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【最強の無人機を開発せよ!】新設した防衛装備庁の肝入りで作られることになった高性能ドローン。大手メーカー三社が関わり、完成間近までこぎつけたのだが――。
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大手航空メーカーが手を組み航空自衛隊に売り込むところが面白い。
高性能ドローンを作製したベンチャー会社が犯罪を犯し、別の大手メーカーに吸収される。共同戦線を張りながらもライバルメーカーを出し抜く様はさすがである。
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【ネタバレ】シリーズ第3弾ではドローンが取り上げられます。「下町ロケット」的な物づくりの面白さはじゅうぶん楽しめたのですが、ミステリとしてはいささか底が浅かったのは残念。
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三社の航空機メーカーと航空自衛隊を舞台とした小説。
なんだか三社の航空機メーカーがお互い助け合って特に問題なくビジネスを軌道に乗せていくという話が淡々と進んでいった印象。全部読んだけど、さほど面白いとは思わなかった。
いろんな人の視点で話がすすんでいくけど、一応、主人公は登場人物紹介で最初にかかれている内山田ということでいいのだろうか。憎たらしいやつという印象しかないし、話の中心にはいなかったような気がするのだけど。まあ、最後の最後に、推理小説みたく推理をはじめたのは主人公ぽかったか。いきなり推理ショーが始まったのでちょっとビックリした。
ドローンの小説なので、姫路城へのデートの場面で姫路城にドローンが衝突した話題や、ゴルフ場に行く場面で楽天のドローンデリバリーサービスの話題がでるかと思ったらでてこなかった。本当なんで、わざわざ姫路城まで行ったんだ。
なお、航空機の飛行制御でのプログラミング言語ではエイダがよく使われるらしい。自分も名前ぐらいは聞いたことあるけど、どうやら手続きが厳格で、他の言語では問題なくコンパイルできる微妙な齟齬でもエラーとなるらしい。ちょっと気になる。
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面白かった!
技術者視点のお仕事小説…って言うと簡単にまとめすぎになっちゃうけど。自衛隊の戦闘機開発に携わる、航空機メーカーの技術者達のシリーズ3作目。
私自身は、「あるものでなんとかすればいいんじゃない?なんとかならなかったら諦めればいいんじゃない?」って考えちゃう、ものづくり気質から程遠い人間なんだけど、そんな私でも楽しめる。
今回はサスペンス要素はかなり後半になって展開したけど、むしろそこまでの開発の経緯描写の方が、完全文系の私には新鮮で面白い。
自衛隊関連だと、「愛する人の為に国を守る!」みたいなアツイ展開になりがちだし、それはそれで描き方によって面白いんだけど、この方の作品はその辺は淡々としていて、そこも好き。
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航空機の設計者だった経験が実に生かされている。
ドローンが、実際の偵察につかわれる。
四つのプロペラで ティルトローターにする。
偵察用の基準として、
巡航速度100キロ、滞空時間1時間、
ペイロード10km,上昇限度1万フィート。
本体の全長全幅が、1m以内。
電動モーター、リチウムポリマーバッテリー。
この規格を作るために ティルトローターとしたが
プロペラが平行のために、失速する。
またティルトローターが 垂直上昇から飛行に、
変わる時にトラブルが起こりやすい。
技術的なポイントは実におもしろいが、
残念ながら、物語としては チャっちいなぁ。
自分を無視されたということと
借金のかたにとは、日本的平和ボケの物語すぎる。
防衛庁と三菱重工などの関係もよくわかっておもしろい。
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分野は違うが自分も工学者なので、ここで描かれているような開発の雰囲気はよく分かる。しかし、それを小説として読んで楽しむためには、物語としての内容や描写力も欲しい。それが欠けている作品だと思う。
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ドローン、オスプレイに代表されるティルト機構という最先端の飛行機構を題材に官民の思惑も入り乱れる内容で面白い。技術者と事務方の考え方ってやはり違うんだろうな。