0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:L - この投稿者のレビュー一覧を見る
アニマルセラピーは動物をなでたりするばかりだと思っていましたが、ぜんぜん違いと思い知らされました。それにしても新しいことを積極的に進める聖路加国際病院はすごいなと思いました。
投稿元:
レビューを見る
2017/5/29
493.9||オ (5階自然科学・医学)
日本で初めて小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた聖路加国際病院。入院中であっても子どもたちが豊かな時間を過ごし、困難を乗り越えていけるように、行われている取り組みを、4人の子どもたちの生死を通して描いた感動の記録。
難病と闘う子どもたちの思いにふれてください!!
投稿元:
レビューを見る
死と向き合い、長期入院する小児科の子どもたちの元にセラピー犬が訪れる。やわらかく温かい犬に触れて心を開いていく子どもたち。聖路加国際病院で出会った子どもたちの姿を描いたノンフィクション。医師、看護師をはじめたくさんの医療スタッフによるトータル・ケアについても知ることができます。
投稿元:
レビューを見る
犬との触れ合いだけでなく、闘病中の子どもだけでなく家族へも心を配る病院の取り組みにも心を引かれました。
投稿元:
レビューを見る
日本で初めて、小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた医療機関、聖路加国際病院。そこでは、難病と闘う子どもたちが豊かな「子どもの時間」を過ごせるように、様々な取り組みがなされている。子どもたちや肉親がつらい治療やそれ以上の困難を乗り越えていけるように。医師、看護師、保育士、心理士、チャプレン(病院で働く司祭や牧師)等、数多くのスタッフたちの取り組みを4人の子どもたちの生死を通して描いた、感動の記録。
ところどころ、泣いてしまった。セラピー犬のことはもちろん書かれているけれど、それぞれ病気と闘う子供たちの力強さや健気さが胸に迫る部分が多くて、いかに子供たちが治療に対して前向きにやっていけるように様々な工夫がされているかを知った。私は医療従事者だが、ここまでトータルケアをできたことは正直一度もない。自分の生き方、働き方として頭にとめておかなければならない大事なことを教わった気持ちでいる。