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文字通り、財務三表の繋がりが手に取るようにわかる。会計という取っ付きにくい分野へのハードルを下げるという意味でも良著だと思う。
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会計の知識を学びたくて読んだ。
財務三表のつながりが、ストーリー仕立てで学ぶことができた。
会社がどのような経済活動を行なっているかを知ることができた。
他の本も読んでみたい。
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会計・簿記の基礎的な知識を学べる。
簡単な箇所から難しい箇所まで各章で丁寧に説明されており、わかりやすい構成になっている。
簿記に苦手意識がある人にとっては丁度いいと思うが、一定程度簿記に馴染みのある人ならば少し物足りなく感じるかも。
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財務3表のつながりがわかりやすく解説されていて理解しやすかった。
企業を財務の側面から理解するために、会計の勉強をしたいと思っていたが、この本のおかげで今まで抱いていた苦手意識をなくすことができた。
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財務3表の仕組について解説した本。損益計算書(PL)、貸借対照表(BS)、キャッシュフロー計算書(CS)について、細部まで正確に身につけるためには簿記の知識が必要となるが、経営者や投資家として知っておくレベルを簡潔にまとめたのが本書といえる。最初に財務3表の概要を述べた後、実際に会社を設立してビジネスを始め税金を払うまでの流れに沿って財務3表の記載をやってみせることによって、わかりやすく記載事項の意味と数字のつながりを理解できた。とても役立った。
「「今期は膨大な額の借入金の返済があるので、赤字になるかもしれない」などと言う人がいれば、それは「私には会計の知識がありません」と言っているようなものです」p147
「CSとPLは毎期ゼロから作り直します。その期だけの現金の動きを表すのがCS、その期だけの売上と費用と利益を表すのがPLです」p185
「通常のビジネスでは売掛金は常に100%回収されるわけではありません。蓄積された過去のデータなどから回収不能になりそうな金額を計算して、そのリスクに備える意味で「貸倒引当金」を計上します」p194
「売買目的有価証券の差損益はPLに金額が計上され、その他有価証券の差損益はBS右側の純資産の部の「その他有価証券評価差額金」に直接計上されます。短期の売買を目的とする有価証券の差損益はPLに反映されますが、そうでないものはPLに反映されないという決まりです。理に適っている感じがします」p202
「(有価証券の評価基準と取扱方法)売買目的有価証券:時価:当期の損益とする、満期保有目的の債券:原則原価: 、子会社・関連会社株式:原価: 、その他有価証券:時価:純資産の部に直接計上する」p203
「(減価償却費の考え方)機械の生産する製品の市場価格がなくなり、仮に全く売れないとすると、機械装置の価値はゼロとするのが会計の考え方です。機械装置の価値は、基本的にその装置が将来生み出す現金(キャッシュフロー)によって決まるのです」p208
「現在は、資本準備金と利益準備金の2つの準備金がセットになって、将来の欠損のてん補に備えるものになっていると理解しておくのがよいでしょう」p262
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会計の仕組み、財務諸表(損益計算書と貸借対照表とキャッシュフロー計算書)のつながりや、財務諸表と事業活動の流れとのつながりが非常に分かりやすく書かれているので、会計の勉強のスタートとして最初に読むべき本です。
私は日商簿記2級の資格を所持しているので、簿記の勉強してきたことの復習になったのですが、全体像への理解が圧倒的に違います。この本で正直、簿記2級レベル(正確には簿記と会計は違いますが)でやる内容がとても分かりやすい形で理解できます。(日商簿記の勉強前にこの本読んでたら、理解度や勉強効率が格段に上がっていたかも。)
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めちゃくちゃ面白かった。仕訳は、「こっちを動かしたらあっちがこう動くというパズルなんだ」としっくりきた。複式簿記は「二つの視点で会計を管理する」と言われるが、つまり、BSとPLの間で、ひとつ動けば、どこかが必ず動くという意味なんだと腑に落ちた。仕訳は、必ずBS PL内でバランスが保たれるようにするというルールになっている。
だけど、実際の仕訳をしてみると、このバランスが保ててないんじゃないかと思うケースがあった。そこで、本書で、まさにその答えがのっていて。
『PLとBSはつながっとるんや!PLの費用や売上の変動が、BSの繰越利益剰余金と連動するんや』という基礎知識が、仕訳するにあたってめちゃくちゃ役に立った。これめちゃくちゃ重要だった。
「利益と手元にある現金は違う」要因として、色々あるけど、主なものとしては2つあるんだなと整理。
・例えば、消耗品を現金で買うと、現金という資産が減り、費用としても計上される。しかし、資産(建物や備品)を購入すると、例え一括現金で支払ったとしても、全額費用として計上されない。毎年分割して費用として計上される(減価償却費)。
つまり、毎年費用として計上されるが、購入時以降は現金は減っていかないという仕組みになる。このことで、費用と現金に差異がでる。
・売掛金等のように、後から現金をもらえるような時は、現金項目は増えないが、売上(利益)としては計上する。
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2021.41
漫画版と合わせて読んで相当理解が深まった。
ここにnpo会計の特徴も合わせておしえてもらったので、あとは数見て考えて議論して。
をしていくぞー!
