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タイトルの『山猫珈琲』は湊さんの好きなもの三つだそうです。
その通り、山のお話は結構でてきました。
それに湊さんは長男のお嫁さんだったのですね。知りませんでした。
湊さんの小説は結構読んでいますが、エッセイは本書が初めてです。
エッセイは著者の考え方や生活の一部が見えるので、読んでいて楽しいです。親近感がわいたりします。
イヤミスの女王、湊さんの私の勝手なイメージは、知的で物静かな感じでした。
見事、覆されました。
印象に残ったのは
「時々、自分の作った世界は、思い描いた通りに伝わっているのだろうか、と考えることがあります。しかし、そうである必要はないとも思うのです。」
という言葉。
湊さんが書かれた世界の受け取り方を読み手に委ねられいるようで、こういう言葉は適当でないかもしれませんが嬉しかったです。
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新聞に発表したものを集めたものだからなのか、小説のようなパンチに欠けていて物足りない。
でも、素は、こんな何気ない人なのかもしれないなぁ。
そんな人があんな物語を次々産み出していると思うと逆にニンゲンって怖いわねぇと思ったりもして。
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とても面白かった。
サクサク読めた。
湊かなえさんの本は恥ずかしながら読んだことがなかったけど、ぜひ、読んでみたい。
やはり王道に告白、からかな。
虚栄心、忙殺、繊細さ、等々。
とても親近感を持てる方だった。
淡路島に鯛そうめんと、鱧を食べにいきたい。
渦潮も見たい。
サイクリングも楽しそう。
とても心惹かれる話だった。
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エッセイ集の前巻。湊かなえって因島出身だったんだ。そして、今淡路島に住んでるんだ。全然知らなかった。しかし、普通に主婦をしていた人がこんな売れっ子作家になるんだもんな。しばらく読んでないけど、また読んでみようかな。山女日記の続編も出たみたいだし。小説とキャラが変わる三浦しをんと違って、ほんとに普通のおばさんというか、普通の一般人の日常って感じがした。上品な女性な。でも田舎の長男の嫁という。おせち作ってたとか、料理は得意だけど好きじゃないとか。そもそも家庭科の先生として海外青年協力隊でトンガ王国に2年間行ってたとか。私からしたら何て波乱万丈な人生なんだと思う。そして淡路島の名物料理のおいしそうなことと言ったら。淡路島で鱧がとれるなんて全然知らなかった。しらすとか。玉ねぎしか知らなかったよ。
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何も知らず、まさかエッセイ集だとは思わずに図書館で借りました。湊かなえさんの作品を読む上で、読んでおくべき本!優しく、地元愛の強い、個性的な湊さんの人柄がよく表れています✨
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湊かなえさんのエッセー集、「山猫珈琲」のタイトルに惹かれ手に取った本。湊かなえさんがミステリー作家だとは知ってるのですが最近になって「山女日記」しか読んだことがないので2冊目になります。
冒頭からエッセー書くの苦手だとか言われてましたが、淡々と書かれる文体に感情が読み取れず馴染めるかなって戸惑ってましたが好きな物3つ並べてタイトルにしたとかで嬉しくなりました。私もこの3つ好きだけどあえて私がエッセー書くならタイトルは「山猫焼酎」になるかなって妄想してました。
田舎の長男のお嫁さんとかおっしゃってますがとことん凄い人で兎に角アクティブ、学生時代は自転車で北海道1周されたとかですが友達にトラブルがあって一人で周られたとか・・、アパレル関係で海外協力隊に行かれたとか・・
数々の武勇伝お持ちのようで語りだしたら止まらなくなるくらいありそう。夫婦関係も円満だっておっしゃってましたが結婚記念日覚えてないとかで大丈夫かなって思ったりですが、過ぎたことには捕らわれず前を向いて進んでいる人なんかなって感じました。売れっ子作家ですしねw ご主人はその気のないふりして10カラットダイヤ渡されるとか憎いことする人なんだ。
淡路島にもいってみたいし、鳴門海峡の渦潮みてみたくなりましたww
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半分ほどしか読まなかったけど淡路島と食べ物の話しかなかったような。
もうちょっと他の話題も欲しかった。
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何気ない日々の中に考えさせられる言葉が並ぶ。
こんな風に物事を捉えることが出来るからこそ、書ける物語も沢山あったのだろうなと思う。
丁寧な文の中に日常が見え隠れするのが、作家とはいえ普通の人と変わらないのだな。
「イマジナリー・ノベル ~『Aokage』(ポルノグラフィティ)~」
願掛けをした先には。
時間に遅れてくる理由が適当な嘘でないと分かるからこそ、仕方ないなと許してしまうのかもしれないな。
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好きな作家です。日常の何気ないことや、若き子頃の事や体験が書かれてあり、大変身近に感じました。私も山が好きです。登ってみたいなー。海外青年協力隊でトンガに行っていたということにもびっくり‼️
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こんなに可愛い人いるのか?っていうくらい可愛いほっこりエッセイ
文美保険というものを初めて知りました!勉強にもなって淡路島と山の魅力満載の1冊