投稿元:
レビューを見る
まず、メンツがどちゃくそいい。
それから、装丁と写真もいい。
対談は相手によって話す内容が自然と違うのが面白い。
プロフェッショナルだなあという話もあれば、その人の人としての根源の話も、男女や人間関係の話もある。
穂村さんと相手の関係性から語られる、互いのリスペクトの上にある信頼関係が垣間見える相手は特に興味深く読んだ。
穂村さんの本音が引き摺り出されている様にも、にまにましながら。
あと読みたい本が数珠つなぎで増えて困る。
投稿元:
レビューを見る
鳥居みゆき「だめです、寂しがり屋です。でも基本一人が好きなの。知らなければよかったの、人と遊ぶこととかを。ご飯誘われて、生きたくないと思うのに結局寂しいから行って、やっぱ行かなきゃよかったって絶対思いますもん。周りが私が思い描いているような人ばっかりだったらラクなのに。」
投稿元:
レビューを見る
+++
誰よりも輝いているあの人たちに、いまいちどききたい。
輝いている人は、人に見せない“芯” がある。
歌人・穂村弘が贈る、いま最も活躍している41人との刺激的なトークセッション。
写真・題字:荒木経惟
+++
資生堂の花椿に掲載された対談をまとめたものだそうである。さまざまなジャンルで活躍する人たち――雑誌の性格上か女性が多いが――と著者が向き合い、いま訊きたいことを問いかけていくという趣向。第一線で活躍している人たちは、さすがに切り返しがお見事で、それぞれのプロフェッショナル感に感心させられる。著者は今回はインタビュアーという立ち位置なので、エッセイに見られる不思議ちゃん感はずいぶん薄いが、それでも、反応する場所が独特なこともあったりして、穂村ファンにも愉しめる。荒木経惟のモノクロ写真と、それにぶつけたようなカラフルな絵の具が、各人の個性を一瞬で切り取っているようで目を瞠る。隙間時間にも愉しめる一冊だった。
投稿元:
レビューを見る
その道のキラキラした人がどうしてそういう道に進む人になったのかを聞き出そうとして、同時に聞き手のキャラクタをも引き出される会話でした。むしろ質問攻めになっている回もあったりして。
投稿元:
レビューを見る
歌人の穂村さんと、41人のゲストとの対談集です。
41人のゲストは、その道の才能に恵まれた方たちばかり。
その天才たちに、穂村さんは『どうしてそんな風になれたんですか?』ということを、
非常に単刀直入に聞き出そうと試みるのだ。
ゲストから話を聞いているはずなのに、反対に色々質問されてしまっているところは
とても穂村さんらしくていいなぁと思うのだけれど
読み終わった後で、キラキラと輝くゲストたちよりも
『穂村弘』についてとても理解できた気になっていたのは
どういうこっちゃ・・・(笑)
投稿元:
レビューを見る
本谷有希子、西川美和、蒼井優、川上未映子、綿矢りさ、
武井咲、平松洋子、瑛太、二階堂ふみ、西加奈子、滝クリ
宮本信子、そしてユーミンともうそれはそれは豪華な顔ぶれ。
私が知らないだけでその他のメンバーもきっとすごい人たちなんだろうな。
アラーキーが撮った写真とともに対談が載せられている。
街並みは銀座にみえるけど…。
ほむほむもいまやすごい人なんやね。
投稿元:
レビューを見る
穂村弘さんの対談集。好きな人がいっぱい出てたので興味深く読みました。アラーキーの写真も楽しめました。なんか穂村さん、写真も堂々としててモデルみたいで対談も真面目で別人のようでした(笑)
投稿元:
レビューを見る
穂村弘といろんなジャンルで活躍している人との対談集。
1つ1つが短くてもっと話聞きたい!
アラーキーの写真もすごく良い。
当たり前かもだけど、みんな自分の意思とか考え方をきちんと言語化できてて、頭の中を垣間見えた感じ。穂村さんが油断したふりするからみんな一瞬フニャっとしちゃうんだろうな。
どのジャンルに対しても一定の知識があるのって、相手の話やすさ全然違うだろうし、引き出し方とかやっぱりすごいよなぁと思う。
投稿元:
レビューを見る
豪華すぎてくらくらした。好きな作家さんだらけ、しかもみんな美人で…。お顔を見たことなかった陣崎さんや松田青子さんも美人でびっくりした。
アラーキーの写真かっこいいし、対談は面白いし、俳優陣も組み込まれてるから見ごたえたっぷり
投稿元:
レビューを見る
綿矢りさが芥川賞を受賞した時のことを覚えている。学校の中がほぼ全てだった私とほぼ同い年(綿矢さんが1歳上)の、膝を擦りむいた可憐な女の子が、小説を書き、伝統ある賞を受賞し、メディアに露出している。なんやろう、居心地が悪い。心のザワつきがきこえた。
あれから10年以上経つけれど、同じような経験を何度もしてきた。村上春樹は30歳、星新一は31歳、司馬遼太郎は32歳、いや、夏目漱石は37歳!いやいや、2012年に75歳の黒田夏子さんが芥川賞したで!まだ大丈夫。表現する側にいける可能性はまだある。(思うだけなら誰でもできるわい!)