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向いてないんだろうか。。
知人の勧めで読みました。
が、「ここを読めば誰でもわかります。」「この部分は次の章を読めばわかります。」「私のような会計の素人でもわかるように…」というクッション言葉が受け止めきれず、内容がいまいち入ってこなかった。。
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2020年6月13日記述
増補改訂 財務3表一体理解法
國貞克則氏による著作。
2016年10月30日第1刷発行。
著者である國貞克則氏の略歴は
生年月日
1961年1月20日
出身地
岡山県備前市吉永町
学歴
1979年 岡山県立和気閑谷高等学校卒業
1983年 東北大学工学部機械工学科卒業
1996年 米国ピーター・ドラッカー経営大学院にてMBA取得
英語力 TOEIC 870点
職歴
1983年 (株)神戸製鋼所入社 プラント輸出、人事、企画、海外事業企画を経て、
2001年 ボナ・ヴィータ コーポレーション設立して独立。
2007年5月に出版した財務3表一体理解法を改訂した本。
一見したらページ数が多いけれども、それは3表を図解したページが多い為である。
㈱Leretto代表取締役社長の辰巳衛氏がTwitter上で本書シリーズを会計の勉強に強く推薦しており興味を持った次第。
個人的にも会計はわかった方が良いというのは理解していてたまに会計の本とかを読む機会はあったのだけれども簿記をよりわかるように解説した本が中心で、根本的な所が理解していたわけではなかった。
本書を読むと、BS(貸借対照表)PL(損益計算書)キャッシュフロー計算書がつながっているという指摘は目からうろこのような思いだ。
もし簿記を勉強している方がいたら、本書も読んだ方が良い。
いち早く全体像を掴んでおくことで細部までより理解できる。
財務三表とは連動している
これを図解しその動きを理解することが本書の最大の学びだ。
この事は強調し過ぎてもし過ぎる事は無いだろう。
それだけにレビューだけで本書の良さを伝えるのが
他の本よりも難しいと感じる。
印象の残った点
経済産業省の調べによれば、日本には約420万社の会社があるそうです。
この420万社の会社が行っている基本活動は3つしかありません。
すべての会社はお金を集める→それを何かに投資する→利益をあげるという3つの活動を行っています。
実はこの3つの活動をPLとBSとCSという3つの表を使って表しているのです。
お小遣い帳も家計簿も収支計算書です。
収支計算書の中の数字は、すべて現金の動きを表しています。
しかし、PLとBSの中の数字は必ずしも現金の動きを表すものではないのです。
会社も、1事業年度の現金の動きが簡単にわかる表を作っておいたほうがよいということになり、日本では2000年3月期決算から、上場会社等の有価証券報告書を提出する必要のある会社に対してキャッシュフロー計算書(CS)の作成が義務付けられました。
売上原価の下にあるのが、5つの種類の利益の一番目の利益である
「売上総利益」です。売上高から売上原価を引いたものです。
現場では、この売上総利益のことを「粗利」と呼んでいると思います。
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商学部を卒業していながら、営業時代に使っていたPLもどき程度の知識しかないワタクシ。
財務3表をそれなりに理解するための第一歩として評価の高かった本書を手に取る。
評判通り、素人にうぶ毛の生えた程度のワタクシにも入口はなんとかなったかなという感じ。
理解したという意味ではなく、とりあえず一旦読めたよという意味で☆5
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財務諸表を読むことはすごく難しく感じていたが、この本では今まで学んだのとは少し違った手法の解説がされていた。それぞれバラバラだった財務3表のつながりがわかりやすい。
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非常にわかりやすく、財務諸表そのものとそれらの関連が理解できました。手を動かして読むべきで、通勤中に読むには少しハードルが高いかもしれません。
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これだけでは不十分かと思うが、全体像をつかみ、次に進む意欲がついた。小難しいところがなく、わかりやすかった。練習問題がなく、自分の理解が確認ができないため(といっても新書でここまでできるのはすごい)、星マイナス1個。
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会計の素人が読むと大変ためになる本だった。
特に財務3表の理解については何度も読み返して、特定の企業の表と見比べながら勉強すれば基本ぐらいは理解できるようになると思った。