラスな筆致を楽しめた。おなじみになったレギュラーの性格を逆手に取る展開も良い。。
投稿元:
レビューを見る
解説で自分が感じたことすべて書かれちゃってると、感想書きづらいな(笑) 端的に言うと、私がレオ・ブルースを好きな所って、会話や描写がウィットに富んだ秀逸なコメディである部分なのですよ。読んでてクスリと笑えるクラシカルな英国ミステリ。
今作ではそれが皆無です。(やっぱりルーパートがいないと寂しいわ、という事なのかな……)
作品として悪くはないんだけど、これが初レオ・ブルース作品ですって人がいたとすると「なんか普通」な感想になってしまうと思われるので、解説にもあるとおり、「死の扉」「ミンコット荘に死す」を読んだ後にこの作品を読むこと推奨ですね。
あ、そうそう。このキャロラス・ディーンシリーズ 文庫の表紙のデザインの方向性が、東京創元社(死の扉)と扶桑社(ミンコット、ハイキャッスル)と出版社を跨がって揃えてきてくれてるのは凄く良いですね(黒+単色のビビッドな色使い)。ステキ。
投稿元:
レビューを見る
キャロラス・ディーンシリーズ。
ゴリンジャー校長の友人に脅迫状が届いたと調査を依頼されたディーンは、一度は断るものの、その後殺人事件が起きてハイキャッスル屋敷に赴くことに…
クラシックな本格で、全体として地味である。ゴリンジャー校長も登場するがいつになくシリアスな役どころだし、笑いが少ないのが残念。
レオ・ブルースの作品の中では普通な感じかも。
投稿元:
レビューを見る
全体として何となく、もったりとして話の進行が悪く、結論もあまりぱっとしなかった。他のレビューをみるとシリーズ物で、他のほうがおもしろいようなので、読んでみようかな。
投稿元:
レビューを見る
屋敷物が好きなので借りてみました。密室までいかない閉ざされた空間で次々と死体が発見され狂気と恐怖にのたうち回る。全然そういうのでなかった。書かれたのも結構前。1958。
イギリス。確かにお屋敷で死体があがる。警察呼ぶのはちょっとね、と歴史教師の素人探偵が呼ばれる。自分なりに捜査。最後のニページ位で種明かし。ぬるすぎ。死体出てるのに警察呼ばないって変すぎ。あとがきでも、この小説のひどさを列記してるが、なんだかねえ。シリーズ物らしいから、一個位駄作あってもいいや、ってことなんですかねえ。今年のワースト候補。