0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
番外編。
本編後のお話とかではないんですね。本編後も気になるは気になるけど、まあ下手にいじるよりいいかも。
霊の存在を信じない死神たちが霊の調査を依頼されます。
楽しく読めました。☆のルビが「ほしひとつ」だったので、もしかしたらまだ番外編出たりするのかな?
投稿元:
レビューを見る
図書館より。
外伝。さらりと読了。
ゴーストバスター社って(笑)ちょっと世話焼きな深海さんが素敵。
投稿元:
レビューを見る
本当に別腹だ~(^.^)いつものメンバーのその後も知りたいけれど、別腹は死神の皆さんがゴーストバスターズとして活躍する話♪死神さん達の優しさがよく分かってステキ!しかし、こんなことしていて皆さん現役死神の仕事に戻れるのかな~(--;)個人的には皆さん死神を辞めて、うどんカフェに専念して欲しいけれど…(^^)
投稿元:
レビューを見る
初めてキコ意外の視点から書かれている話を読んで面白さを感じた。深海の先輩への憧れがダンス以外にも色々な面に出ているのが可愛らしい。
投稿元:
レビューを見る
うどんカフェを離れて、探偵ごっこのようなことをやる死神トリオがかわいい。
自分の嫌なところばかりが目について、自暴自棄になっている紗耶香(さやか)の気持ちがよく分かる。
深海が、彼女にかけた言葉が、いい言葉だなと思う。
「だれかのことをわかってあげられるのは、苦しいけど、うれしいこと」
投稿元:
レビューを見る
・感じとしては二巻目から三巻目くらいの時期かと思われる番外編。
・語り手は深海。
・オカルトアート美術館という施設に霊が出るという噂が立ちそれが元で雰囲気がすさんでしまったので心配した常連の児玉さんから依頼され調べに行くことになった「死神うどんカフェ1号店」の死神たち。児玉さんが悪のりしてゴーストバスターズ社のユニフォーム(ツナギ)まで作って・・・。
・「気づける」ようになること、口に出して「伝える」こと。
▼死神うどんカフェについての簡単なメモ(一巻目からの累積)
【亜吉良/あきら】溺れそうになっていた希子を助け自分は意識不明の重体に。のはずだったが「死神うどんカフェ1号店」で働いているところに出くわした希子。中学生のときの同級生だが事故まで特に交流といえるものはなかったもよう。タイヤキは頭から食べるタイプ。
【荒川】目黒先輩は「みつるちゃん」と呼んでいる学校での唯一の友人。あんまりいい感じの人物ではないが。
【五百蔵実篤】児玉の友人。道楽でオカルトアート美術館を始めた。
【五百蔵美沙子】五百蔵実篤の妻。オカルトアート美術館の今のオーナー。かつてすごい美人で児玉たちのアイドルだった。六十を越えた今でも美しい。
【五百蔵美典/いおくら・みのり】石原沙耶香と中学校のクラスメートだった。同年代の他の生徒とは一線を画す独特の雰囲気を持つ。中三から高一にかけて不登校。中三のときに何かあったらしい。祖母からは「みのんちゃん」と呼ばれている。
【石原沙耶香】旅館「澄川」の娘。旅館の仕事にはに誇りを持てない。自分がどんどんいやな女の子になっていってると感じ悩む。
【石原沙耶香の兄】佐和子の夫。お笑い芸人になりたかったが母の死後旅館「澄川」を継ぐことを決め板前の修行中。若白髪が多い。
【石原沙耶香の祖母】たぶん旅館「澄川」の女将をやってた。沙耶香が小学三年生の頃亡くなった。
【石原沙耶香の父】旅館「澄川」で板前をしている。白髪が目立つ。
【石原沙耶香の母】旅館「澄川」の女将だったが医療ミスで亡くなった。ちょっと天然入ってる人だったらしい。石原沙耶香は母親のことはとても好きだったようだ。
【石原佐和子】沙耶香の義理の姉。母が亡くなったのち旅館「澄川」の女将になって忙しい日々。
【一淋/いちりん】現役の死神にしてうどんカフェの店員。元気が取り柄、死神なのに。
【今】どんなことにも終わりは来る。《いまいるこの場所が、過去になってしまうその前に。》第四巻p.228。
【大和田】死神うどんカフェの常連さん。ものすごく庭の広い和洋折衷の豪邸を所有している。流しそうめんやったときの竹を提供してくれた。
【オカルトアート美術館】北関東の地方都市にある美術館。イロモノではなくちゃんとした美術を展示していたのでなんとか生き残ってきたが霊が出るという噂が立ちその結果なんとなくすさんだ雰囲気になり運営が難しくなっている。
