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資生堂の雑誌「花椿」で連載された対談集。
アラーキー氏の写真付き。
穂村さんて、こんなに足が長いのかとびっくりした。
肩幅あるし顔も小さいし。
エッセイで想像される男子の姿よりよっぽどカッコイイじゃないか。
対談の相手の一言がとても印象に残る本だった。
分量は短くても、内容が濃いのは穂村さんが聴き手であるのも大きい。
こういう対談のホストは、
いろいろなことをを知識の上っ面だけでなく知っていることが
対談を面白くする大きなポイントだと毎度思う。
瑛太の演じる穂村弘はすっごく見てみたい!
撮影用なのかもしれないが、女性がピンヒールを履いてる姿が多く、
こういうのがやっぱ絵として美しいんだろうなあーと思った。
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たくさんの人たちが登場し、それぞれ違う価値観を持っているが、共通しているのは、幸せに思われたくて生きているわけではなくて、どんな生き方をするのが自分にとって本当に幸せかをよく知っているところだと思った。
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ロマネスク美術の金沢百枝さんの本を読み終えたので、ほかにも彼女の本を読んでみようと思って、図書館で検索したらこの本がヒットした。
彼女の著書ではないが、これ以外の本が最寄りの図書館にはなかった。
どうしようかなと思ったけど、穂村弘の世界観も嫌いではないので手に取ってみた。
金沢さん以外にもたくさんの人が穂村弘と対談している。
雑誌の連載をまとめたもので、連載自体は2011から2012ごろのものらしい。
はっきり言えばちょっと古かったけど、そのタイムラグを楽しんで読んだ。
作家、俳優のほか、建築家や音楽関係など、わりといろんなジャンルの人が出ている。
新進気鋭の人ばかりでなく、女優では二階堂ふみから、宮本信子までが登場している。
わりと女性が多い感じ。みんな、きりっとしていカッコいい。
宮本信子のところでは、最近、夫の伊丹十三の育児エッセイを読んだ視点から話を見てしまう。なかなか良かった。
滝川クリステルが好きな異性のタイプを聞かれて、ミッションを共有できるひと、との答え。へえー。この本が10年以上前だから興味深い話だ。
二階堂ふみが大学でテニスのサークルではなく、テニスの王子様サークルに入った、のところで笑ってしまう。
テニスはせず、お菓子を食べながらテニスの王子様の話をするらしい。面白そう。(私は全然詳しくないけど)
綿谷りさがときメモが好きだったり、素顔が見られて面白い。
恋愛の話は別に不要なんだけど、資生堂の雑誌で連載していたから、こういう要素がつけられたのかな。
アラーキーによる、カラフルな写真も面白かった。
鳥居みゆき、藤野可織、鴻巣友季子、メレ山メレ子、大西麻貴(建築家、彼女のセリフ、家を建てるのってすごく面白いですよ。こんなに大きなもの1人じゃなかなか建てられないですから。が面白かった)、松本望など、読んでいて面白かった。