この本でほむほむと対談している皆さまは、いずれも若くして自分の道を見定め、まっすぐに突き進んでいる。苦しい。くるしい。こういう人たちに出会うのが一番苦しくて、自分のみっともなさを思い知る。そして、自分はやっぱり特別ななにかになりたいんや、と実感する。年齢はものさしにもなるけれど、絶対じゃない。と言いつつ、やっぱり今の自分へのがっかり感が止まらない…。
投稿元:
レビューを見る
歌人・穂村弘氏が話題の人物と対談する。
写真はアラーキー。
必ずしも、「わかりやすく」はないかな。
でも、わかりやすく言えないようなことって、ある。
そんなところがところどころに出てくるのが、穂村氏の味なんじゃないか。
投稿元:
レビューを見る
17/10/29 (74)
本谷有希子、蒼井優、岸本佐知子、皆川明、川上未映子、瑛太、二階堂ふみ、西加奈子と好きな方々が並んでてなんて豪華な対談だ!と。鳥居みゆきさんは一見すごく奇抜なのに言ってることがわかるなあて共感。
投稿元:
レビューを見る
穂村弘さんと才気ある方々との対談集。アラーキーの写真もありで豪華。美人度も高かったな。
才気ある方々だけあってやりとりも興味深いものが多かった。穂村さんの自著だと自分で好きなように装えるけど対人だとそういう訳にいかない。もちろん礼儀正しくお互いの仕事等についての話に終始してる場合もあるけれど普段付き合いのあるならではの鋭い言葉が飛んでいる場合もある。特に印象に残ったのは川上未映子さんで、思わずニヤリとした。
投稿元:
レビューを見る
短歌の売れっ子穂村弘が各界の有名人との肩の凝らないざっくばらんな対談の数々。いずれも共通するのはクリエイティブな分野で名を成した人たち。写真家の荒木経惟との対談もあり、荒木の撮った対談者たちの写真がこれまた楽しい。
それにしてもいろんな分野の美女たちが登場しているのも興味深い。男性より圧倒的に女性が多い。実に様々な分野で、彼女たちがどうしてその道を選んだのか、実に興味深かった。とりわけボクシング、クライム、ダンス、将棋などは珍しいだけに実に面白かった。そして写真を見る限り、似たタイプの美女たちだ。
脚本家(本谷有希子)、翻訳家(岸本佐知子、鴻巣友季子)、エッセイスト(平松洋子、メレ山メレ子)漫画家(渡辺ペコ、瀧波ユカリ)、アナウンサー(滝川クリステル)、ブックデザイナー(名久井直子)、作家(朝吹真理子、川上未映子、綿矢りさ、西加奈子、松田青子、藤野可織)女優(武井咲、蒼井優、二階堂ふみ、宮本信子)、囲碁(吉原由香里)、将棋(伊奈川愛菓)、クライマー(尾川智子)、ダンサー(康本雅子)、ボクサー(伊藤沙月)、芸人(鳥居みゆき)、美術史家(金沢百枝)、歌人(陣崎草子)、建築家(大西麻貴)、音楽家(青葉市子、ハルカ、松本望)、映画監督(西川美和)、歌手(松任谷由実)、美術ライター(橋本麻里)、フードスタイリスト(飯島奈美)。一方、男性は荒木の他、劇作家(藤田貴大)、デザイナー(皆川明)、歌人(枡野浩一)、俳優(瑛太)、演出振付家(金森穣)と僅か6名。
投稿元:
レビューを見る
輝いている人は、人に見せない“芯”がある-。松任谷由実、川上未映子、瑛太…。歌人・穂村弘が贈る、いま最も活躍している41人との刺激的なトークセッション。『花椿』掲載を書籍化。
最後にアラーキーとの対談もあるのだけれど,KaoRiさんのことを語っていて,微妙に感じた・・・。