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シリーズの続きということで読了。アオヤマくん、前に比べれば「全然違います」と言われなくなりましたねw 今回も小さなお話が重なって大きなストーリーが描かれるお話。珈琲にまつわるタレーランの名言を思い起こさせるような展開に、一気読みでした。 ところで今作は一つ気になる点が。エピソードでの美星さんの“語り”は、果たして「読者」に向けていたものだったのでしょうか?もしかしたら、誰かに届けたい「意味」が隠されていたのかなと……。想像しすぎかもしれませんね。もちろん続刊待望。こんな物語を紡いでみたいです。
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「源氏物語」イコール「あさきゆめみし」世代の私…もう一度 読み返してみたくなった♪美星さんの 推理も キレキレ!!
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めちゃくちゃイチャついている…笑
源氏物語について、少し知識がついたような気がします。
名前と源氏物語の関係や世界のコーヒーの話等々、今回も楽しく読ませていただきました。
鴛鴦茶、飲んだ事はありませんが本当に美味しいのでしょうか……。
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(内容)
アオヤマが理想のコーヒーを探し求めるきっかけとなった女性・眞子。11年ぶりに偶然の再会を果たした初恋の彼女は、なにか悩みを抱えているようだった。後ろめたさを覚えながらも、アオヤマは眞子とともに珈琲店“タレーラン”を訪れ、女性バリスタ・切間美星に引き合わせるが…。眞子に隠された秘密を解く鍵は―源氏物語。王朝物語ゆかりの地を舞台に、美星の推理が冴えわたる!
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このシリーズって、各巻ごとに雰囲気がまちまちなんだよなぁ。なので、登場人物のイメージが、いまいち定まりません。なにかもっと筋を通したほうが良いと思うけどなぁ。
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タレーランシリーズ5作目ということで、読んでみました。今回は、青山さんの意外な過去が明らかになっていきます。そして、ようやく美星さんとの恋も動き出しかに見えたが、これでようやくハッピーエンドの感があり、もしかしたら、これで完結なのかもしれないな。
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不倫とか本当にいらない、でも救われて良かったです。美星さんのモヤモヤも最後に晴れ渡ったようで、このムズきゅんは嫌いじゃないなぁ。市内から宇治へ。馴染みあるだけに「?」な地理関係もまた楽しく♪アオヤマも隅に置けないけど、ちゃんと「好きな人がいる」って伝える辺りはニマニマです。謎解きはなんとなーく私も想像がついた所もあり。全体としてとても読みやすくて面白かったです。
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今回はこれまでとは違って珈琲ネタの少ないアダルティな感じなお話だった。これはこれで親近感が面白かった。
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よく練られたストーリーだと感心しながら読んだ。推理するところもなるほどと思うことが多く、面白かった。ただ源氏香に関しては、えーそうくるかー・・・と思いつつ、全体的には、京都の雑学もたくさん散りばめられていて楽しく読めた。
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久々の新刊だ!と期待して読んだのだけど、ややがっかりの出来だった。収録されているいくつかの話を横断して提示されている大きな謎も、謎解き要素、謎の大きさともにいまいちで魅力がない。各話毎のストーリーも、どうにも救いがないなあという感じ。もともとそういう雰囲気のシリーズだが、この間は特にそれが感じられた。
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源氏物語と主人公の中学時代のあこがれとが微妙に絡まったお話。 淡い恋の物語とみれば、素直に良い恋愛小説として、読める。そこに少し謎が入って、美星の推理が入って愛でたしとなるところは良いかな。 まあ素晴らしい、どんでん返しで等は無いけど、ほのぼのとした感じがあります。
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アオヤマの初恋の人との再会が物語のスタート。源氏香の下りはやや難易度が高いような気がするが、今回もたのしく読めた。垂井蘭ちゃんは惜しかったが。
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源氏物語の「浮舟」 不倫の話。
源氏物語を知らなければ先を論理立てて予想しづらいという意味ではミステリとしては微妙なのかもしれないけれど、さらっと読むには楽しめる。
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シリーズ5巻目、ビブリオもそうだしタレーランもだけど、一巻完結型お仕事ミステリーは前巻までどんな内容だったっけ?と思い出せない。
一巻のときからずいぶんキャラクターが変わったアオヤマだけど、この巻のラストは「このままシリーズ終わりでいいかもなぁ」という余韻を残した終わり方だった。
「この謎、おいしく挽けました」
タレーランに持ち込まれた小さな謎は、十一年前のアオヤマの話からだった。
アオヤマが中学生のとき、相談相手としてよく会っていた女性、眞子との再会は十一年ぶりだった。
タレーランの格言通りのコーヒーを見つける、という約束を果たすために眞子をタレーランへ誘うも、美星はアオヤマと再会した彼女の真意をズバリ問う。
源氏物語の宇治を舞台に、物語に見立てて話が進む。
次の巻はあるのかな?あるともないともいえないラストである。
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シリーズ5作目。語り部役のアオヤマが理想のコーヒーを探すきっかけとなった女性が登場しヘビーな展開に…。
美星がほんの些細なことから真相を見抜くのは超人的で無理がある気がしますし、題材として使われている源氏物語が浮いている感じで、ミステリーとしてはいまひとつといった印象。
また、前巻とは違ってコーヒーに纏わる話が絡むようになりましたが、「その謎、たいへんよく挽けました」の決め台詞はなく、シリーズとしてみても不満が残ります。