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面白かった。漫画の益田さん作品しか知らなかったけど、小説もよかったー。
表題の「5年前の忘れ物」がすかっとした。
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益田ミリさんの小説は初めて
日常のささいな気持ちの機微を
丁寧に淡々と書いていてよかったな
コミックも好きだけど、小説もいいな
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表題作「五年前の忘れ物」。
憧れの元上司とバッタリ再会した
「わたし」が、甘〜く 仕掛けるが…。
これはお見事‼︎「わたし」に、カンパ〜イ!
忘れられない夜、オンナには ある…もんだ
最後の「ニリンソウ」と
続く 書き下ろしのマンガは、
母と娘の会話に、目頭が熱くなる。
家族の時間を大切に想う母と娘、いいなぁ。
ささやかな出来事、小さなつぶやきを、
すくい上げるのが上手です、ミリさん。
10(➕1)の物語のあちこちに、
自分を見つけた気がして。
チリチリと、ざわついた出会い でした。
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漫画やエッセイでおなじみのあの益田ミリさんが小説も書いていたのか!という驚きで手に取ってみました。大きな期待はせずに好奇心で読み始めたもののとても面白かったです。漫画やエッセイのやわらかさとは違って、鋭くて曖昧でなく遠慮がない所が感じられて小気味良かったです。そういう意味で表題作の「五年前の忘れ物」が特によかった。最後の「ニリンソウ」はジーン…ときました。家族って、大好きでも、愛していてもずっとずっと一緒にいられるとは限らない。だから今共にいる家族との時間を大切にしたい、としみじみ思いました。
益田ミリさんの小説をもっと読みたいのでもっと書いて欲しいです。
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著者の漫画ではなく小説。短編がいくつか収められていて、そのほとんどが男女関係の本。
「そっか、口説いている時とか一緒に仕事している時とか、女子はこんなふうに思ったりするんや」などと自分に置き換えて考えてみたりしたことを周囲に知られると、気持ちがられそうなので、ここでしか言わないようにしとく。
一番印象に残った話は、「夫とセックスレスの中、大して重要じゃない男と不倫して、その後その男とも別れてそのままだと、その重要じゃない男が人生最後にSEXした相手としずっと履歴に残ってしまう。なんとか上書き保存せねば。夫のことも嫌いではないので夫を最後の人とするために、なんとか抱いてもらわねば」というやつ。
そやなー、歳とると最後が誰かも気になるようになるんだkと、こういう考え方、初めて分かった。
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益田ミリさんの作品はエッセイ漫画だけ読んだことがあって、初めての小説集ということで購入。
中でも「二羽のとりかご」と「バタークッキーの紙袋」が好きだった。
前者はマンネリ化が進むカップル(夫婦だったかな)の話。彼氏の身勝手な振る舞いに絶望する彼女がゴルフ練習場で出会った男性に仄かな冒険心を抱くのだが、最後にはささやかでも一緒に過ごす時間を愛しく抱きしめるという作品。
後者は、細かい設定は忘れてしまったが、母親が娘に語る内容がひどく心に残った。
曰く、
「人と人は、いつ何があって会えなくなるかわからない。だから、行ってきますと、行ってらっしゃいは、笑顔で言うんだよ。」
分かっていてもできないところが私が幼い人間の証拠だな。
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益田 ミリさんの短編集。
「五年前の忘れ物」 「二羽の鳥かご」 「とびら」 「セックス日和」 「デニッシュ」「バリケン」 「堤防の夕焼け」 「角砂糖の家 」 「バタークッキーの紙袋」「ニリンソウ」 これら10編が収録されています。
表題作の「五年前の忘れ物」ではラストのしてやったり感で何とも愉快な気持ちになり「二羽の鳥かご」では微笑ましくなりエロチックな「とびら」や「セックス日和」でドキドキしそして親への気持ちが共感出来てほろっとさせられた「ニリンソウ」など、1編1編がとても素敵な短編集でした。
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益田ミリさんのはじめての小説集。
10 +1の物語が書いてある。
少しわからないなぁって思う話もあったけど、
角砂糖の家や、デニッシュは分かるなぁって思う話。
私の好きな話は5年前の忘れ物。
何かありそうな話だけど、気持ちがすごくよくわかる。そして実際には起こらないそんな話。
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好き好きかなと思いますが、ビターな味わい。女子の苦ーい思い出や、渋い記憶を穏やかに思い出させてくれます。あるあるって気持ちになったり、若い時の恥ずかしい思いを掘り起こされたり。短編集なので気楽に読めます。
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大好きな本がまたひとつ増えた。
優しくて、でもちょっと苦しくて、人間の、人間らしい暖かい部分がちょっとだけ垣間見えるような短編集。
男とか女とか区別するは嫌いだけど、やっぱり女の人の紡ぐ言葉は良いなあと思ってしまう。わたしもこんな風に生きてゆけるようになりたい。
図書館で借りて読んだので、今度買いたい。
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益田ミリさんの本はほっこりした本だなって思ってたけど、今まで読んだ中では一番大人っぽいエッセンスがあったり、ちょっぴり切なかったりして、新しい一面を見れた感じ。イラストの温かさに救われた。
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まさに小説を書いても凄いんです!だった。
短編だけど、どれも大人の女性の話で、意外とエッチで驚き。
益田さんが!?って勝手な思い込み。
でも全然嫌じゃない感じ。
益田さんの文章も好きです。
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益田ミリさんの小説は初めて読んで驚いた!!!
可愛いマンガのイメージが強くて、こういう表現もするの?などなど!日常の一コマを上手くカットしていて文章がとても綺麗で読みやすかった^ - ^この作家さんの小説もっと読みたいな♬
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二羽の鳥かご。
きっと相手が誰であれこんなことが起こるのかもしれない。そして気付き、戻る。
読む前から解決しつつ、友達が後押ししてくれ、その後ろからミリさんが後押ししてくれたような感覚があった。
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女の人の気持ちも比喩も的確に丁寧に、かつシンプルに表現されてて読みやすかった!久しぶりに合う感じの本にあえて嬉しい。共感しかしなかった!