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幼少期からかんしゃくを起こしやすく、大事な人の人間関係を壊してしまって後悔したりとか、最後は拳銃自殺したことなども知らなかった。
有名すぎる画家なので、生きている間もそれなりに上手に毎日を過ごしていたのだろうと勝手な想像をしていたのだけれど、全然そうじゃなかった感じなんだな…。
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「有名な『ひまわり』をはじめとして、小学校の教科書にも多くの作品が掲載されている画家フィンセント・ファン・ゴッホ。一度見たら忘れられない彼の傑作の数かずは、どのようにして生みだされたのか? 生涯を通して固く結ばれた弟・テオとの絆、報われぬ恋、理想と挫折、そしてパリでの開花など。魂の画家とも呼ばれるゴッホの、波乱に満ちた生涯を、ドラマチックに描きあげます。
巻末には、産業革命や印象派芸術の勃興など、ゴッホを取り巻いた当時の社会的な状況がよくわかる記事も掲載。後期印象派の巨人・ゴッホの作品を、より深く理解することができるようになる一冊です。」
・人物に関係した地域、地図
・人物紹介(カラー、絵あり)
・はじめの15ページぐらいカラー。
・キラキラしていない、今風の絵。
・総ルビで小学校低学年から読める。
・監修がしっかりしている。
<ためになる学習資料室>
・もっとよくわかる〇〇(時代背景、専門用語や歴史用語の解説)
・人物をとりまく人(写真あり)
・人物の生きた時代 年表、世界と日本の主な出来事
・人物が残した言葉
・参考文献
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ゴッホの激動の人生が見える伝記
最愛の弟、テオとの関係に時折涙が出そうになった。
癇癪持ちで、家族から距離を置かれてしまうようになっても兄を支え続けるテオとそれに答えようと悶えるゴッホ..
最期に弟を想い、自ら命をたった兄。
それに続くように亡くなる弟。
有名で精緻な表現をする偉人な反面、不器用なゴッホに同情せざるを得なかった。
家族構成や実は同じ誕生日、同じ名前の兄がいた事も衝撃。
たとえ僕の人生が負け戦であっても、僕は最期まで戦いたいんだ。
虫だって光が好きなのと嫌いなのと2通りあるんだ。人間だって同じだよ。
考えれば考えるほど、人を愛すること以上に芸術的なものはないということに気づく。
直感力違と想像力を抑え込んではいけない。