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天才調香師レオが王子様すぎて笑けちゃうのだが(大変すみません。つーかお前がゆうなという)調香のための調査や謎解き、香水のうんちくは面白いです。
イタリア好きもありまして、多分続きが出たら読むと思われます。
ハーレクインは砂吐いちゃってダメな私でもイケたので、ロマンチックすぎるのはどーもアレだけど、乙女成分を少々補充したいなあという時によろしいかと。
あ、エッチな要素はまるでないです。
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美しい本に出会ってしまった。
そんな印象です。
調香師という職業が取り上げられる小説も珍しいため知識も広げられる一方、文章自体も非常に美しくストーリーも素敵。
ロマンスもあるがストーリーに対して花を添える程度であり、ベタベタしたラブロマンスが苦手な人でも読める内容になってる。
残念な点としては、終わり方が中途半端な印象。
最近の本に多いが続編が出る余地を残した終わり方が個人的にはあまり好みではないため、伏線を残しつつももう少し綺麗に終わって欲しかった。
だが、それを踏まえた上でも読んでいて幸せになる一冊だったため★5。
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なんて美しくて芳しい物語なんだろう。
美しい絵を、香りを、景色を、人の想いを、五感で読む物語でした。
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香水に興味があったので、気軽に読めそうな、香水がテーマになっている小説をチョイス。
絵画、色彩といった視覚や、味覚、もちろん嗅覚に訴えてくる描写にワクワクしました。安心して読めるストーリーもよかったです。
人間の汚い部分や、リアルな生活感の描写は殆どないので、好みによってはそこを物足りなく思うかもしれないけれど、綺麗なものを読みたかったので満足。今後悪役も出てきそうな終わり方なので、続編も出るのかも?続きがあるならぜひ読みたいです。
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天才調香師レオナール・ヴェイユは、若くして世界的大ヒットとなる香水を開発した一流調香師。香りに色が見えるという共感覚を持ち、誰にも作れない斬新な香水を生み出してきたレオナール。世界的なヒットを飛ばしたあと、依頼者だけのための香りを生み出すプライベート調香師となった謎多き彼に、主人公・月見里瑞希は依頼状を出すことになった。
瑞希の願いはかなえられるのか、レオナールは何を手がかりに香りを作りだしていくのか。共感覚を手がかりに、絵画や薔薇にまつわる謎を解き明かしながら、色を香りに変えていくレオナールの鮮やかな手さばきが心地よい、香りにまつわる物語。
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天才調香師でお金があって顔が良くてスイーツが大好きで性格も悪くなくって日本語も含め数か国語が分かる…って、かなり都合が良い条件だけれど、こういうのって永遠のあこがれ。女心をギュッと掴むわね。場合によってはスゴスゴ引いちゃうけれど。上品なくせに押すところは押しまっせ!的なレオ、好きだわ~。でも母ちゃん怖そww。続編ありそうな終わり方で楽しみです。
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25年間、悔やみ続けた過去。亡き父が母に送り続けた絵画や花。なかでも一番最後に送られた絵画「女神の庭」この謎が解明されたとき、世界にたった一つの香水がレオナールの手によって調香される訳だが、「あ、好きだ」と読み始めてすぐ感じ取った。
話しの展開上、どうしても過去の部分は切なくなるが現在軸の瑞希とレオナール、春人と裕奈夫妻と柔らかな空気を纏う登場人物ばかりに悲しさばかりが強調されないのが、また読みやすかったです。
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お上品な作品。
香水、フランス人の紳士、ってだけでお上品感増すか。
あとは、とても美しいピュアな愛の物語。綺麗すぎる愛の物語
2022.9.9
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香水には縁のない生活をしている私だけど、こんなふうに香りを感じられるなら、体験してみたいなぁ。この本を手に取ったのは偶然だったけど、いい出会いだった。