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文化人類学や社会心理学や空間デザインなど様々な観点からMUJIについて語っていて、面白かった。
たとえMUJIに興味がない人でも、これを読めば店舗での商品やその見せ方が気になって見に行きたくなってしまうだろうと思う。私は見に行きたくなった。
世界を隔てる4つの隔たりの話や、西洋東洋で別れる自然や美術との関わり方、MUJIに通じる禅や茶道の「余白」の概念や、エキサイティングな幸福感と穏やかな幸福感の話など、本当に色々な話が聞けて面白かった。読んでいてちょっと博識になれた気がする。
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無印良品の商品開発やコンセプトなどの考え方について知ることができ、ものづくりの参考になりました。
より深く、裏側まで知ることで、無印良品の良さや凄さを感じられて、もっと好きになりました。
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・MUJI式世界で愛されるマーケティング
なぜ?と物事を疑う癖をつける(前提から疑う)
細部にも妥協を許さない
商品1つ1つにブランドがあるわけではなく、無印良品としてのブランド価値があるからこそ、
どんなに売れそうな商品であっても、無印が出すべき商品なのか?
この視点を忘れずに商品開発をしなければならない。
ポジショニングや経営戦略において、MUJIは一般的なブランドと反対のことを行なっている。それがMUJIのブランド価値を生みだしている。
他社がやっていることと同じことをやっても、同じような結果しか生まないし、模倣される。→価格競争に巻き込まれる。