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加賀恭一郎シリーズ。もう何作目か。
辛い。。人が過去を隠すにはそれなりの理由があって、読み解くのが辛い時がある(前もこんな本読んだな)。
母親のこととか、日本橋へのこだわりとか、加賀恭一郎の中身が少し見えた気がする。
日本橋ってこんなに橋があるんだな。
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期待していた通り、秀逸な作品。 父と娘、母と息子それぞれの絆が十分に感じられる作品。女性の腐乱死体とホームレスの焼死体、そして過去の様々な出来事が見事の1つの線に繋がっていく流れは見事。 映画版も原作に忠実に撮られており良かった。 この作者はミステリアスな要素を出しながら家族の絆を書かせたら1番かもしれない。
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想像を絶する長く辛い孤独の日々を、自分だったら耐えられそうにない。ついに明かされる事実のなんと切なく強い思いか
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東野圭吾で加賀さんシリーズが一番好きです。
読みやすく半日で読めるほど面白い。
物語は哀れな親子の末路。
事件発覚のきっかけとなる女性が一番の被害者で
唯一同情する登場人物ですが、
それ以外はあまり同情できない被害者ばかりかな。
だからこそあの親子の哀れさが引き立つのですが。
シリーズを通して謎だった母親の半生も分かり
金森さんとの関係も進展して、本庁にも復帰。
次作がますます楽しみです。
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今月の4冊目。今年の16冊目。
久しぶりの東野氏。相変わらずの加賀さんでした。犯人の動機、なぜ、というのを読みながらずっと考えていました。読み終わったとき、なきそうになりました。
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加賀恭一郎シリーズは、どれを取っても、人間愛、家族、人を思う気持ちにあふれたシナリオが多い。今回も期待した以上に引き込まれた。
どうも、犯人が先にわかってしまう作風を少しミステリアスにしてほしいと思う作品。
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次から次へと明かされていく真相に、ただただ驚かされっぱなしでした!
登場人物の悲しく、切ない過去に胸が苦しくなる作品でもありますが、私はこのストーリーがとても好きです。
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明治座に幼馴染みの演出家を訪ねた女性が遺体で発見された。捜査を担当する松宮は近くで発見された焼死体との関連を疑い、その遺品に日本橋を囲む12の橋の名が書き込まれていることに加賀恭一郎は激しく動揺する。それは孤独死した彼の母に繋がっていた。シリーズ最大の謎が決着する。
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加賀刑事シリーズの終幕か。
随分と壮大なストーリーだった。
日本橋を中心としたエリアでここまで深掘りされていると、このストーリーに合わせて街歩きをしたくなる。
観光地になってもおかしくないかも。
親子の確執もありながら、心の中で分かり合えている事を感じ取っているところが羨ましくもあり、もっと本音で話せたら幸せだったのではないか?とも。
後味すっきりという話ではないが、このシリーズならではの終わり方のような気も。
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人知れず生きていくことはできるのかもしれない。心の重荷と孤独に耐えることが出来れば。そして表立つことがなければ。
犯罪も事故も表に出してはっきりさせた方が良いのかもしれない。そう単純に言い切れ無い事も有るだろうと思うけれど‥‥
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久しぶりに開いた東野圭吾。一時期すごく好きで読み続けていた。
しかし最近はちょっと離れていたが文庫が出る度に買い求めてはいた。
この作品の映画化の話を聞き読み始めた。
同じような登場人物が多く?人物同士の繋がりが分かり辛く、最初は戸惑いながらだったが謎解きが見えてくると面白くなり一気に読み進める事ができた。
最後に明かされた加賀の母親の事はあまりにも予想外。映像でも観てみたくなった。
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ミステリーの謎解きより、背景にある犯人親子の絆、送ってきた来た人生に思いを馳せると思わず目頭が熱くなった。
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愛が導いた温かいけど悲しい結末。家族を捨てて不倫して好き勝手に生きた母親、うつ病ゆえにあえて家族を守るために家族を捨てた母親。その二人の母親のそれぞれの子供の接点ができ、そして愛するが故に死を選んだ人たちの人生が交錯していく。
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切ない
そして悲しすぎる
でも、さすが加賀シリーズ、さすが東野圭吾と言わざるを得ない作品だと思います
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久々の加賀恭一郎シリーズ。
かつて家を出ていった恭一郎の母。
その母の死がきっかけで事件は動き始める。
相手を思いやる気持ち。
真っ直ぐ過ぎるほどの愛が
捻れて悲しい事件を引き起こす。
最後の恭一郎への手紙。
あそこが数少ない救いだったように思う。