【おとな】《おとなになるということは、いい意味でも悪い意味でも、揺るぎなくなるということなのだと、最近、思うようになった。》第四巻p.171。
【かま��ま】死神うどんカフェ唯一の料理メニュー。希子にとってお守りのようなもの。誰かの一面だけを見て相手の全てを否定しかけたりしたらその人がかまたまを食べる姿を思い浮かべるつもり。それによって違った側面を見ようとすることができるような気がする。
【かまたまうどん】うどんに黄身を乗せて醤油をかけてかき混ぜただけなのになぜか美味しい。「死神うどんカフェ」のたったふたつのメニューのひとつ。
【希子/きこ】主人公。高校1年生。もともと世話焼きタイプだが事故以来意識不明になっている亜吉良の状態は自分のせいだと思い内にこもるようになり高校では友だちをつくらないことに決めた。このシリーズは彼女の自己回復の物語なのだろう。中学校での知人たちがほとんど行かない高校を選んだのだが国公立大学への進学率も高く優等生タイプの生徒が多い。タイヤキはしっぽから食べるタイプ。
【希子のしたいこと】だったら、いまはただ、《死神うどんカフェ1号店》で過ごす時間を大切にすればいいだけなんじゃないのかな――。(第五巻p.203)
【希子の父】事件およひ亜吉良に関することで希子は父親の醜い部分を知り失望して心を許せなくなった。
【救急隊の逆バージョン的な組織】死亡予定のない者が死ぬときにも死神ダンスは見せなくてはならず人間界の救急隊の逆バージョン的な組織がそれに対応する。本当に直前にならないとわからないので常にバタバタしている。
【北村栄】→栄
【決める】《いまじゃないから、決められないだけ》第四巻p.118。なるほど、決めるべきときが来たら決められるんではないかと?
【霧生遊歩/きりゅう・ゆうほ】死神。須磨さんが五十年前に知り合っていたらしい。大勢に対応できる死神のダンスを踊れるらしい。死神界では大物なのだとか。
【九嵐/くらん】死神を退職してうどん屋になった。なんとなくで運営していたが希子のアドバイスにしたがい店長となった。死神ダンスの名手で若い死神はだいたい彼のファンで復職を願っている。死神の仕事を邪魔している気もする。ごく普通のルックスなのだが見つめているとこの上なく魅力的に感じられてくる。一度死にかけた人間は死神に魅入られやすいらしい。死神ダンスは星の降る海に九つの嵐が吹き荒れているような壮絶な躍りなので星海九嵐。
【児玉】常連さん。文房具会社の社長さん。
【栄】川で溺れそうになっていたところを希子がなんとか岸に押し上げて救うことができた小学生(当時四年生で今は六年生と思われる)。元来理知的なところがあったが事故以来老成した感じになっている? 理由はわからないが自殺未遂を繰り返しているらしい。
【さくらい堂】タイヤキ屋。美味しい。タイヤキは亜吉良の好物のようだ。
【佐多朋史/さた・ともふみ】一年二組で希子のクラスメートだが希子はまったく覚えてなかった。どうやら目黒先輩のファンのようだ。恋愛感情も抱いているようだが出会い方にこだわりがありいまだ知り合えていない。後に小さな奇跡を起こすことになる。いつまでも。人の考えることを先回りして想像してしまい卑屈になる被害妄想タイプ。メンドクサって感じだけど持ち前の軽さとグイグイ押し込んでくる強引さがそれをカバーしている独特の対人スキル。ファッシ��ンのことしか考えられず海外留学し共感できるメゾンのスタッフになりできればデザイナーになりたい。
【事故】はっきりと描写されてはいないがおそらく希子が中学二年生のとき、川で溺れかけていた子どもを救おうとするが自分も溺れかけクラスメートだった亜吉良がそれを救おうとし意識不明の重体となったというような経緯らしい。希子と亜吉良は同時に子どもを救おうとしていたのかもしれない。ちなみに希子と亜吉良にはほとんど交流はなかったもよう。
【しにう荘】死神うどんカフェの寮。古い木造アパートを改築し一階の半分を三部屋ぶち抜きで共有スペースとし二階が各自の部屋になっている。死神の「しに」とうどんの「う」でしにう荘。店員たちは広いリビングにたむろしていることが多い。
【死神うどんカフェ1号店】かまたまうどんとカフェオレしかメニューにない。古い木造平屋建ての壁を取っ払ってリノベーションしておりとても広い。九嵐が仕事で行ったと土地で食べたうどんに魅せられ死神を退職し開いた店。いずれはいくつも店を出せたらいいなといことでとりあえず1号店。偶然入った希子がその経営の甘さに呆れアドバイスしたりして少しずつ軌道に乗りつつある。九嵐を死神に戻そうとしている一淋や深海がいつの間にか取り込まれ、半死人である亜吉良も九嵐から「肉貸し」されて店員として働いている。希子は居心地のいいここで回復のとっかかりをつかめるか。もちろん自分のせいで半死人になっている亜吉良が気になるということはあるだろうが。周辺環境は高級住宅街なので常連さんにも大金持ちが多い。
