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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る
なんと言うかこのかたの他の作品よりは
読後感に弱さを感じました。
もっと面白くできたんじゃないかなぁ?と感じつつ
理由が弱い気もする。
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なんとか殺人事件といタイトルの本は基本的に買わないのだけど、こどもの城との違和感で購入。
実際にこんな事やってる賢しい高校生も居るんじゃないかと思う話もあり恐怖を感じる。
殺人事件そのものは、更に人の心の根深い部分に起因するのだけど、結果、登場する高校生は誰も救われない。
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題名とは違いダークな感じだ。この作者らしく現代の暗い部分と隠された展開が楽しめた。 2016.12.2
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なかなか読み進めても捜査が進展せず、行きつ戻りつ、なのに興奮して、結末は賛否別れる感じですが私は気に入りました。
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個人的に驚かされたというか、
うまく言葉で説明できない
驚きに似た感想を持ってしまう作品でした。
うう、言葉が見つからない。
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面白い。思春期の少年少女の危うさ、苦悩、そして怖さを丁寧に汲み取っている。一気読みでした。
あらすじ(背表紙より)
男子高生の刺死体が、青山の路上で発見された。被害者は近隣の名門校に通う17歳、原田聡吾。美形で成績優秀、評判の優等生だったが、恋人の敷島亜子は、生前に彼が凶悪犯罪に関与していたとの情報を得る。同級生達の証言は食い違い、亜子は聡吾の親友から、警察捜査を妨害するよう指示された。彼は、聡吾は幼い頃に自分と交わした約束を守るため死なねばならなかったと言うのだが…。どんでん返しが冴え渡る、青春ミステリ。
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高校生というのは、なんとも微妙な時期。
作品の中心にいる5人の高校生は、普段は行動をともにする仲間同士だが、特異な状況に晒されたとき、それぞれが違った感情を違った形で発露させる。
そのどれもが、大人にも子供にもない複雑な胸の内を反映している気がしてリアリティがあった。
ラストは想像していなかった展開だったが、正直そこよりもそれに至る人物描写がこの作品のメインかなという印象を受けた。
ただ、少年犯罪や仲間内でのいざこざが描かれている部分は読んでいて辛いものがあった。
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"嘘"をテーマにした一冊といって良いのだろうか。
17歳の高校生達による、薬物、殺人、と同性愛、純愛による苦悩。
ヒキタクニオ氏らしい、ネタ回しとカメラワークというか視点の運び方。
セリフが時にVシネ臭いところも散見するが、氏らしさが変わらないので素晴らしい。
かつて、キレる17歳が社会問題になった時期があったが、昨今のスクールカーストから闇社会へのシフトが鮮明に描かれている。
誰か、何かを守る為に吐く嘘。
死して尚、貫こうとする嘘。
葛藤という言葉がしっくりくる。 『解法少女』に次いで、青少年達を題材にした一冊。
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スクールカーストのてっぺんにいる人達のお話なので、現実味が薄いマンガみたいな感覚で読みましたが、実際にあったらとても怖いけど、あるかもしれないなと思えるのはこの作者の力なのかなと思います。
警察が取調べで真実に迫っていくところが面白かった。最後、クローゼットの意味がわかると、ああそういうことね、となるがこれは予想できない角度だった。偽証のモチベーションはこれだったのかと。
途中の「負けるなって小さな声で呟いた」が秀逸。
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登場人物の誰ひとり魅力がなくてびっくりしちゃった。まあ、ミステリーにありがちなギミック重視の小説なのかなって思って読み進めたら最後の最後で「いや、指紋は????」ってなって愕然。ミステリーとしての体もなしてなかった。これちゃんと校正入ってる?? 大丈夫??
久々に全部読んだ上で☆2をつけました……。