紙の本
キレてる英語
2016/11/29 20:34
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投稿者:とるまさ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「英語通なら」とのタイトルだが、どの学習者にも参考になります。さすが在米30年の著者ならではの情報力です。本書でアメリカの現地感覚を身につけたいものです。英語学習者にアクセントをつける良書です。
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読了:2017/2/22
part5 思考・判断・発想が特に
Not that I know of.
cautiously optimistic
とか面白いのが多かった。
ITS(見えざる教師症候群)について何回か言及されているところが勉強になった。
p. 52 Am I all set?
やるべき(やり残した)ことはありますか?
→今読んでるOrdinary GraceでArielがステージでリハーサルを終え彼氏が迎えに来たとき、"All set?" と聞いていた。
p. 70 More and more people are drinking tea. を英和・和英訳する場合を考える話はとても面白い。
Nowadays, the number of people who drink tea is increasing. 学校、予備校の先生ならマルをくれるだろう。
→Z会の英作文テキストがこんな感じだったなぁ〜。ITS症候群。
p. 122 ポイントは、第一声で100%伝えられなくてもいいということ。英作文の問題を出されて解答しているわけではないのです。でもITSの症状がある人は、授業中に先生にさされて問題の回答をしようとしている時のような緊張した心理状況に自らを持っていってしまい、しかも思考が硬直しているので「くねくね」で頭を抱えて、それ以上進めないのです。
覚えておくべきことは、会話はそもそもやりとりなので、大抵の場合相手も歩み寄ったり助け舟を出してくれるということです。すぐにどう言っていいか分からない場合には、型にはまった発想で泥沼に入らずに、他にどういう言い方があるかを考えるクセをつける(頭をフル回転させる)と、コミュニケーションの力は伸びます。