【死神のダンス】人間が最後まで見てしまうと死を免れるのは難しいらしい。亜吉良は見てしまったらしい。九嵐は死神のダンスの名手。
【死神の名前】人間モードになるときは自動的に名字も浮かんでくるがあまり呼ばれなれていないのでファーストネームで呼ばれる方がピンとくるらしい。ファーストネームは死神のダンスの特徴をあらわしているらしい。
【自分だけの王国】《自分にもいつか、自分だけの王国になるときが来るのだとして、その眺めを形づくるのに欠かせないのは、〈いま〉になるにちがいない。》第五巻p.67
【須磨さん】死神うどんカフェの常連さん。カフェオレを飲んでいく。69歳の女性で白髪ショートで黒い服。性別年齢ともに判別しにくい。二巻目の表紙に出ている新キャラの一人だろう。難解な幻想小説作家として高い評価を受けている。ペンギンが好き。洞爺丸事故かもしれない事故の生存者のようだ。台風の記述はないが。
【澄川】北関東の地方都市にある旅館。石原沙耶香の家。
【高倉史郎】石原沙耶香、五百蔵美典と中学生の頃親しかったようだ。
【谷風雅】→風雅
【月太朗】ペンギン。よくしゃべる。元は人間、雰囲気的には子どもだったらしい。個人的にはなぜか「ペン太郎」と呼んでいる。《希子はよく笑うようになった。笑うと希子はかわいい》第五巻p.126。
【中井須磨】→須磨
【ナッツボン】落花生の形のお菓子。九嵐の好物。
【肉貸し】魂に肉体を貸して実体とする技。うどんカフェメンバーでは星海九嵐しかできない。
【花園深海】→深海(ふかみ)
【林田希子/はやしだ・きこ】→希子
【半死人】死���でるとも生きてるとも言えない状態の人。
【風雅】一淋や深海の後輩死神。死神界に戻らなくてはならなくなった一淋に頼まれうどんカフェでバイトすることになった。丸メガネで方向音痴。死神ダンスが下手で事務仕事をしていたがようやく《きれいに死んでもらえる》ダンスを踊れるようになったので通常業務ができるようになった。だだっ広いところが好きなもよう。
【深海/ふかみ】現役の死神にしてうどんカフェの店員。おしゃれっぽくて服飾関係の専門学校の学生のようなタイプ。つり目でキツそうな見た目に反して物腰は優しく丁寧。死神ダンスは花園にいるのか深海にいるのかわからなくなるような心持ちになる躍りなので花園深海。
【福富一淋/ふくとみ・いちりん】→一淋
【星海九嵐/ほしみ・くらん】→九嵐
【マス子】佐多の幼馴染み。本名増田絵摩。一組の女生徒。ゆっくりで気だるげな話し方をする。国産の旧車限定の車オタク。ハコスカを自分の手で洗車してバンドルに頬擦りしたい。希子を「きーちゃん」と呼ぶ。三十代半ばに見えるおばさんの「りっちゃん」がやってるオープンしたばかりの和風カフェでアルバイトしている。将来自動車大学校に行き車のプロ、八十年代の国産車専門にメンテナンスするアトリエを持ちたい。
【みーた】一淋だけは亜吉良のことを「みーた」と呼んでいる。
【三田亜吉良/みた・あきら】→亜吉良
【宮本】石原沙耶香のクラスメートの男子。おしゃべりであまりかっこよくない男子。沙耶香はついすげない態度をとってしまう。
【目黒志津香/めぐろ・しづか】希子と同じ高校の上級生。通称メグシー。夏休みモードでは金髪ロングでインパクト抜群のファッション。二巻目の表紙に出ている人物だろう。母親が世界的なファッションブランドのデザイナー。マイペースだが意外と人をよく見ている。かつてはいじめられて引きこもり状態になったらしいがファッション系のブログを始め海外のブロガーに取り上げられたこともあり今や原宿では有名人。四巻目にして初めてノーマルバージョンのメグシー先輩を見る。
【門限】希子の門限は夜七時。目黒先輩の門限は・・・意外に早かったように記憶している。
【霊】死神は霊の存在を信じない。仕事柄それがないことを知っているから。
投稿元:
レビューを見る
登場人物である、亜吉良と月太郎とまだ別れていない頃の物語だった。
死神うどんカフェ1号店で働いている、死神3人が、知り合いから依頼されたミッションを達成
する物語だった。
深海視点で物語が繰り広げられていた。
また、プライベートの姿が見れて新鮮だった。